こんにちは。
朝晩、大分寒くなってきましたね。
寒さが苦手なオイラとしては、布団から出られずゴロゴロしていたい今日この頃です(笑)
さて、今回ご紹介する本はこちらです。
●恐怖箱 怪玩 (加藤一 編著 / 雨宮淳司、神沼三平太、高田公太、橘百花、つくね乱蔵、戸神重明、内藤駆、ねこや堂、服部義史、久田樹生、深澤夜、三雲央、渡部正和 共著 / 竹書房怪談文庫)
子供時代を共に過ごした玩具たち。だがそのノスタルジックな世界に一抹の影を落とす記憶はないだろうか?
元日の朝だけに回す家宝の鳴り独楽。祖父はその音で吉凶が占えるというのだが…「唄い独楽」、家の地下室にあるびっくり箱。子供の頃怖くてたまらなかったそれを、自分の息子に試してみると…「ジャック・イン・ザ・ボックス」、子供部屋で見つけた見覚えのない宇宙飛行士のおもちゃ。その夜、子供は壁に向かって誰かと話し出す…「禁秘」、一家崩壊に繋がった魔のぬいぐるみ。その因縁が自分の娘へ受け継がれ…「くまさんのぬいぐるみ」他、おもちゃに纏わる実話怪談全27話収録!
子供時代を共に過ごした玩具たち。だがそのノスタルジックな世界に一抹の影を落とす記憶はないだろうか?
元日の朝だけに回す家宝の鳴り独楽。祖父はその音で吉凶が占えるというのだが…「唄い独楽」、家の地下室にあるびっくり箱。子供の頃怖くてたまらなかったそれを、自分の息子に試してみると…「ジャック・イン・ザ・ボックス」、子供部屋で見つけた見覚えのない宇宙飛行士のおもちゃ。その夜、子供は壁に向かって誰かと話し出す…「禁秘」、一家崩壊に繋がった魔のぬいぐるみ。その因縁が自分の娘へ受け継がれ…「くまさんのぬいぐるみ」他、おもちゃに纏わる実話怪談全27話収録!
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玩具に纏わる怪談を集めたアンソロジー本。
玩具怪談と聞くと、大抵思い当たるのは人形やぬいぐるみ。
怪談ジャンキーからすれば、霊が入り込む依り代となり易いという情報は常識と言っても過言ではないからだ。
しかし、玩具は幅広く、まさかあんなオモチャの怪談まで出てくるとは想像しておりませんでした。
まぁ、アレもオモチャといえばオモチャですからねぇ・・・(* ̄ー ̄)ニヤニヤ
もしこのメンバーの中にいたこ28号(北極ジロ)氏がいたら、あの人形の話も含まれてたかも知れませんね?(笑)
本書で気に入った話は、「唄い独楽」、「黒球」、「お手玉」、「翻弄手玉」、「ブロック遊び」、「ジャック・イン・ザ・ボックス」、「思い出カメラ」、「バイク仲間とファミコン」、「流されて」、「禁秘」、「カシャンカシャン」、「老女と人形」、「日常」、「おもちゃの靴」、「ドールハウスへようこそ」、「人形の話」、「玩具怪談」、「捨てればよかった」、「くまさんのぬいぐるみ」、「全ての母に幸せを」、「小さき手 -奇譚ルポルタージュ」。
話の流れで起きる怪異に察しがつく話もありましたが、意外性のある話が多くて満足のいく一冊だったです。
興味のある方は一度お手にしてみては如何でしょうか?