拒否を受けた話 | You can 〜病と向き合う〜

You can 〜病と向き合う〜

HIV感染者の闘病記録
まだ一生付き合っていく覚悟は持てないけども・・・
同じ境遇の方いましたら宜しくお願いします。

皆さんこんばんは。

また前回の投稿から期間が空いてしまいました。

公私共に相変わらず慌ただしい毎日を過ごせています。体調も変わりありません。

雪も降り寒さも厳しくなりましたが元気でいてくれる身体には感謝しています。




先日の話。


近所に医療脱毛のクリニックができ気になっていた為、勇気を出して話だけでも聞きに行きました。


ちなみに体毛は多くはないのですが、髭剃りがなくなる生活への憧れからですね。


そのお店は全国展開されているお店で受付の感じも良く好印象でした。



問診票を書いて、正直に治療中の病気としてHIVを記入しました。







その後、すぐに受付の方から

「医師から説明があるので来てください。」と診察室へ通してもらいましたが案の定、病気のことでしたね。










「申し訳ないけどHIVは受け入れていません。他をあたって下さい。うちの系列は全部駄目なんです。」


「きっと他のクリニックも受け入れは難しいと思いますが探してみてください。」




とのお話を頂きました。







僕の抱えている病気の抱えている病気の重さというか、世間からの目を痛感しました。


なんか要らないショックを受けて帰路につきました。





それなら仕方ないと割り切っていても、医療機関であればウイルス量や治療の経過を加味した上で判断してもらいたかったな。

なんて思うこともありますがこれが現実です。



確かにウイルスを移す可能性がゼロではないのでしょうが脱毛もリスクを伴う治療なんですね。







その時は仕方ないと思っていても後になってだんだん悲しい気持ちにもなりました。


こんな想いをし続けながら生きていくのはやはり大変だけど理解してくれる人たちがいるのも事実。


のんびり、気楽に前に進めたらと常日頃思っています。



それにしても悔しい。

今はそれだけ。