3月3日
夫が亡くなって3週間があっという間に過ぎました。
夫の出張や単身赴任で1人の生活をしていた時期があるので、そのうちひょっこり帰ってくるような気がするのですがもちろんそんなことはなく、もう着られることのない服や履く主のいない靴の処分もできずにそのままにしてありますが、少し場所を変えたり、それなりに新しい習慣を作るように動き始めました。
葬儀の時にいただいた多数の花も残り少なくなっています。先週から私も仕事に戻り、徐々に「その後の生活」に移行しています。
思うのは、子供達と私の感じ方の違い。子供達の悲しみは親離れすればそこで終わる面があり、一緒に生活していくパートナーを永遠に失う悲しみとは全く別物です。でもそんな子供達の逞しさ、明るさに助けられているのは事実で世の中うまくできているなとも感じます。
1人になると闘病中の出来事、亡くなった日のこと、元気だった頃の楽しい思い出などが次々と浮かんで涙してしまいます。亡くなった人は美化されがちで、嫌だったことはあまり思い出さないのは不思議なものです。
今日は皆さんへのお礼状を作りました。ネットでいろいろ済まされる現代ですがお悔やみ関係ではまだまだカードによる言葉がけが健在で、今回は多くの方からカードに書かれた言葉をいただきました。会ったら挨拶をする程度の関係だったのにわざわざ郵便ポストにお悔やみの手紙を入れてくれた方もありました。
皆さん支えてくれてありがとうございます。