「変わらなくては!」と、変わることに強迫的になっていることはありませんか?




最近は恋愛依存、回避依存、共依存のキーワードで検索されてサイトに入ってくる方が多く




詳しく知りたいとのことで

カウンセリングを受けられる方




何件もカウンセリングを受けられて

私のところにも来られる方が増えています。




自分の恋愛や言動が

依存からくるものじゃないか?




そう気づけたから

カウンセリングを受けるきっかけになったり




自分と向き合うことや

自分を知ろうと熱心になるのは

悪いことではないのですが




何でもかんでも

「依存」「心の問題」に結びつけたり




自分の心の状態の説明を

カウンセラーに細かく求めたくなったり




このよくに、

変わることに強迫的になっている状態は




クライアントさんも含め、

依存の克服中に通る道でもあるのですが




中には依存感情ではなく

必要な感情もあるはずですから




余計に、自分は何なのか?

ワケが分からなくなると思うんですよね^^;




なぜこのような状態になるかと言うと




〈変わることへの恐れ〉があるからです。




変わることに恐れを感じるのが人間ですから




自分のダメな部分

依存してる自分を見つけることで

どこか安心感や

居心地の良さを感じるのかもしれません。




ここで意識を向けてほしいところは・・




なぜ、そこまで自分を変えたいのか?




ここで出てくるのが、



次の恋愛をする前に

何とかしたいから



依存から抜けて

彼と早く別れないと

不幸な恋愛のまま人生終わるから



年齢的に結婚や

妊娠を考えたら仕方ないから



などなど、

もっともらしい回答もありますが




よくよくお話を伺うと




今、苦しくて仕方ないから

苦しみから早く解放されたいから



早く依存から抜け出さないと

この先ずっと抜け出せないから




など、本音が別にあったりします。




苦しみから逃れたいから

自分を変えたい、

克服したいと思っている場合




残念ながら、

変わることがむずかしくなります。




これはインナーチャイルドセラピーを受けてるクライアントさんにも何度もお伝えしていますが




感情は感じきることでしか

解放されないので




今の苦しい感情を避けたとしても

また同じような感情を味わう出来事を

繰り返してしまうんですよね。




そして無理に自分を変えようとしても

目の前の自分が置き去り状態では

否定しているようなもので

今の自分がかわいそうですよね。




克服のステップに

一段飛ばししたくなったり




今の苦しみから抜けたいお気持ちも

分からなくもないですが




一つ、一つ

目の前感情をちゃんと味わいきることで

克服のステップを踏むことができますから




自分や他人の問題探しに

必死になってる自分に気づいたかたは




なぜそんなに変わりたがっているのか?




一度立ち止まって

自問自答してみましょう(^^)