漠然と「薬を使えば病気良くなる」と思われてますよね。
それは本当なのか検証したいと思います。


そもそも、薬ってどんなふうによいの?
薬飲んでおけば治るの?
よくわからないこと多いですよね。


「薬は病気を治す」は
半分正解で半分不正解です。

日常生活における、
「AはB」は
「すべてのAは常にB」ではありません。


ほとんどの場合例外が存在します。

つまり、こういう感じです
「大体のAは大体においてB」
くらいの感じでとらえていだだいたほうがよいです。

論点に戻ります、
「薬を使えば病気が良くなる」は
「大体の薬は大体の病気を良くする」の方が日常的な言葉の意味を説明出来ると思います。


さて、薬ってのはどんなふうに効くのか?
この答えは、簡単に言うとこうです。

一般に飲み薬ならば、腸管から吸収されます。
次に、血液に乗って体内に散らばります。
その次に病巣で薬の効果が発揮されます。
でもって、分解されるかそのまま排泄されて薬の命は終わります。

以上の薬の一生は薬物動態学という学問です。

ある病気にある薬がどのように効くのかは薬理学、病理学です。


細かなところは興味のあるかた自身でお勉強くださいませ。