まずは、黙祷を捧げます・・・。
この1年間、私はいったいどれだけの力になれたのだろう。
何もできていないのかもしれない。
でも。
少しでも力になりたい。 という想いは日ごとに増しています。
少しでも周りの人を笑顔にできるような生き方をしていきたい。
そんな想いも日ごとに強くなっています。
これから先、何年たっても、何十年たっても、
この想いは忘れないようにしたい。 そう思います。
・・・バレンタインの時、辻口さんのショコラ以外で、
どうしても手に入れたいショコラがありました。
何度足を運んでもいつも売り切れで・・・
朝一で行って、やっとGETできたショコラ。
そのショコラの名前は「Tohoku」
クラブハリエ 山本シェフのショコラです。
箱が東北の形をしていて、中にはショコラが6粒。
東北6県、それぞれの特産品を使ったショコラです。
上から・・・
青森・・・りんごのジャムとバニラが香るがナッシュを
ホワイトチョコレートで包みました。
秋田・・・“あきたこまち”のライスパフとミルクチョコレートの
優しい味わいを合わせました。
岩手・・・岩手の地酒を使用したコクとまろやかな味わいが
魅力のショコラ。
宮城・・・ずんだ餡とチョコレートの意外な組み合わせを
香ばしい胡麻を使い、風味豊かに仕上げました。
山形・・・“佐藤錦”を使用したチェリーボンボン。
赤い銀紙で包んだ姿がさくらんぼのよう。
福島・・・福島県産のシャルドネワインを使用した
情熱的でフルーティな味わいのショコラ。
一粒一粒が、とても丁寧に作られていて、
東北の素材を存分に生かしたショコラでした。
嬉しいことに、山本シェフ本人ともお話することができました。
実際に被災地の農家を訪れた山本シェフは、
東北の現状を目の当たりにして
「義援金」だけでない支援をしていかなければ・・・と感じたそうです。
東北の素材を使っていきたい。
少しでも雇用を増やせるように・・・
そんな想いから、このショコラが生まれたそうです。
山本シェフの貴重なお話を聞かせて頂き、
このショコラへの想いを強く感じました。
そして、東北への想いを強く感じました。
最後に頂いたサインと握手。
そこから感じ取った想いを、自分なりの形にして、
行動にうつしていきたい。 そう強く思いました。
本当にありがとうございました。
ショコラも、東北の方々を想いながら、
一粒一粒、大切に大切にいただきました。
・・・この一年、たくさんの方が「今、自分にできることを・・・」
という想いを抱えて東北へ足を運ぶ姿をたくさん見てきました。
パティシェ辻口さんも、震災直後に自らトラックを運転して、
被災地にたくさんのスイーツを届けていました。
ToshIくんも、チャリティーコンサートを開いて、
そこで集まったお金で、被災地の方に「今、必要なもの」を届けたり、
直接被災地に行って、歌声を届けていました。
その当時、自分の尊敬する人がすぐに行動する姿を見て、
「スイーツや歌声で、少しでもたくさんの人を笑顔にしてほしい。」
そんな想いで、ただただ応援することしかできなかった。
わずかながらの義援金を託すことしか、できなかった。
当時は、それが精一杯だったから・・・
チャリティーコンサートで、ToshIくんに
「東北にも歌いに行ってあげて下さい。」
そうお願いしたのも、その時の精一杯でした。
でも、今は 「『人任せ』になってしまっていたのかもなぁ・・・」と
ちょっぴり反省しています。
だから、今年は、少しづつでも、
自分にできることから行動にうつしていきたいと思います。
そして、いろいろ考えた結果、
今月末、東北にボランティアに行くことに決めました。
自分に、何ができるかは分かりません。
でも、ずっと、『近いうちに、一度は東北に足を運びたい。』
そう思っていました。
被災地を自分の目で見て、
東北に暮らす人に直接お会いすることで、
何かを感じられたら・・・
そして、現地で感じたことを生かして、今後の人生の中で、
少しづつでも自分なりの形で支えていけたら・・・
最終的にどこに行くのかは、当日にならないと分かりませんが、
しっかりと、自分自身の心と身体を整えて、
東北に向かいたいと思います。
今日は、東北を想いながら、こちらのお酒を頂こうと思います。
『I love you I need you ふくしま』 福島会津のお酒。
すっきりしてて美味しいし、一部が義援金になるので
かなりリピートしています。
東北の一日も早い復興を祈りつつ・・・・。