●ほとんどの人がしない、でも、大変パワフルな計画の立て方? | ◆「生まれてきてよかった」そんな実感を持てる子に育てるヒント!◆

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ほとんどの人がしない、でも、大変パワフルな計画の立て方?


変なタイトルですが、実は皆さん、いつもやっているあれです。


それがどういうことなのか、ちょっとお付き合いください。


さて、おでかけするときって、どのように計画をたてるでしょう?


私が去年の9月に神戸で行われた、アドラー心理学のカウンセリングの講座に参加した時のことを例に考えたいと思います。


それは3日間の講座で、初日は確か、14時から講座が始まることになっていました。


会場は神戸市郊外のホテルだったのですが、最寄りの駅に、13時にバスが迎えに来てくれることになっていました。それでその駅には、13時には到着しておく必要があります。


その駅に13時に着くためには、新神戸駅に12時位に到着すれば、かなりの余裕がありそう。


では、新神戸に12時に着くためには? 新幹線で東京から新神戸まで3時間以上かかります。そう考えると9時前の新幹線に乗る必要がある。


そのためにも、東京駅を8時40分発の新幹線に乗ることにしました。


そして水戸から東京までは、だいたい2時間かかります。


すると家を何時に出なければいけないかがわかりますね。


そして当日の朝、確か5時半には起きて準備をはじめたのを思い出します。


さて、お出かけするときって、だいたいこのように目的地に何時に着くべきかを考えて、それに合わせて後ろに向かって計画をするのではないでしょうか?


このような計画の立て方を、バックワードプランニングというそうです。


電車や飛行機を使って出かけるときには、誰もがこのような計画の立て方をしていると思います。


でも、このような計画の立て方、旅行の時だけに使うのはもったいない! 実はこの計画の立て方、かなり効果的なんだとか。


その点に関して、クリティーナ・ホール女史は、「言葉を変えると人生は変わる」という著書の中でこのように述べています。


未来から現在に向けて後ろ向きにプランニングをします。大変パワフルな方法なのですが、ほとんどの人は、そのようなプランニングの仕方はしません。普通ほとんどの人は、現在から未来という方向にプランニングをしていきます。


このバックワードプランニング、つまり将来に行ってから、現在に戻って計画すると、まるでドミノ倒しのように物事が進展していくということです。


さて、冒頭で述べたように、旅行にしても、セミナーなどへの参加の場合にも、ほとんどの方が、このバックワードプランニングをしているはずです。


それによって、時間内に目的地に到着し、旅の目的を達成できます。


しかし、ホール女史が指摘しているように、このようなプランニングをする人はあまり多くないかもしれません。特に人生という旅においては!


それは、多くの方が「いつまでに、こうなっている!」というような形で、目的地を明確にしないということに原因がありそうです。


実際に、「○○才までに、□□の状態になっている」という目標を明確に持って歩んでいる人って限られるのかもしれません。


カウンセリング講座への参加の例でも述べましたが、「いつ、どこで、何をする」という目的が明確であるからこそ、計画もたつというもの。


そして、将来に行って自分の未来の姿を決めて、そのためには何ができるかを考え、現在に戻って計画すると、確かにその目的は達成する可能性が高まるでしょうし、ホール女史が述べるように、ドミノ倒しのように物事が進展するのだろうと思います。


やはり、何にしても、なにかを成功させたいと思うなら、目的地を明確にすることって大事なんでしょうね。


逆に

、目的地(いつ、どこで、なにを)を明確にしないで、その場、その場の対応をしていると、周りに影響され、流される人生を歩んでしまう可能性が高いような気がします。


とはいえ、いろんな生き方があるので、どの生き方が正しい、正しくないという観点で、ものは見たくないのですが、少なくとも半分以上人生を歩んでしまい、残りの人生があと数十年と時間が限られる私としましては、目的地をまず決めて、現在に戻って計画を立てるというやり方に魅力を感じます。


そして、子育てにおいても目的地を決めて、事にあたるのと、そうでないのとでは、少なからず違いが生じてきてしまうような気がします。


では、お子さんが20歳になった時に、どんな人であってほしいですか?


ちなみにアドラー心理学的における子育ての目標は、「自立して社会に調和して暮らせる」というもの。


20歳になったお子さんが、自立している状態とは、どんな状態ですか?


そして社会と調和しているとは、どんな状態?


そこが明確になると、軸がブレずに、子どもと接することができそうですね。


さて、先日、パセージに参加して、「子育ての目標を意識することの大切さ」を感じると共に、今回紹介したホール女史の記述を思い出し、このような記事を記そうと思いました。


それだけ、パセージにインパクトがあったのでしょうね。


ちなみにパセージに、一度だけだそうですが、お試し参加ができます。


2/9は、1名だけですが、お試し参加の枠があります。


参加してみませんか? ちなみにお試し参加は無料です。