皆さんこんばんは。
相変わらず体調は変わりません。
これは本当に有り難いことだなと痛感する日々です。
楽しいことも悲しいことも嬉しいことも濃縮した1週間でしたね。
そんなこんなで今日は悲しかった話。
HIVを伝えるとき、いつも葛藤があります。
それは嫌われたり離れたり、そんなことを考えてしまうということは以前からお伝えしていましたね。
先日、友人とお酒を飲みに行きました。
その人とは10年以上の付き合いで離れていることもあり、年に数回予定を合わせて会うような仲でした。
友人から「実は梅毒に罹って今、治療中なんだ。」
と梅毒に罹患したことを話してくれました。
まず話してくれてありがとうという気持ちと辛かったねという悲しい気持ち、そんな感情で話を聴きました。
そんな中、この人にならHIVを伝えてもいいかな。
そう思たので思い切ってというかお酒の力を借りて話をしましたが予想外にも反応は悪く…
「え、まじで。怖っ」
そう声を掛けられました。
「梅毒は治るけどHIVは治らないよね。それは怖い。」
そこからは頭が真っ白になりというか残念な気持ちと悲しい気持ちであまり覚えていません。
そしてお店の滞在予定時間よりも大幅に早く解散することになりました。
何か気分を害してしまったのかな。
そう考えて連絡をしてみましたが返事はありませんでした。
こんなに簡単に壊れてしまう関係だったんだなって。
それもきっと仕方のないことだったと今は割り切っています。
でも悲しさはきっと癒えない。
抉り取られたような、傷つきぽっかり空いてしまった何かは埋まる日がくるのかな。
「仕方がない」
HIVになってからこの言葉を使うことが多く、そんな言葉で片付けてしまう自分も情けなく思う。
でも仕方がない。
崩れたものや壊れたものはそう簡単に直せない。
それは相手もそして自分も同じです。
少しでもそんな気持ちになる人が減る世の中でありますように。