先日、実家のおとんとおかんと私の3人で日帰りプチトリップをしました。

 

 

行き先は岐阜の恵那です。

 

恵那から明智まで25キロを結ぶ明知鉄道の寒天列車に乗ろうと言う企画です。

列車に揺られながら、地元の名産の寒天をふんだんに使った料理が食べられるので、お腹ペコペコで参戦!

まずはJR中央線の恵那駅まで行きまして、明知鉄道に乗り換えます。

 

 

ちょっと品のある切符売り場で手続きをします。

 

明知鉄道は季節ごとに個性的なグルメ列車を運行していて、決まった時間に走るのです。

 

 

こんな通行手形をもらいました。

 

これは一日フリー切符になっているので、沿線を自由に乗り降りしてゆっくりきままに観光できるのです。

東濃の春・・・この日は桜にはちょっと早いみたいですが、素朴な風景が見られると思います。

 

 

寒天列車が入線してきました~。

 

寒天と書かれたヘッドマークが可愛いですね。

いつもは1両で走っている明知鉄道ですが、寒天列車車両を連結しているので2両ですね。

 

 

早速乗りま~~~す。

 

明知鉄道はわたくしは初めてなのでワクワクです。

 

 

車内はまるで宴会場のようにテーブルがあって、もうお弁当がスタンバイしていました。

 

豪華三段重ですね~。

 

 

お品書きでございます。

 

因みに、なんで寒天なのかと言うと、沿線の山岡という地域の名産が寒天なんですね~。

東濃地域は、冬は底冷えするけど雪が少ない地域なのね、だから美味しい寒天が作られるという事で、それに因んでの寒天列車なんです。

この辺りでは山岡の寒天はブランドでして、凄く美味しいんですよ~。

 

 

お弁当以外にもところてん突きが置いてありました。

 

 

自分で突くと、中から綺麗なところてんが出てきます。

 

これって、何回やっても楽しいよね。

 

 

こちらのところてんは前菜の位置づけでした。

 

優しい食感の寒天でツルンと言うより、お口でじんわり溶けるような美味しさ。

ここでしか食べられない味だね!

 

 

まずは1の段でございます。

 

ご飯とか、お蕎麦とか、主食的なものが入っていますが、糸寒天をご飯に見立てた細巻きが入っていた。

ヘルシーで美味しい!ダイエット中にはもってこいのお寿司だね~。

 

 

こちら2の段でございます。

 

寒天をジュレにしてお肉やサラダに掛けてあるけど、少量でも満足感が出ていいねえ~。

 

 

3の段でございます。

水ようかんやゼリーなど、お口直しにさっぱりするデザートが入っています。

 

しかし、最初は物足りないかな?と思ったけれど、十分お腹一杯!美味しくて大満足でした。

 

 

車内では車掌さんがガイド兼アナウンスを務められます。

 

普段は運転手さんというこの車掌さん、さすが沿線を知り尽くしていらっしゃって、丁寧に沿線の見所を教えてくださった。

 

 

例えば、この飯沼駅。

 

日本でもっとも急な勾配にある駅なんだって~~。

それが分かりやすいように、黄色で角度を色付けしています。

車掌さんはこの黄色の部分をとにかく見て欲しい!って力強くおっしゃっていた。

大した事がない角度に見えるけど、この急勾配に駅を作るのには中々の苦労があったみたいです。

 

 

あとこちらは極楽駅。

ありがたい名前に因んで、ホームにお地蔵様がいらっしゃいます。

 

2008年に出来た新しい駅みたいです。

 

 

そんなこんなしている内に、無事に列車は終点の明智駅に到着です。

25キロの短い区間だけど、のんびりと充実した旅が楽しめました。

 

さあ、続いては帰路ですが、フリー切符なので途中下車をしながらゆっくり帰りましょう~。