こんにちは
先日更新したばかりですが、タイトルの通り、5泊6日の緊急入院から無事に帰還しました‼︎ この経験を書き留めておこうと思います。
注)今日は眼形成についてのまとめはありません
まずは入院の経緯から…
私はいつも前橋院連勤の時には東京に帰らず、高崎のホテルに宿泊しています。その日は勤務中から腹痛と吐き気がどんどん強くなり、夕方にクリニックで点滴をしてもらって、なんとかホテルに辿り着きました。早く寝て治そうと思い、ベッドで横になっていてもおなかが痛すぎて黙っていられない状態に。そして、吐き気も強く吐物が胃液を超えて緑色になってしまいました
痛みの感じ方は人それぞれですが…私はもともと痛みにはかなり強いほう(脱毛しても痛みを感じない、マッサージでもよくびっくりされるくらい)なので、かなり強い痛みだったのだと思います‼︎
流石に朝まではもたなさそうと判断し、病院にかかるにも痛みと吐き気で自分で病院を探す元気もありません。でも救急車は何もなかった時に恥ずかしいから無理‼︎と思い、ホテルの人に車椅子で助けてもらってタクシーで急病センターに受診し、すぐに二次救急に紹介になりました
夜間救急を受診すると、100%研修医の先生にお世話になります。私は初期研修病院が二次救急があるところで割と眠れないいそがしい当直でした。20時半くらいとまだ早めの時間でしたが、これからまだ夜は長いことを考えると申し訳ないという気持ちで受診しました… 問診でお酒は飲みますか⁇と聞かれ、機会飲酒です‼︎たばこは吸いません‼︎と先読みで回答したら診察してくれていた先生達に笑われました…やはり全国どこでも救急外来での問診の順番は同じでした 腹部の触診で反跳痛もあり造影CT検査もすることになりました。
今回驚いたこと1つめはアセリオ(痛み止めの点滴)がとっても効くということです。 通常、痛みの程度を知るために「10段階で一番痛い痛みを10とすると今どのくらいですか⁇」とききます。もちろん私は最初は10です‼︎と答えましたが、点滴をしている途中くらいから改善し、終わる頃には2まで改善し、スタスタ歩けるようになっていたので、もう帰れると思っていました
ところが、消化器内科の先生に造影CTを読影してもらった結果、腸閉塞のため入院となりました… あとで画像を見せてもらうと眼科医の私でもわかるくらい小腸がパンパンに、その先の大腸はぺちゃんこになっていました‼︎
ホテルから出る時に入院も覚悟して荷物をまとめて出てきていたのでお泊まりセットがちょうど手元にあり、ラッキーでしたが、すでに痛みからは解放されていたので帰りたい気持ちでいっぱいでした。しかし、入院後もアセリオがきれるくらいのタイミングで腹痛がおそってきた時には、帰らなくて良かったと心から思いました。アセリオ様
絶食でしたが点滴で栄養をとっているためお腹はすかずつらくはありませんでした。しかし…気づけばTikTokやInstagramで大食い系やグルメ系の投稿ばかりみていました笑
入院中は検温以外は本当に何もやることがなかったので論文検索したりブログを書いたりと普段の休日よりもやりたいことができた気がします‼︎
原因検索のため、大腸内視鏡検査も受けました。
先生に鎮静どうしますか⁇と聞かれ、二つ返事でお願いしました。痛いのが怖いのと普段手術使っている鎮静を自分で体験してみたかったからです。
初めてで緊張しますぅ…なんて思っていたらドルミカム2mgで爆睡しあっという間に検査が終わっていました。全く検査の記憶がありません‼︎これが驚いたこと2つ目です‼︎ 鎮静ってこんなに楽なんだ‼︎患者さんがいつも覚えてませんって言う感覚はこれなんだ‼︎と身をもって体験することができ、貴重な経験でした
内視鏡検査の結果、腸閉塞は解除されているので五分粥から食事開始となりました。食事食べて問題なければ週明け退院と言われ、アセリオにたよらなくても痛みも取れて元気なので食トレを頑張ることにしました‼︎
しかし、お腹は空いてるはずなのに、食欲がわかず、最初はおかず一品のみで、次もおかゆ半分でギブアップしてしまいました… 食べたいものを美味しく食べられていることは幸せなことなんだと実感しました。ごはんですよ!の力も借りつつ食トレをがんばり、無事に退院することができました!
入院中、鹿嶋先生がお見舞いに来てくだり、私が大好きなレモンサワーの代わりにカムカムレモン、先生が15歳の時、開腹手術後の入院中に食べて美味しかった想い出のチャーハンのかわりにカレーメシとAmazonギフトカードを頂きました‼︎ 早速食べたいと思います
今回、鹿嶋先生をはじめ、限られた人にしか入院について連絡をしていませんでしたが、職場の方や家族からの連絡が本当に心に沁みて、周りの人に支えられて生きていることを実感しました。ありがとうございました‼︎ 今まで健康優良児で仕事も休んだことがありませんでしたが、ここ1年風邪など体調を崩すことが多くなってしまっていました…。身体は資本です。元気じゃないと仕事も遊びもできません。1週間程度でしたが仕事ができなくなって社会から切り離されることの怖さや孤独を感じたので健康管理にはより一層気をつけて研修を頑張りたいとおもいます