●子供の読書の習慣を壊す方法、読書を好きにさせる方法! | ◆「生まれてきてよかった」そんな実感を持てる子に育てるヒント!◆

◆「生まれてきてよかった」そんな実感を持てる子に育てるヒント!◆

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小学校高学年男の子。


彼は読書が好きで、いろいろな本を読んで楽しんでいました。


それを知って、親は誕生日などに図書カードをプレゼントに。


そんなプレゼントをもらって、その子は本屋さんで何時間もかけて本を選ぶのが常だったとか。


しかし、ある時、その子のお母さんは息子の変化に気がつきます。


あれほど好きだった本を読むのを嫌がるようになったのです。


何があったというのでしょう?


それは・・・


クラスの担任が一日30分間、本を読むという宿題を課すようになったのです。


しかも本を読んだことを確認するために、親のサインをもらって翌日、学校に持っていかなければならない。


それから、その子は変化していったようです。


次第に彼は時計を気にするようになって、はやく30分が過ぎないかというしぐさを見せるようになったそうです。


そして読書の習慣が薄れていった。


では、なぜ、その子は本を読むことを重荷と感じるようになったのでしょう?


その子は、本当に本が好きな子だったようです。


冒険小説や推理小説などの本を読んで、きっと描かれている世界を想像してワクワクしていたに違いありません。


しかし、30分の読書の宿題が・・・


それはある意味、彼にとって本を読むことが一種の強制となってしまった。


それまでは、したいことであった読書が、しなければならないことに。


それが、その子の読書の習慣を削いでしまったのです。


さて、人は基本的に指示や命令されることを嫌います。


それは子どもでも同じだと思います。


さらに人は自分で選んで自発的に行動したいと思うもの。


当然、子どもであってもそうありたいと無意識的に思っているはず。


なので、もし、本を読まない子どもに対して、お母さんが「本くらい読みなさい」言ったりすると、かえって本を嫌いにしてしまうなんてこともあるかもしれません。


では、どうしたら?


答えは・・・


選択肢を与えてあげる。


そして選択しているという感覚を与えてあげるだけでもいいんだそうです。


具体的には・・・


今日は言及を控えておきます。


また、機会がありましたらお伝えしたいと思います。


さて、子どもに本をたくさん読んで欲しいと思われるお母さんは比較的多いのではないかと思います。


では、子どもが読書を好きになるためにはどうしたらいいか?


まず、親御さんとしてできるのは模範を示すことが大切かもしれません。


子どもは親の背を見て育つからです。


それに加えて・・・


子どもが本を一冊読んだとします。


そうしたら、何かすることはあるでしょうか?


ちなみにチベットでは、子どもが一冊本を読むと、お祝いをするんだそうです。(野田俊作先生)


子供だけにケーキなどをあげるのではなく、親子で子どもが本を読んだことをともに喜び、一緒においしいものを食べたりする。


そうするならば、子どもの中で本を読むことに対するプラスの感情を育て、本を読むことは良いことだという感覚を育てるに違いありません。


確かに、本は自分が知らない知識を知るためのツールであり、語彙を増やし、知的にも人格的にも成長するための源ともなります。


そう考えると・・・


ぜひとも、子どもに本が好きな子に育って欲しいものですね。


そして、社会で必要とされ、なくてはならない人だと思われるような人に育って欲しいものです。


そのためにも・・・