| たいていの人は経験から得られる知識は正しいと考えてます |
| なぜなら、経験は実際の体験であり、事実だからです |
| では、そこから得られる認識はどうでしょうか? |
| 6人の盲人と像の寓話を紹介します |
| 6人の盲人が象を触りに行きました |
| 象の鼻に触った人は象は蛇のようだと認識し |
| 耳に触った人は団扇(うちわ)のようだと認識し |
| 足に触った人は丸太のようだと認識し |
| 胴体に触った人は壁のようだと認識し |
| 尻尾に触った人はロープのようと認識し |
| 牙に触った人は槍のようだと認識しました |
| そしてそれぞれがじぶんの主張を譲らなかったそうです |
| 自分が実際経験したことだからそれぞれ自分が正しいと思ったのでしょう |
| つまり、経験から得られる認識が正しいとは限らないわけですね |
| むしろ自らの経験から先入観などを身につけてしまう場合も |
| 少なくないわけです |
| トレードではネットや本で得た知識が先入観になることがあります |
| ですので、柔軟な思考は大切だと思いました |