「円環」(2025.2.9 於:彩の国さいたま芸術劇場)千秋楽を観た。

全く違う3作品を楽しめ素晴らしいプログラムだった。特に2 番目に近藤作品があることで相乗効果があったと思う。

 

近藤良平がNoism1に演出振付した作品

「にんげんしかく」は、段ボール箱で遊び尽くしたような作品。観客の肩の力をフッと抜いてくれ、クスッと笑いつつもキュンとしたり。

「ハコ」の捉え方でいろんな見え方になるが、決して押し付けがましくなくいい塩梅に仕上げるのが近藤作品の奥深い面白さだと思う。

 

最後の金森穣の新作「宙吊りの庭」は、自分の記憶が呼び起こされ重ねたりしながら、紡がれていく時間に引き込まれた。

熱いものが込み上げてきた美しく濃密な時空間だった。

 

東京バレエ団 「ベジャール版 くるみ割り人形」 初日を観た。(2025.2.7)

ベジャールの自叙伝的な作品だが、あくまでも古典の「くるみ割り人形」がベースになっているところが面白い!

 

時を経ても踊り込んだ曲が鳴ると踊れてしまうのがダンサー  アルアルだが、子供の頃からずっと踊ってきたくるみ割り人形を、あんな風に振り付けられて皆さん初役でよく頑張ったなぁと思う。

ダンサーにとってもオリジナルなコンテ作品に向かうのとも違う体験ができたのではないかと想像している。

 

ダニエル・シムキンが怪我で降板したのは残念だったが、ジル・ロマンを観れて涙が出そうだった。

圧倒的な存在感!!偉大な巨匠の作品を継承する姿に立ち会え、いろいろと考えさせられた貴重な作品だった。

あけましておめでとうございます

 

今年も平穏で笑顔の日々でありますように

みなさまのご多幸をお祈り申し上げます