さて、宝塚大劇場を後にした私は、その後は神戸に移動して、お気に入りの雑貨屋さんお邪魔したり、南京町で豚まんを食べたりして、また大阪に戻り、LOFT梅田に行きました。



今は名古屋パルコで開催されていますが、この時は大阪、LOFT梅田で開催されていた、「国宝みうらじゅん いやげ物展」を見に行ったのです。


この「いやげ物展」、それこそ何年か前にも開催され、その時も見に行ったのですが、今回はさらにパワーアップしていると言う噂・・・楽しみだぜ!


入場すると、まずはMJこと、みうらじゅん氏が自らの遺影を持ってお出迎え。


いきなりのシュールな世界にビビる!


そして、みうらじゅんのライフワークである仏像をモチーフにした「ツッコミ如来」もお出迎え。


ツッコミ如来・・・デカイ!早速ありがたい気分に浸る!



そして、こちらはみうらじゅん氏が何故か女体になった銅像。


以外に巨乳なのは、みうらじゅん氏の趣味なんだろうか・・。



展示物も、冠に国宝が付くだけあって、どれも民俗学的に貴重なものばかり!


これは誰が企画して誰が制作したのか!?そして、誰も「変だな・・・」と思わなかったのか?ミステリーでもあります。


そして、いやげ物にも様々なジャンルがありまして、これは、「プリ貝の世界」。

貝がらを使った様々な芸術品を見ることができます。


こちらは天狗モチーフばかりを集めた「天狗の世界」。


天狗なのか、○○○なのか、○○○なのか(あえて自主規制)、日本人の想像力の素晴らしさを実感できる作品ばかり!



「天狗の世界」は角度を変えてもう一枚!


こういうの集めた居酒屋ってたまに見かけるよね~。



こちらは「ゆるキャラぬいぐるみ」のコーナー。


なんと言いましても、みうらじゅん氏は「ゆるきゃら」の命名者。さすがのコレクション品です。UFOキャッチャーでもこの品揃えは無理だ!


こちらは西郷隆盛モチーフのお土産品のコーナー。


この下駄はバンカラを気取るなら、是非履きたいアイテムだ!



こちらは、田舎くさいキャラクターを集めた「イナキャラの世界」。


そのメインキャラとも言えるのが、我が愛知県が誇る、あの懐かしの演歌歌手、段田男!

段田男自体は、田舎キャラで売っていたが、実際にはそんなに田舎者ではないのである・・・。



カスの絵葉書ばかりを集めた「カスハガの世界」の前で記念撮影。


「ナゼこれが絵葉書に???」的なものが展示されています。

ヤスキ節の絵葉書から漂うこの馬鹿らしさは、日本人の持つそこはかとない大らかさが伝わってきていいではありませんか。


今は、絵葉書もクオリティが上がってしまったので、この展示品はどれも貴重!



こちらは変な湯呑ばかりを集めた、「ユノミンの世界」。


確かに、湯呑は「感謝」とか「のんびり」とか相田みつを的な字で書かれたものから、方言を番付風にしたものまで、バリエーションが豊富。

そんな中、これは奈良の鹿をリアルに再現した一品。急須もリアルな鹿!欲しい~~!



こちらは、センスの悪い掛け軸ばかりを集めた「ヘンジクの世界」。


中高生辺りが修学旅行で買ってしまいがちな雰囲気が漂っていますが、一枚の掛け軸に、ご当地を詰め込んだ欲張りな感じは、私は嫌いじゃない・・・。



こちらは和風なお人形を集めた「フィギュ和の世界」。


南北に長い日本列島、日本の心と言っても、風土によって様々だということをこのフィギュ和から学ぶことができます。

まさに、民俗学の極み!



こちらは、ほっこりした妖精さんがモチーフの「二穴オヤジの世界」。


鉛筆を挿す用なのか、穴が開いている置物は誰もが学習机の上においていたはずだ!




さすがだ・・・さすがすぎるぞ!みうらじゅん!小難しいうんちくを垂れる現代アートなどと比べたら、数段清々しい気持ちで見終わることができた。


このユーモアが人生には必要なんだよね~。



因みに、私がお土産コーナーで買ったものはこのステッカー。


交通安全を地味に啓発する安全坊やとMJの共演したカワイイシール。

一枚は、私と同じくみうらじゅんをリスペクトする妹へのお土産で~す・・・いるかなぁ?