出社前、昼休みにサーフからのフィールドテストを繰り返しています。
弊社事務所前一帯は水温が下がり11~13度の間を推移中。
南へ下ればもう少し高い水温帯がありますが、今年はこの低水温帯の中でもポツポツと型が出ています。
久しぶりの雑誌実釣ロケ。
開発テスト、業務、ジャンプライズTVの撮影が忙しかった為、誌面のロケは久しぶりでした。
狙いが的中し、会社から5分の近所で運良く座布団サイズが出てくれました。
編集部検量77.5センチ5.02キロの肉厚でした。
他にも40センチサイズが2枚。
全て飛びキング105HSでの釣果でした。
やはり風が強い日は飛びキング105HSの巻きが一番ハマります。
弊社事務所前、九十九里一帯は水温が下がった影響で現在アングラーも少ないですが一発があります。
広範囲を飛びキング105HSの巻きでサーチする事で風が強い日も釣果に直結しております。
オールウェイク110スーパーマルチの最後のテストも非常に順調です。
5月発売予定のモモパンチ30g&45gのサーフ実釣テスト。
本来ショアジギング用に開発したモモパンチですが、30gと45gのスライド+巻きはサーフでも実績が上がっております。
モモパンチは薄いスライド系ジグの為、30gで100mm、45gで120mmと通常のスイムジグよりもシルエットが大きい。
その為、巻きの中にスライドを入れてやると大きなフラッシングアピールを生み、直線アクションに反応しなかったヒラメが反応してくれるように感じます。
飛距離はスライド系ジグですからそこそこ。薄いので強風時の使用には向きません。
強風時は飛びキング105HSが一番。モモパンチが有効なのは凪の日。
凪の日にフルキャスト後、ボトムを取り、5回巻いたら1~2回ワンピッチをリズム良く繰り返す。
難しい事は何もありません。
先日の開発テストではオールウェイク110スーパーマルチでモモパンチ45gをフルキャスト。
そこから巻き+スライドを繰り返し、62センチ3キロの小座布団サイズ、他にも45センチサイズをキャッチ。
有効性は確実にあると見ています。
オールウェイク110スーパーマルチは4月末~5月の発売を目指し既に生産体制に入っております。
受注は3月末から開始致します。
この時期のヒラメは簡単には釣れません。
1日1バイトあるかないか。
ですが、2月末までは一発座布団が期待できますし、何より寒ヒラメは絶品です。
今年も運良く座布団に巡り合えましたが、もう1枚、2枚・・・3枚の5キロ越え座布団ヒラメを目指してサーフへ通ってみようと思っています。
美味と言えば・・・
マハタ。
この時期は鍋に刺身に焼きに最高の食材です。
休日の凪日限定ですが、ジャンプライズ号で一人で沖に出しハタ釣りを楽しんでいます。
釣り方は泳がせ&スロージギングの2本竿です。
ハタは小さくても美味です。浮袋やエラ、目を損傷させたらリリースは絶対にNG。逃がしても死ぬだけです。
食べましょう。
ソナーで浅場を探索し、餌となるカタクチ、マイワシをサビキ釣り。
浅場の餌探しはソナーの設定が非常に難しい為、ここは秘密。
探索範囲、レーザー放射角、抑制機能などなど。深い世界です。
キハダもそうですが、ソナーの設定が勝敗を分ける場面は本当に多いです。
餌を確保したら7~8マイル沖出し。
泳がせとスロージギングの2本竿で狙います。
泳がせをやっていると、食う食わないの境界線が驚くほど明確に出ます。
ルアーよりもこの境界線は明確であり、餌のサイズ、元気加減、種類によって反応が極端に違う。
物凄く勉強になり、ルアー開発で目指す部分はこの境界線にあるのではないかと感じます。
この経験をどうやってルアー性能に反映するか、今毎日頭を捻って模索中です。
プラスチックや鉛では限界があるとは思いますが、考える事は無駄ではないと思います。
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