近鉄橿原神宮前駅で降り、
しばらく歩くと——
大きな鳥居が見えてきました。
胸が高鳴りながら、その立派な鳥居をくぐり、
静かに砂利道を進みます。
厳かで凛とした空気に包まれ、
自然と背筋が伸びていくのを感じました。
手水舎へ。
立派な造りで水がなみなみとはられ、
柄杓がきちんと置かれています。
コロナ禍以降、簡略化された神社が多い中で
ここは「神様をお迎えする心」が
今も息づいているようでした。
——お清め終えて本殿へと向かおうとすると、
左手に美しい池が見えます。
絵にして残したくなるような美しい世界があり
しばらく池を眺めて、こころを静め
いよいよ本殿へ。
使われている木の強さと温もり。
しっかりとした造りに
この地の長い歴史を感じました。
やっと来れた。![]()
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私の住む長崎から奈良は遠く、
これまで橿原神宮を訪れる機会がなかなかありませんでした。
でも今、どうしてもご挨拶したい神社がここだったのです。
初代、神武天皇が
2685年前にこの地、橿原神宮で即位され、
日本の礎を築かれた場所。
今、日本人がもう一度
"日本とは何か"を見つめ直す時。
私はこの目で
神武天皇の想いを感じたかったのです。
やはり、来た甲斐がありました。
言葉にならない何かを受け取り、友人との待ち合わせ場所へ。
やたちゃん、かーこちゃんにも会えたよー🍁
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