●勉強の正しい使い方? | ◆「生まれてきてよかった」そんな実感を持てる子に育てるヒント!◆

◆「生まれてきてよかった」そんな実感を持てる子に育てるヒント!◆

勉強だけできても意味はない!

学習のコツや勉強する意味を一緒に考えると共に

勇気づけでお子さんの健全な心も育ててあげませんか?

子どもに勉強して欲しい!


そう思っていらっしゃる方も多いかも!


では、なぜ、勉強して欲しいと思いますか?


もし、そこが明確にならないで子どもに勉強させるのは危険も!


それを説明するために、ある本をご紹介します。


その本では、勉強を1つの道具と見なすよう促しています。


勉強は道具の1つ?


例えば、包丁も道具ですね。


包丁は、果物や魚、肉などを切るのになくてはならないもの!


もし、包丁がなかったらどんな生活になるのでしょう。


きっと困ると思います。


ただ、道具としての包丁は使い方を間違えると人を傷つけることにも使われかねません。


だからこそ使い方を意識して使わないと問題が生じるのです。


実は勉強も道具!


だからこそ、正しい使い方と、そうでない使い方がある。


例えば、勉強して頭が良くなったとします。


その知識をどのように使うでしょう?


以前、テレビで原爆製造に関するドキュメンタリーを放映していました。


原爆製造に携わった科学者は大勢いますが、彼らは人殺しの兵器を作るために、その知識を使ったのです。


その映像の中で、広島と長崎に原爆が落とされた際の光景が映し出されていました。


爆心地での、悲惨な映像を原爆製造に携わった人が見たら、どう思うのであろうと思いました。


また、放射能の「武器としての効果」を確かめるため、その製造過程でプルトニウムを人に注射するという実験が行われたんだそうです。


今だったら大変な倫理問題に発展しそうです。


それには優秀な医師が関係していました。


彼らは、どんな思いで実験をしていたのでしょう?


勉強を道具としてみた時に、彼らはそれを正しく使ったと思いますか?


ここで、もっと最近の例を考えてみましょう。


数年前に、リーマンショックがありました。


経済のことは、疎いのですが、優秀な人たちが、金融の知識を駆使してやったことで世界を混乱に陥れました。


それによって、多くの方が影響を受けたのではないかと思います。(私はあまり関係がありませんでしたが・・・)


なかには、その影響を受けて自ら命を絶った人もいるようです。


そんな影響を、リーマンショックを起こした当事者が見たとしたら、彼らはどう思うのでしょう?


彼らは結果として、勉強という道具の使い方を間違って、多くの人を傷つけてしまった。


このように道具には、その正しい使い方があるのだと思います。


もちろん、勉強を道後としてみた時、それ自体には善いも悪いもないので、それを使う人間のあり方に問題があるのだろうと思います。


だからこそ、子どもに勉強をしてもらいたいと思う場合、何のために勉強するのかを伝える必要があるのかもしれません。


それを自分のために使うのか、家族や周りの人の利益のために使うのか?


日頃から、その部分を明確にしてあげる必要があるのかもしれません。


すると・・・


もし、このようなことについて考えたいのであれば、一冊の本を読まれることをお勧めいたします。


その本とは?

手紙屋 蛍雪篇~私の受験勉強を変えた十通の手紙~/ディスカヴァー・トゥエンティワン
¥1,575
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それは誰の課題かを意識することは大切かと思います。


アドラー心理学の子育て講座を学ぶと、それについて学ぶ機会があります。


「課題の分離」というテーマで学ぶのですが、それを学ぶと目から鱗がボロボロ落ちて、大変なことになりそうです。


水戸パセージで、「課題の分離」は、2/16に行います。


この日は、お一人だけお試し参加の枠があります。

それと共に、子どもに勉強してほしいと思ったとき・・・