結論:digdigは「合う服・合わない服」がはっきり分かれるサービスでした。

 

今の家に住んで、もう20年になります。

 

引っ越してきた当時は、かなり思い切って荷物を整理して、
身軽な状態でこの家に入りました。

でも20年も住めば、やっぱり物は増えます。

 

私は以前、表に出る仕事をしていたこともあり、
普段着とは別に「衣装」としてたくさんの服を買っていました。

 

そういう服は、何度も着られるものではなく、
結局ほとんどが“美品のまま”、箪笥の奥に眠ることに。

「いつかまた着るかも」

そう思っているうちに、気づけばすっかり
“いいおばさん”を通り越して、“おばあちゃん寄りの年齢”になっていました。

 

ネットで不用品を売ること自体は、もう20年以上やっています。
最初はヤフオク、そしてメルカリへ。

この4年で、売った金額はトータルで400万円近くになります。

…でも、洋服の出品だけは、ずっと気が重いままでした。

サイズを細かく測るのも、
シワだらけの服にアイロンをかけるのも、
小さなシミや汚れを必死でチェックするのも。

正直、しんどい。

しかも、どれだけ気をつけても
「とんでもない人」に当たると、心が削られます。

 

380円の子ども服を売って、
送料と手数料を引いたら、ほとんど残らないのに、
ほんの小さな見落としで、怒鳴るようなメッセージが届く。

こちらは“差し上げるような気持ち”でも、
相手はそう受け取らない。

利用者の母数が多い場所には、

どうしても、そういう人も混ざってしまう。

 

そんな理由で、
私は「中古の服を売る」こと自体を、だんだん避けるようになっていました。

そんな時に見つけたのが、digdigでした。

 

──ここから、
digdigを実際に使ってみて感じたこと、
良かった点と、正直に「これは微妙だな」と思った点を、
包み隠さず書いていきます。

 

体験編①(最初の出品)

メルカリとdigdigの違い(結論:手間は減るが低単価は不利)

 

今も週に一度続けているラジオ番組のネタ探しで、
毎日いろんなウェブサイトをチェックしている中で、
たまたま目に入ったのが ディグディグでした。

「インフルエンサーの中古服を、ファンが買う」
というコンセプトで話題になっている、新しいタイプのリユースマーケット。

正直、最初は
「へぇ〜、また新しいサービスが出てきたんだ」
くらいの気持ちでした。

でも、説明を読んでいくうちに、
“あ、これ私向けかも” と思ったんです。


メルカリとの決定的な違い

メルカリは、

・サイズを測って
・写真を撮って
・説明文を書いて
・売れたら梱包して発送して

…全部、自分でやらなければなりません。

正直、これが一番しんどい。

一方、でぃぐでぃぐは、

・服をまとめて送るだけ
・サイズ計測も撮影も運営側がやってくれる
・売れたら発送まで全部おまかせ

という仕組み。

「これなら、服を売るハードルが一気に下がるじゃない…」

そう思って、
“どうせ着ない服が山ほどあるし、試しに出してみよう”
と、登録してみることにしました。


とにかくラク。でも、ちょっと不安

登録して「出品する」をクリックすると、
数日後に、A5サイズくらいの封筒で、
巨大な厚手のビニール袋が届きます。

この袋に、
・最低5枚以上
・1袋に20枚くらいまで
服をギュウギュウに詰めて、

同封されている着払い伝票を貼り、
集荷日時をサイトで指定するだけ。

…あとは待つだけ。

最初の1回で、私は50枚の服を出しました。

正直この時点では
「え、こんな簡単で本当に売れるの?」
という半信半疑の気持ちでした。


最初の1枚が売れた日

運営側に服が届くと、
「撮影が終わりました」
というメールが来ます。

その後、サイト上に写真とサイズが載り、
こちらは

・購入価格(任意)
・希望販売価格
・簡単な説明文

を入力するだけ。

説明文は、AIが自動で書いてくれる機能まであります。

正直、めちゃくちゃラクです。

私は最初、自動設定価格にしてみました。

たとえば、
アディダスのジャケット(ほぼ新品・購入価格15,800円)。

 

3,800円くらいで売れたらラッキーかな」と思っていたら、
最初に設定された価格は 9,800円

 

「え、高すぎない?」と思いながら、
とりあえず6,900円に下げて様子を見ることに。

 

…すると、3週間ほどして 4,800円で売れました。

売れた瞬間、
「売れましたー!」というメールが届いて、
ちょっと嬉しくなる。

「え、でぃぐでぃぐ、意外といいかも?」

そんなふうに思ってしまいました。

 

体験編② 売れた服の共通点(結論:日常着・スポーツ寄りが強い)

〜「場所を間違えると、どんなにいい服でも売れない」ことを知った1ヶ月〜

私の最初の出品から、1ヶ月ほど経ったころ。

ふと考えました。

「これから冬になるのに、
ドレスやワンピースばかり出していていいのかな?」

確かに、ドレスはクリスマスやパーティーシーズンには向いています。
でも、今ほしいのは、もっと“普段使いできる冬物”じゃないか?

