こんにちは、ゆきです!

早いもので10月末。朝晩は随分冷え込むようになりましたね。

わたしは静岡でも山間部に住んでいるので、朝晩は一桁半ばの日が増えてきました…苦笑

いや~寒いですガーン

さて、silent 第4話の感想です。

印象に残ったところを中心に書いていきます。

 

一言で言うと、湊斗回でした。

結構切なさを感じましたが、湊斗の言っていることが分かるな~と。

なので、湊斗のセリフが今回も印象に残りました。

 

・想と湊斗を信じている紬

3話終盤で想と再会した湊斗が、想に自分の思いを吐露し、

紬の部屋から飛び出していったのを追いかけた紬。

想に自分の気持ちを伝えてほしいと紬に頼む湊斗でしたが、

紬に自分で伝えなきゃ伝わらないと言われ、二人で紬の部屋に戻ります。

そんなところから4話が始まり、紬は湊斗と想を部屋に残し弟と部屋を後にします。

紬は湊斗と想がまた以前の様に話せるようになってほしいと思っているので、二人だけにしたようです。

紬が大切な人たちを信じているのがステキだなと。

わたしがその場でフォロー(手話)するね、等と言わないのもさすがで。

想と湊斗の関係性と二人のことを知っていて理解しているからこその対応ですね。

湊斗は湊斗で想と向き合うことを選んで自分の思っていることを伝えることが出来て、

想は想で湊斗に言えなかったこと(病気)を伝えられて、

二人は高校生の時の仲良かったころに戻りつつあるのかなと思いました。

紬が二人を信じて、湊斗と想がお互いに向き合うことをしようと決意して

とても素敵な場面でした。

 

・「言葉なんていらないんだね」(紬の友達)

フットサル場で高校卒業以来の再会を果たしたサッカー部のかつての仲間と想を見て言った紬の友達の一言。

想は音が聞こえなくなってしまったけれど、仲間たちに歓迎されて嬉しそうにハイタッチしている想を見て

言葉がなくても伝わる気持ちがあることを感じたようです。

言葉がある方が適切に相手に伝えられることは確かに多いですが、

言葉がなくても、その場の雰囲気やそこにいる人たちの表情や身振りから

どんな感じなのかを感じ取ることはできますよね照れ

この時の想は本当に嬉しそうでした。ほっこりする場面でした。

 

・「好きな人が出来たんだ」(湊斗→紬)

4話予告で湊斗が「お願いがあるんだ」と紬に言うシーンが流れており、いい予感はしていませんでしたが…

思っていた通りの展開で、「別れてほしい」と紬に言います。

そして「好きな人が出来たんだ」と紬に言うこのセリフは、もはや紬にはデジャブだったはずです。

想に振られた時、まったく同じことを言われていた紬。

今回の湊斗の「好きな人が出来たんだ」は、2通りの意味があるのではと勝手に思っているわたしです。

①別れるための口実

想がかつて紬に言ったときと同じで、本当は好きな人なんて出来ていない。

けれど、そう言わないとどうにもならない気がして言っているのかななんて思いました。

湊斗は別れたくないと紬に言われたら、きっと別れることを躊躇するのではないかな。

だから、そうならないように言ったのかなと考えました。

②好きな人=紬 から 好きな人=想と紬 に

想と再会するまでは、紬が好きで一緒にいたんだと思います。

けれど想と再会してからは、想について話す紬を見たり、(後述しますが)想と一緒にいる紬を見て、やっぱり自分が好きなのは、想と紬なんだなと分かったのかななんて思いました。

 

①でも②でも、紬からしたら辛いときにたまたま傍にいたから付き合ったわけではない湊斗に

別れを切り出されたのは結構つらい出来事だったんじゃないかなと。

湊斗は自分の本心をきっと紬にはすべて告げることはせずに、去っていくのでないのかと。

湊斗は想と紬の部屋で話してから、別れる覚悟を決め、さりげなく(でもないけれど)別れることを匂わせていたなと視聴者目線では思いました。

紬の弟はきっと気づいたんじゃないかな…紬に手話を教えてもらったらなんて湊斗に言われたら、嫌でも察してしまうじゃない…えーん

 

・「想の隣にいる紬が一番かわいいんだよ、知ってた?」(湊斗)

フットサル場で飲み物を買いに行った湊斗と想が、二人で話をする場面での一言。

視聴者目線的にも、湊斗が言っていることが分かる!と共感しながら見てました。

これって湊斗的には結構切ないことなんでしょうが、言い換えると、「想と一緒にいる紬が好き」ってことなんです、きっと。

だから、自分と一緒にいるときの紬が「自分の一番好きな紬」でないことも感じてしまうし、紬と一緒にいる自分が息苦しいことも分かっていたんです…

「紬が教えてくれた音楽も映画もつまらなくて、いいねとしか言えなかった」

「紬に合わせていたからこの3年つまらなかったと思う」

これらの言葉は真実でありながらも嘘もあると思っていて、紬と一緒にいた3年間は、湊斗にとって決してただのつまらない時間ではなかったと思います。

ただそこに「なんでも受け止める優しい自分でいなきゃ」とか「紬と一緒にいたい」という気持ちがあっただけなのかもしれなくて。

湊斗の本心は分かりません。だけど、人に合わせてばかりで疲れてしまったり、ベターな自分よりもベストな想と一緒にいてくれたら、紬も自分(湊斗)もしあわせだと思ったのではないかな。

想と紬がそれぞれどう考えているかはこれから描かれると思いますが、湊斗が本心でそうしたいと思って取った決断であるならば、わたしは嬉しいです。

第4話は湊斗の人間らしいところが見られて、わたしはちょっぴり嬉しかったです。

 

・想の目からにじみ出る感情

今回は特に湊斗とのシーンが印象的でした。

二人で話をするシーンが2回あり、1回目が紬の部屋、2回目はフットサルの休憩所です。

それぞれのシーンで想の目からにじみ出る感情がとても印象的でした。

1回目はまだ紬を好きな気持ちが目の表情からうかがえて、けれど、湊斗が紬と付き合っていて、その現実をちゃんと受け入れようとしている感じがしました。

2回目は湊斗から紬をよろしく頼むと言われた想は、複雑な表情をしているようでした。紬のことは好きだけれど耳はもう聞こえないし、湊斗のことも好きだから、どうしていいのか分からないという感じですかね。

湊斗は想に「耳が聞こえないだけで、想は何も変わっていないよ」と言うんです。いい意味で想を特別扱いしていない湊斗が素敵でした✨想のなかでは耳が聞こえないことは結構な不安材料になっていたからこそ、湊斗のこの言葉は想を勇気づけるんじゃないかなと。

想も湊斗も人を想って少し空回りしてしまっているように思いますが、彼らの不器用さを愛しく感じます。第三者として見ているからそう思えるだけなんだろうけどね。わたしが紬だったら、心配かけたくないからと言わないで去られたり、好きな人が出来たと言われて別れを切り出されたりするよりも、ほんとのことを聞きたいなと思ってしまうかも。でも、ほんとのことを言わないのも、彼らなりの気づかいや優しさなわけで、それを詮索しようとするのは野暮かもしれないなと思ったわたしでした悲しい


物語が本格的に動き出してきた4話。

次回も楽しみです🥰

ここまで読んでいただきありがとうございましたラブ