私が経験した子宮外妊娠について、忘れないように、少しでもお役に立てるように、記録しておきたいと思います。
卵胞が卵巣の中にたくさんできて、ある程度の大きさにはなるけれど、排卵がおこりにくくなる病態。
診断されたときは学生で妊娠も望んでいませんでしたし、そんな深刻に話されることもなく、「ピル飲んでもいいと思うけど?」くらいの案内で、「考えます。」とお返事したままご無沙汰になっていました。
結婚して、妊活もそろそろ真剣に考えたくなると、じわじわと数年前のこの診断結果が気になります。知り合いの助産師に相談して、産婦人科へとりあえず検診と相談に行ってみることにしました。
主人とふたりでと思っていましたが、最近胸の張りもあるし、そろそろ生理があるかもと思い、空いた時間に一人で受診。
なんと、そこで小さな袋がエコーに映り、妊娠判定がでました。私は基礎体温をつけていませんでしたし、生理周期が安定していないこともあり、はっきりした週数がわかりません。
「来週も見てみて、そこで正常妊娠か判断しましょう」とお話がありました。
異常妊娠?正常妊娠?
よくわからないまま、嬉しいような怖いような、
嫌な予感と不安な気持ちで帰路につきました。
基礎体温をつけておかなかったこと、これほど後悔した日はありませんでした。
主人と母親にだけ報告をすると、「妊娠できる」ことが一歩前進だと喜んでくれました。
不安いっぱいで検索ばかりしていたのを覚えています。

