「おはよう」と「こんばんわ」と「こんにちわ」の由来 | 和文化案内『ゆかしき堂』のブログ

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「昔がしのばれる」「隔たりのある対象への好奇心」
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私たちは、言葉を用いてコミュニケーションをはかります。

人間は、言葉があることで、他者と意思を疎通したり細やかなやり取りをすることが可能になっています。

そんな言葉の中でも、「あいさつ」と呼ばれるものについて、今日はご案内しますね。

コミュニケーションを円滑にはかるものとして、きっと皆さんは様々なところで、「あいさつ」の大切さについて教えられてきていると思われますから。


さて。

挨拶といえば、やはり最も頻度が高いのは「おはよう」ですね。

これは、「お早くお起きになりまして、ご健康でおめでとう」ということが本来の意味です。

また、「よくお稼ぎになっておめでとう」という意味も含む場合もあります。


ですので、少々遅い時間になっても、相手を祝福して、励ます意味には変わりありませんから、この言葉は時間に限定されずに使われるようになりました。

芸能の世界では、夜会っても「おはよう」といいます。

何時に起きたかは、この際には問題になりません。

その日、はじめて出会った時、「おはよう」といって相手を祝福してあげるわけなのですね。


「こんばんわ」は、「今晩はいい夜です」、「今晩はご無事に一日をお過ごしになっていい夜をお迎えになりましたね」という祝福語の略された言葉です。

また夜の訪問の時でしたら、そのあとに「入ることをお許しくださいませ」という言葉も略されています。


そして「こんにちわ」。

これは、「今日はいい一日でございますね」の略です。

したがって、「おはよう」も「こんばんわ」も「こんにちわ」も、相手の無事を祝福する言葉という点では共通なのですね。

朝昼晩の祝福語が、機能的になって呼び掛け言葉となったものなのです。


そういうことで、挨拶に大事なポイントは、相手を祝福してあげるという言葉の呪術がこめられているからだということがわかります。

言霊を大切にする日本人らしい感性だと思います。

 



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