そこで起こった「カレー事件!」

高校を卒業したばかりで
英語もほとんど話せない私。
みんなの会話にもついていけないから
ニコニコ笑いながら
何をしたらいいのか
誰かの後をついていく、という毎日。

それでも、肉体労働は続いているので
体はへとへと。

ある日朝のミーティングで

「今日の夕飯はカレーライス」
という単語が聞こえました。

大好きなカレーライス‼️

楽しみで楽しみでラブラブ


1日の仕事を終えてから
少し泳いだりして時間をつぶし、

そろそろ夕飯の時間だなぁというころに
ベースキャンプに向かうと、、、

なんと‼️
みんながもう食事をしているのです‼️

鍋を覗くと、
カレーは、、、



ない。

ガーンガーンガーンガーンガーン

「カレーがない‼️」
とつぶやいたら、

「そこのコンビーフ食べていいよ」

私が食べたかったのは
そんなものではありません。

みんなが英語でなぐさめてくれても
気持ちはおさまらず、、

私は大泣きしてしまったのです。

えーんえーんえーんえーんえーん

そして大泣きしたあと、
1人になって考えました。

「どうしてカレーが食べられなかったの、、」


それは
みんなが意地悪をしたわけでもなく、、

私が夕飯の時間を間違えたから。
英語がわからないのに、
確認もしないで
わかったようなふりをしていたから。

そう。私が悪いんだ。


次の日の朝のミーティングが終わってから

「ねぇねぇ、なんて言ってたの?」

と聞いてみた。

そしたら

「そうだよ。
そうやって聞けばいいんだよ」と。

「でも私、英語しゃべれないし、、」

「しゃべってるじゃん」

「いや、うまくしゃべれない」

そしたら、、

「日本人のゆかりが英語をうまくしゃべれるはずないだろ。そんなこと誰も期待してないよ」

びっくりびっくりびっくりびっくりびっくり

目からウロコでした。


期待してない。


そうなのか。

うまく話さなくてもいいんだ

おねがいおねがいおねがいおねがいおねがい



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これは水浴びをしているところですウインク

つづく、、、