「おいしい給食 炎の修学旅行」
を観てきました。
ストーリーは、
1990年、函館。給食を愛する中学校教師・甘利田幸男は、アレンジ給食の天才である生徒・粒来ケンと静かな闘いを続けていた。ある日、3年生の修学旅行の行き先が、青森・岩手に決定。旅先でケンが他校の生徒に絡まれ、止めに入ろうとした甘利田の前に、かつての同僚・御園ひとみが現れる。
というお話しです。
1990年初夏、函館。給食をこよなく愛する中学教師・甘利田幸男は、今日も献立に心をときめかせて校門に立つ。だが、そんな彼の前に立ちはだかるのは、アレンジ給食の天才・粒来ケン。二人の静かな“給食バトル”は続いていた。
そんなある日、職員室で修学旅行の行き先が発表される。青森・岩手の2泊3日。生徒の学びの旅と説きつつ、甘利田の頭の中はご当地グルメでいっぱい。フェリーで本州に渡り、わんこそばを楽しみ、せんべい汁に舌鼓を打つ甘利田にケンはまさかのアレンジ勝負を仕掛ける。
そんな旅先でケンが他校の生徒に絡まれるハプニングが発生。止めに入ろうとした甘利田の前に現れたのは、かつての同僚・御園ひとみ。修学旅行は、波乱の予感!?
果たして、函館を離れ、みちのくの旅路で甘利田幸男は、どんな食に出逢うのか、そして粒来ケンとのご当地料理対決。何故か給食交流会なるイベントまで発生しスパルタ教師との確執まで生まれてしまう。果たして甘利田は生徒たちに休職の大切さを教えることが出来るのか。後は、映画を観てくださいね。
おいしい給食の新作です。待ってましたぁ~!今回も甘利田先生がやってくれました。楽しかったなぁ。このシリーズを観るようになって、給食がこんなにも美味しく感じられるモノだと初めて知りました。
私は中学校はお弁当だったので、給食は小学校でしか食べたことがありませんでしたが、食が細くて食べるのに苦労した思い出しかなく、どうしても食べられない時はこっそりとパンを持って帰ったりして、美味しい給食という思い出が無いんです。辛い事しか覚えていないの。身体に合わせて少な目にするとかして欲しかったな。なので、給食の時間が楽しみという感覚が全く無くて、この映画で初めて給食っておいしそうだなということに気が付いたんです。
でも、あの牛乳はどうなんだろう。牛乳が飲める人は良いけど、牛乳を飲むとお腹がゴロゴロしちゃう私はそれも辛かったな。私が小学生の頃は”給食は残さず食べるように”と言われていて、自分の席で食べるように決められていて、この映画の花堺中学校のようでした。
忍川中学は自由ですよね。1990年という設定なのでそんなに私の時代と変わらないような気がするのですが、小学校と中学校では随分と違うのかな。席を移動しても良いし、残ったら好きな人がジャンケンで貰えるし、少しにして欲しければ減らして貰えるし、食べられない分は残してもそんなに怒られなさそうで、これなら楽しく給食が食べれるのかなって思いました。
甘利田先生は本当においしそうに給食を食べるので、生徒たちも気持ちよく食べられますよね。先生がいつもむっつりとしていておいしそうに食べていないと生徒もなんとなくつられておいしくない気持ちになっちゃいますよね。食べ方もそうなんだけど、汚い食べ方されると、気分悪いですよね。
上品に食べろとは言わないけど、おいしそうに食べてくれたら、そんなに下品に見えないと思うんです。気持ちなんですよ。そして友達と一緒に食べて、嫌いな食べ物とかを友達と交換したり、おいしい食べ方を考案したり、勉強じゃないけど良い教育になる時間だと思うんです。そんな時間を楽しく迎えさせてあげられる甘利田先生は凄い先生なんだと思いました。
函館の忍川中学の修学旅行は青森・岩手なんです。なんか関東に住んでいる者としては、函館と青森ってすぐ近くなんじゃないかって思うけど、修学旅行で行くような場所なんですね。考えてみれば青函トンネルを通っていくのだから、遠い場所ですよね。あれ?フェリーで渡ったと言ってたなぁ。この時代、まだ青函トンネルは出来ていなかったのかな。
先にせんべい汁を食べて、その後わんこそばだったかな。わんこそばって食べてみたいなぁ。どんどん入れられちゃったら大変そうだけど、でも”そば”なら沢山食べられそうなんです。あれ、そばつゆはどうなってるのかな。そばつゆは最初から入っているのかな。ぜひ食べに行きたいです。
花堺中学の給食もおいしそうだったです。芋煮汁があったんだけど、サトイモが沢山入っているようでした。うーん関東でいうけんちん汁みたいな感じかしら。おいしそうだなぁ。それに給食にアイスクリームが付いてました。そんなことがあるんですね。アイスを給食で食べた覚えは無いんだよなぁ。
そういえば、今回のヒロインは御園先生で再登場でした。以前とは変わっていて、樺沢先生というスパルタ教師に共感しているように見えました。こんなに変わっちゃうんだって感じでした。でも、きっと昔の自分を思い出して、優しい先生になってくれるのかなと思いました。
このシリーズはまだまだ続くかな。だって面白いもん。給食がメインのドラマがこんなに楽しめて面白いなんて、本当に観ていて幸せになります。給食が苦手だった私も、給食をもう一度食べてみたいなと思うほどでした。それに市原さん、上手いですよねぇ。甘利田先生は彼にしか出来ませんよ。こんなに極端なことをしてくれて、本当にありがとう。本当は超イケメンでカッコいいのに、ここまでしてくれて、本当にありがとうございます。
私はこの映画、超!超!お薦めしたいと思います。これは誰が観ても笑って楽しめて、気持ちが良くなる映画だと思います。給食がもう一度食べたくなりました。昔の方が、今の学校の給食よりも豊だったんじゃないかな。栄養素は十分でも、見た目がおいしい給食にして欲しいですよね。ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。![]()
「おいしい給食 炎の修学旅行」














