好きだから身を引くって難しい・・・ | あたし・主婦の頭の中

好きだから身を引くって難しい・・・

あれは7月の半ばのこと・・・。

嵐ファンの友達から、

「嵐の国立の当落電話案内、始まったらしいよ」

という連絡をもらい、当落案内に電話をかけた。

過去の似たような記事 その1その2


相変わらず全然繋がらない・・・。


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そうして、数時間後!!


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震える手で長女のファンクラブ会員番号等を入力し・・・

心臓ドキドキさせながら結果を待つ・・・。

しばらくして、流れてきた音声は・・・?


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大丈夫! まだあきらめるのは早いわ!

姉に頼んで入ってもらった姉名義のチャンスがあるわ。

もう1度振り出しに戻って・・・。


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そうして、やっぱりなかなか繋がらない・・・数時間後。


あたし・主婦の頭の中


ドキドキしながら、

姉のファンクラブ会員番号等を入力し・・・

流れてきた音声は・・・?


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   つづく・・・


そんな意地悪はしないわ! またつづく↓


夜になって夫が帰ってきた。


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夫は何かを見つけた。床に転がっている私を。


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そうして、言った。


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私の代わりに長女が説明してくれた。


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そうなのだ、姉名義も外れていたのだ。

私名義は、東京ドームにかけている。

ということは・・・

また今年も嵐との夏は過ごせないまま・・・

私の夏は終わってしまったというのね・・・。

まだ梅雨も明けていないというのに・・・。


辛すぎる・・・。つい、こんなことさえ思ってしまった。


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泣きながら長女に言った。

すると、長女は目を覚まして!と言わんばかりに


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ぺーちゃん・・・あなたはなーにもわかっちゃいない! 


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もう、いやよ!


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いっそ忘れてしまいたい。

そうすれば、こんな悲しい気持ちになんてならなくて済むもの。

好きだからこそ身を引く・・・

そうした方が幸せになれることあってあるの


でも・・・好きなのよ・・・

あぁ・・・どうしたらいいの・・・うぅ・・・。


「そう言ったきり、ママったら・・・」


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と、その時、私の携帯が鳴った。

長女が携帯を私に差し出した。

高校時代のTちゃんだった・・・こんな時に何よ。


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妙に興奮している。

何よ、私がこんなに落ち込んでいる時に!

ところが、Tちゃんの話を聞いて、

Tちゃん以上に興奮した私。


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急いで電話を切ると、私は叫んだ!

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神様はいたのですね・・・。


ぺーちゃん!

初日と最終日、1枚ずつ!

ママと離れ離れに参戦することになっても、

全然構わないわよね?


そう長女に言うと、長女は大喜びで跳ね上がった!


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そうして、聞いた。

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あら? まだどちらに行くかは決められないわよ!


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すると、長女は大ブーイング。


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それを聞いていた夫まで横から口を挟んできた。


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夫よ、あなたは何にもわかっちゃいない!


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ここはじっくり女同士で話しましょう! 

そう言ったのに、長女ったら・・・


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とんでもない! 

ママはそんな大人げないことを言うつもりはないわ!

とにかく、ペーちゃん、下の部屋にいらっしゃいよ。


そうして、渋々ついてきた長女と部屋に入ると・・・


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そうして、話し始めたわ。女同士の大切な話を。


話を終え、リビングに戻ると、

女同士の話に入れてもらえなかった夫は

興味津々、長女にすぐに聞いてきた。


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長女は明るい声でこう答えた。


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その表情には不平不満はどこにもなかった。

ぺーちゃん、ママの気持ち、わかってくれたのね・・・。

それなのに、夫は私を睨んでこんなことを言うじゃない!


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脅したですって? 冗談じゃないわ!

私は正直に話しただけよ。



ぺーちゃん、よーく聞いてちょうだい。

あのね、もし食糧難になって、食べ物がなくなって、

仮に今、目の前に1杯のかけそばがあったとしたら・・・

ママはどうすると思う?

全部子供たちに譲ってあげるわ。汁1滴だって、欲しがらないわ!


でもね・・・ちょっとママの話を聞いてちょうだい。

 
あたし・主婦の頭の中


そうよ・・・


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きっとこの先、ぺーちゃんも彼氏とドキドキしながら

デートするってこともあるでしょう・・・


あたし・主婦の頭の中


だけど・・・

だけど・・・

だけど・・・


ママには! ママにはね!!


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「嵐より胸トキメく男の子なんて現れないはず!

嵐だけなの! 嵐・・・しかいないのよ! うぅ・・・

わかる? ぺーちゃん・・・わかってくれる?」

 
あたし・主婦の頭の中


そう話しただけよ。

それだけで、ぺーちゃん、あっさり納得してくれたのよ。

やっぱり女同士、すぐにわかってくれるのよ。


すると、夫はこんなことを言った。

「ぺーちゃんがそう言ったなら俺は何も言わないけど、

でもさ!」


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えっ? どういうことよ?


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よーく考えてみたらわからない?


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「嵐のこと、本当に好きなら、前の席はぺーちゃんに

譲るべきだと俺は思うよ!

それが、本当の意味での

好きだからこそ身を引くっていうことじゃないの?」


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言い返せない自分がいました・・・。

そう・・・エッセイ『女の賞味期限』の中でも

「コンサートにかける情熱」というタイトルで書いたわ。


もしアリーナ席がおばちゃんで埋めつくされていたら・・・

こんな事態になりかねないかって・・・


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        「コンサートにかける情熱」挿絵より 


でもね、夫に何を言われようが、気にしないわ!

やっぱり好きだからって身を引くのは難しいもの!


ようやくチケットがTちゃんのところに届いて、

その結果、長女は初日、私は最終日参戦に決まりました。


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お仕事ポワ~ン№4配信されました。サイン会の様子も出ています。

もしよかったら、観て下さい。

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前回の記事にもたくさんのコメントをどうもありがとうございました。そう、マーフィーの法則ですね。スーパーのレジ、自分が並んだところはなかなか進まないとかそういう潜在意識から、物事がそう動いてしまうこと。ホント不思議とそうなりますものね。

さて、コンサート行かれることになりました。が、記事に書くのどうしようとすごく悩んだのです。というのも、自分が外れたと知ったとき、ホントにこの世の終わりみたいな気持ちになったので。これを読んでくださった方の中にもきっと今回は外れてしまった方もいるわけで・・・。でも、コメントやメッセージで国立行かれますか?と声を掛けてくださる方も本当に多くて、行くのに黙っているのも、なんだか失礼だなと思い、記事にしました。

キレイ事かもしれないけど、私は嵐のファンクラブの人、皆が行かれるようになったらいいのにと心から思うんです。やっぱりテレビも観覧もいいけど、コンサートは格別なものがありますから。今、1名義で4名まで購入できるけど、いっそ1名義1枚になってもいいんじゃないかなと。一緒に行く場合は、ファンクラブメンバー同士で申し込むことができるとか。(観覧みたいに)そうしたら、ネットオークションで高額な金額で取引されることも少なくなるんじゃないかなとか・・・。今回外れてしまった方、次は行かれることを祈ってます!!

では、今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。