メメント・モリ(死を想え)

メメント・ヴィータ(生を想え)

藤原新也氏の50 年の壮大な旅に立ち会えます。

 

20代の頃にインドの写真につけられていたキャプション

「ニンゲンは犬に食われるほど自由だ。」にガツンとやられました。この作品も展示されています。

現在までの写真だけでなく、それらに添えられた鋭く力強い言葉、ダイナミックな書、そして東京藝大油画科時代の実に自由な作風の絵画も展示されています。

 

いまなお時代に向き合い続けている藤原新也氏。いまこそぜひ!

1月29日まで。世田谷美術館。

 

館内で開催中の「それぞれのふたり 萩原朔美と榎本了壱」

こちらもオススメです!

寒中お見舞い申し上げます。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

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K-BALLET  Opto「プラスティック」

 2023.1.8-9(於:KAAT神奈川芸術劇場)

初日を観た。

「ペットボトル迷宮」「ビニール傘小町」どちらも熊川哲也の熱い想いを感じられるシリーズだった。

 

特に渡辺レイ:振付・演出の「ビニール傘小町」は、バレエダンサーが踊るコンテ作品として、かなり攻めた力作だったと思う。

コンテ作品は一回だけで消費されることも多いが、進化を重ねコンテンポラリーの名作を生み出していけるようにと願っている。

 

 

先日書き忘れていましたが、「外は、良寛。」公演会場でゲットしました。

今年1月に上映された映画「名付けようのない踊り」(監督・脚本:犬童一心)に特典映像がついたBlu-ray 。

映画館でも観ましたが、じっくり再発見できて何度でも楽しめます。

 

単なる記録ではなく、映像作品として何度も繰り返し見ることができるのは、なんといっても田中泯の圧倒的な存在感、身体の密度、そしてそれらを支える日々の生活、生き方に魅了されるからでしょうね。犬童監督の泯さん愛の深さと切り取り方が素晴らしい!

 

田中泯 × 大泉洋スペシャル対談が笑えました。

公演会場、またはテレ東本舗で買えます。

テレ東本舗

https://shop.tv-tokyo.co.jp/shop/g/gDBS004104/

 

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今年は目まぐるしい年でした。

みなさま、どうぞよいお年をお迎えくださいませ。

そして、来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。