追記あり
この度は、110番動物園に多大なるご支援を有難うございました。
これも一重に、皆様のご協力の賜物だと思いスタッフ一同、感謝しております。
思い返せば、1月10日にご家族の方より、有城園長の緊急入院の連絡が入り
動物さん達のお世話を託され、今日までの約2ヶ月半、
色々ありましたが、ある意味私達も充実した日々をおくらせて頂いたとおもいます。
それは、本当に皆様の暖かい心に、包まれていた事、動物さん達が喜んでフードを食べている姿が
雪の時の寒さも、なんのそのって感じでした。
本当に本当にありがとうございました。
ご報告というのは、110番動物園は3月26日を持ちまして、動物さんたちはすべて行き先が決まり、
閉園する運びとなりました。「オウムだけは後日だそうです」
ネット上では、里親募集中止という記事も書きましたが、それはご家族さん達に迷惑行為をされた方がいたので
ご家族と話し合った結果、中止する事となりました。
このときには、言葉たらずで皆様にご心配をおかけしました事、心より深くお詫び申し上げます。
その記事の後、110番動物園の記事を書いていなかったのは、それが原因です。
そして、本日26日、ご家族の方から連絡を頂きまして
有城園長、ご家族さんから、
ご支援頂いた方達に、くれぐれもお礼をつたえて欲しいとの要望、「本当に感謝しています。ありがとうございました。」と仰っていました。
残っていた動物さんたち、すべて移動完了との報告を受けましたので、
有城園長の110番動物園の閉園と、110番動物園に及ぶ救済ボランティア終結宣言の御報告をさせて頂きたくおもいます。
ネット上、色々なご意見を拝読させて頂いていますが、憶測や推測の言葉は人を傷つける事しかありません。
私は、人も動物も大切だとおもっています。なぜなら人が変わらなければ、何も始まらず救えないと思うのです。
火に火で対抗しても、炎上するばかりで、そこには後、焼け野原が残るだけです。
それと、心配されている動物さん達は、処分などはありません。
今回、急な展開に最初私も驚きましたが、、ご家族からのお話を伺い、本当にご心痛な所もありました。
もし、本当に動物の事を思い、心配だと思っていただけるのなら、、どうか今冷静に見守って頂けないでしょうか?
これ以上、ご家族が心閉ざされない事を、私は本当に願っています。
そして、動物さんたちの近況も報告していただけると、約束して頂いています。
最後に、私は動物の飼育、飼養の考え違いはありますが、有城園長を尊敬しています。
警官時代の時から動物の為に給料を使い果たし、当直明けの時も
寝る間もなく、お世話されて、、退職金で動物園を創設されました。これは間違いなく事実なのです。
私は、最初講演会を聞いたときに、凄い人「ある意味家族を犠牲にし、自分の意思を貫いた人」だと感じました。
中々、出来ることではありません。
今アルツハイマーの奥様、出会った頃にお話したことが昨日のように思い出されます。
有城さんと一緒になってよかったですか?と聞くとすかさず「はい!」と答えられました。
どうしてですか?「だってこのひと優しいから」と満面の笑顔でした。
家計を支え、一番苦労された奥様、そして幼少期に辛い思いをされたご家族が、
今父親である有城園長を、必死で守ろうとしています。
何度も書きますが、これ以上ご家族が心を閉ざしてしまわれる事は、何も解決されません。
動物さんたちの近況は、必ずご報告させていただきますので、
今、しばらく見守って頂きたいと思います。
このような、結果は不本意ではありますが、、あるサイトの記事が引き金となったのも事実です。
感情では、何も解決されません。
どうかどうか、今人間にしか出来ない理性の元で冷静に見守って頂きたく思います。
そうすれば、必ずや近い内に報告できると信じています。
そして、約49年間、有城園長、奥様、ご家族様本当に本当にお疲れ様でした。
この記事は、ご家族の了解を得て書かせていただいています。
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本当にありがとうございました。m(_ _ )m
動物さん達が、幸せに新天地で暮らして行く事を心から願います。。
私達も今回、経験した貴重な時間を無駄にすることなく、
活動していきたいとおもいますので、これからもどうぞよろしくお願いします。
m(_ _ )mありがとうございました。