そう思って、
3回目の2袋は、思いきって冬物中心で出すことにしました。

ちゃんと売れた“冬物たち”

すると、ここははっきり結果が出ました。

  • J-Preeのピーコート 

  • 4,480円 → 売上3,171円

  • マウジーのミリタリージャケット 

  • 4,980円 → 売上3,596円

  ホリスターのニット 
  1,550円 → 売上680円

 

  バナナリパブリックのテーラード 

  4,550円 → 売上3,230円

 
  • アペーナのセーター 

  • 2,800円 → 売上1,743円

  • イギリスZARAのパンツ 

  • 2,000円 → 売上1,063円

 

このあたりは、
お気に入りが2〜3人ついたと思ったら、
わりとすぐ売れていきました。

…ここで、ひとつわかったことがあります。

このサイトの利用者が求めているのは、
“今すぐ着られる、日常着”なんだ。

 

そして、誰も買わない服たち

ところが。

それ以外の服は、
お気に入りすらつかないもの、
もしくは10人以上がお気に入りに入れているのに、
誰も買わない状態が続きました。

D&Gのロングコート。
1度着ただけの、かなり状態のいいもの。

エトロの赤いロングコート。
未使用。
確か30万円以上したはずです。

なぜ着なかったのか、今となっては自分でもよくわかりません。

 

たぶん、
子どもを抱っこする生活になって、
「こんなコート、汚れが怖くて着られないな」
と思ったまま、箪笥に眠ってしまったんだと思います。

これを5,000円にしても、
…売れませんでした。

 

「安くすれば売れる」は、やっぱり嘘だった

締め切り間近、
「D&Gとエトロのコートをセットで5,000円にしてくれませんか?」
というメッセージが来ました。

でも、どう見ても業者っぽい。

「どうせ転売でしょ。やだよー!」

…と、変な意地が出て、断ってしまいました(笑)

でも、その時に、ふと思ったんです。

1万円で売れないものは、
3,000円にしても売れない。

だって、
そもそも“欲しい人”がこのサイトにいないんです。

digdigでは、
売れなかった服は

・廃棄
・または返品
が選べます。

私はそのとき、こう思いました。

30万円のコートを1,000円にするくらいなら、
1万円のまま、誰にも買われずに、
返品してもらったほうがいい。

みんな、
「最後の1分まで待って、底値で買おうとしているんだ」と思うでしょう?

…でも、その底値ですら、
誰も買わないまま、
最初の出品期間は終わりました。

 

体験編③(結論)売れない服の共通点:その服が好きな人がいない場所では動かない

〜digdigってどうなの?と聞かれたら、私はこう答えます〜

もし誰かに
「digdigって、実際どうなの?」
と聞かれたら、私はこう答えます。

「私の服を欲しいユーザーは、このサイトにはいなかった」
と。

最初の掲載が終了した50枚。
今も掲載中の50枚。
合計100枚の服を出して、
実際に売れたのは たった9枚 でした。

お金の話をすると…

売上金の振込は、

・最低1万円から
・振込手数料200円
・月末締め → 翌月15日以降振込

私は16日に申請して、
実際に入金されたのは30日。

 

このスピード感は、正直、
メルカリのほうが圧倒的に早いです。


でも、私は“お金のため”に出したんじゃない

そもそも、
この100枚の服を出した理由は、
「服の整理をしよう」と思ったから。

もう着ないんだから、
捨ててもいいと言えばいい。

でも、どうしても、それができなかった。

百円でも払って買ってくれる人は、
その服を大切に着てくれる。
私は、そう思って出品してきました。

「少しでもお金を取り戻したい」より、
“誰かのところで、もう一度生きてほしい”
という気持ちのほうが、ずっと強かったんです。


だから、やっぱり答えはこれ

売るって、
「値段を下げればいい」話じゃない。

“誰がいる場所に出すか”が、いちばん大事。

めんどくさくても、
一手間かけて、
自分の服をちゃんと好きな人がいる場所に出す。

結局、それがいちばん早くて、
いちばん気持ちよく、
そして、いちばん後悔のない手放し方だったんだな、
と今は思っています。

 


 

久しぶりにブログ書いてみました 良かったらコメント残してくださいね 

同じように「服を捨てられない」「手放したいけど迷っている」方の参考になればうれしいです。

よかったら、あなたの体験もコメントで教えてください。

 

 

 

追記】

ちなみに、売れなかったエトロのロングコートは
着払いで返送されてきました。

送料は 1,530円

全体的に、動きがゆっくりな印象の digdig ですが、
返品だけはやけに早かったです。

……ここはちょっと笑ってしまいました(笑)