岩手県外に住んでいた時の
花巻のイメージと言えば
宮沢賢治に纏わるアレコレと、温泉
岩手県民となって
インスタグラムで
#岩手
をフォローするようになって
初めて知ったのが
マルカンビル大食堂
岩手県民であるうちに行ってみたい
ということで、行ってみました
2016年に閉店した
マルカン百貨店内で営業していた食堂
そこからの復活劇が
本にもなっているということを
現地を訪れるまで知りませんでした
沢山の方々の愛と力が支えている食堂
1階にはこんな立札が
行きは一目散だったので
目に入っていませんでした
気付いて撮影したのは帰り道
6階フロアに到着すると
両側に目線の高さも超える
ショーケース
その中に並ぶメニュー見本の数々
目も意識も奪われてしまって
決めなくちゃっていう思いと
しばらくこの狭間で
ボーっとしたいという思いと…
私は数ある中から
食堂の名前がついている
「マルカンラーメン」を
息子は迷い過ぎて「中華そば」
食券を購入後
自由に席を決め着席
スタッフの方を呼んで食券を渡します
着席するなり息子
「ここまで来て中華そばって…」
と、頭を抱え、ごねている
結局、配膳されたそれを食べ始めたら
口に合ったようで、即ご機嫌
食後はずっと迷っていたホットケーキを
ミニバージョンで追加オーダーして
思い残すことなかったようです
私は私でマルカンラーメンと
プリンパフェ
プリンパフェ頼んだから
名物のソフトはやめておこうとしたら
夫がオーダー
これを箸で食べるのが名物とのことで
帰りに再びショーケースの前
混雑時間も過ぎていたので
足を止めて眺めてみました
次、来られたら…
あれが気になる、これが気になる
と、息子と話す時間もまた楽しかったです
着席すれば
学生時代の学食を思い出し
メニューを見れば
幼い頃に訪れた
デパートのレストランを思い出す
何とも魅力的な、特別な空間でした
この場所を残そうと奔走してくださった方々
そして今も尽力してくださっている方々に
感謝せずにはいられない時間でした
マルカンビルへ向かう途中
立ち寄った道の駅で
「酒ケーキ」を発見
夫の地元(県南)にも
作っているところがあるので
存在は知っていましたが
こんなに種類を見るのは初めて
こんな感じで
ふわふわのカステラに
お酒がしみこませてあります
よくよくパッケージを見てみたら
日本酒のものもあれば
焼酎のものもありました
夫の地元のものは日本酒だったから
酒ケーキと言えば日本酒だと思っていたけれど違った
お酒によって味わいに違いのあるが面白いです
そうそう、この日の夜
息子に
「今日、楽しかったね」
と言ったら
「食べただけで楽しいって、おかしくない」
とぶった斬られました
食べるの大好きなんで
転勤で訪れた先々での食べ歩き
母は楽しいのでーす
約1年後、再訪しました