13年前に我が家に来た北斗君

 

一番下の優香が小学になり

孫の面倒も少してが離れ楽になったものの

逆に寂しい気持ちが沸いてきたばあちゃん

 

ちょうど貰い手を探していた友人から

ラブラドールの混合種を

譲り受けた

 

みんなで決めた名前は

北斗

 

やんちゃでいたずらっ子で

大事な植木も何度も掘って

母が育てていた菊の花も

とうとう掘って駄目になってしまった

 

知らない人

通りががりの人によく吠えて

うるさいくらいだった。

でも…家に誰が来ると

北斗の声ですぐにわかった

 

あっ、夜中の新聞配達には

吠えていなかったなぁ

 

人懐こくて

優しくて

余ったドックフードを

雀、山鳩、のら猫、カラス…

いろいろた食べに来ていて

それを君はじっと見つめていたね

 

どんな暑い日も

どんなに寒い日も

小屋には入らなかった

 

そんな去年の冬は

ずっと小屋に居て

散歩の足取りも遅くなって

君もおじいちゃんになってきたのかな

なんて感じた…

 

動けなくなって

この2ヶ月

良く頑張ったね

 

私が東京にいるものだから

かわりに息子と彼が

大きな北斗君を大事に抱えて

下の世話や身体の向きをかえたりと

献身的にお世話をしてくれて

普段とは違った優しい一面を知った

 

また来るからね

待っていてね

 

最後まで番犬の仕事して

外を見ていたね

 

7月2日

次女の誕生日にお迎えが来た

忘れないでね…ってメッセージ

 

忘れないよ

ありがとう、北斗