ロッドの継ぎ部とEVAグリップに関して。 | 井上友樹のJUMPRIZE日記

ロッドの継ぎ部とEVAグリップに関して。

今回は継ぎ部とグリップのお話。

ガイドのスレッド部に関しては前回のブログを読んでいただければと思います。

 

と、その前に…。

先日の受注会でもそうだったんですが、急激な身体の変化で皆さんに心配される事がとにかく多いです…(笑)

シーバス界の第一人者の小沼さんなんて真顔で『井上体調大丈夫か?癌じゃないよな?』なんて心配してくれる始末…(笑)

インスタグラムではトレーニング動画始め、色々更新してますがブログではあまり触れてませんでした。

 

 

2019年秋に陸上競技の現役復帰を決め、開発&ロケの合間に毎日トレーニングを積み重ねています。

マスターズ陸上の三段跳で日本一、日本記録を跳んで世界の舞台で表彰台に上がる事が2020年の目標です。

現段階で日本記録を跳べる土台は完成しています。

世界マスターズ陸上で表彰台に立てたら格闘技に挑戦するつもりです(^^)

ウエイトトレーニングや跳躍トレーニング動画はインスタグラムにアップしています。

体脂肪5%を維持しているだけで決して病気でも癌でもありません(笑)

 

 

さて本題。

 

まずはEVAグリップのお話。

 

 

EVAグリップは柔らかい為、どうしても凹みや窪みが出来ます。

出荷時は検品しますが、その後の発送中や店頭展示中に大なり小なり画像のような凹みが出るのは致し方ない事。

 

性能に関係ないですし、気にしない人が大多数なのですが、神経質な人は修理に出してくるケースもあります。

こんな修理で往復6000円は勿体ない!!

という事で修理方法を書きます。

 

やかんでお湯を沸かします。沸騰すると蒸気が出ます。

その蒸気に凹みを当てると簡単に復元します。

やりすぎるとEVAが縮む可能性もあるので戻ったらすぐに離す事。

簡単でしょ?

こんな誰でも出来る修理に送料6000円なんて勿体ないですよ。

 

 

次はブランクスの縦線について。

 

 

ジャンプライズロッドはティップ側のブランクスは無塗装仕上げです。

ですので縦に1本必ずカーボンシートの巻き終わりがあります。

この巻き終わりを縦に亀裂が入っていると勘違いしてしまい修理に出してしまう店員さんやお客さんが年間10~20人いらっしゃいます。

この場合、返却送料で2000~3000円負担するケースになりますから絶対に勘違いしないでください。

 

ロッドに感度や軽さを求めるのであればティップ側は絶対に無塗装仕上げにするべきだと私は考えています。

塗装をすると重量が増し、伝達力が鈍くなりますし見た目以外何も良い事はありません。

感度を重視した竿に見た目の為に塗装してある物もありますが本末転倒…(笑)。

塗装する事で5~6g重くなりますが、6gって大きすぎる差です。

 

 

継ぎ部について。

 

 

弊社の継ぎ部は印籠継ぎです。

継ぎ部は1本1本職人が微調整しており、適正範囲は7㎜~13㎜に調整されています。

 

イベントや現場でお会いする方達の継ぎの甘さに本当に驚く事が多いのですが、必ずきつく締めて素手で簡単に回らないようにしてください。

ロッドベルトで回してやっと回るくらい。

その状態でもフルキャストを繰り返していれば徐々に継ぎ部は甘くなります。

私はきつく締めた上で30投ペースに一度継ぎ部を確認し、緩んでいれば締め直します。

それくらいの慎重さが必要です。

特に曲がり込む中弾性ロッドは捻じれや負荷が継ぎ部に集中する為、固く曲がらない竿に比べて緩みやすくなります。

 

緩い状態でキャストしたり、大きな合わせをするとティップ側の口元スレッドに縦亀裂が入り修復不能になります。

この状態は100%クレームでは通りません。これはロッドメーカー全社に共通する事でもあります。

 

皆さん頭の片隅に入れておいてくださいね♪

 

 

※釣り動画、トレーニング動画を始め、開発テストの内容はインスタグラムの方をメインに頻度高く更新しております(^^)

jumprize_inoue_officia