毎日味噌汁作りますか？

あれは、今から15年前。

新婚当時、ある日の我が家の食卓での出来事。

何やら夫が悩んでいた。

すると、夫はこう答えた。

鰹節でダシをとった味噌汁なのか、

煮干でダシをとった味噌汁なのか・・・

俺にはすぐにわかったんだ・・・。

それを聞いて、私は笑った！

だって！

ダシ入り味噌？

ダシ入り味噌使っていたの？

あら？　そんなに驚くことなの？

合理的だと思ったのに・・・。

それから私はダシ入り味噌を使うのをやめた。

別に夫にダシ入り味噌をダメ出しされたわけではないけど、

まだ新婚で良い妻演じていたところがあったのね～

そして、またある日のことだ。

夕食の準備が整い、さぁ食べましょうとなった時、

夫が言った。

↑注ぐ→よそう　が正しい？

夫は、当たり前のようにそう言った。

だから、私は答えたわ！

よそうのを忘れたんじゃないわ。

だってさ・・・

そう言うと、夫はまるで未知の世界に迷い込んだような

激しいカルチャーショックを受けた感じで・・・

それから諭すようにこう言ったのだ。

当たり前・・・

当たり前じゃない？　って今言ったよね？

お互いに良き夫、良き妻の仮面が

ペロンと剥がれた瞬間であった！！

それからも夫は、

私が味噌汁を作らない日には決まって・・・

と聞いてきた。

それが全然、悪びれた様子もなく、当たり前のように

そう聞いてきた。

私は、この夫の

「あれ？　味噌汁は？」

の言葉を聞くたび、カチン！　ときた。

むかつくのである。

「作ってないよ」と答えれば、夫は「あっそうなんだ・・・」と

何事もなかったようにそう答える。

それが余計にむかつくのである。

「味噌汁くらい必ず作れよ！」

とストレートに言われた方がまだマシかもしれない。

そう言われたのなら、私は荷物をまとめて、

ネコを抱えて、実家に帰ったことだろう。

こんな傲慢な男性とは一緒に暮らしていけないわと

第二の人生も考えたことだろう・・・。

しかし！　夫は「あっそうなんだ・・・」と言うだけである。

だったら、聞くなよ！　

私はこの言葉を聞くと、すごく腹が立った。

だから、夫が飲み会で食事がいらないという時以外は、

必ず味噌汁（何か汁物）を作り続けてきた。

カレーライスやパスタという明らかに味噌汁が

必要じゃないメニューの時は除いて、

暑くて味噌汁なんか飲みたくないような日でも必ず・・・

味噌汁に入れる具が見当たらないくても

適当に何かが浮かべて・・・

味噌汁を作り続けて1５年！　だ。

今では自家製味噌まで作っている。

(ある意味、夫に負けたくないのだ！！）

「あれ？　味噌汁は？」と聞かないで済むように・・・。

ところがである！

先日、夫が飲み会だと言っていたので、

当然のことながら、味噌汁を作らずにいたら・・・

深夜帰宅した夫が

↑あくまでイメージ、寿司のお土産ありません・・・

なんか小腹が空いてさぁ～と言ってきた。

「ご飯、残り物ならあるから適当に食べれば～」と言って

パソコンをやっていたら・・・

台所から私を呼ぶ声。

何よ！　自分でできるでしょ？　と睨む私に・・・

出た～～！！

久々に聞いたよ、あの台詞！！

ムッカーーー！

今日は飲み会って言っただろうが！

それにしても！！　あなたって！！

そう切れた私に、夫はまた悪びれた様子もなく

申し訳なさそうに平謝りしてして・・・

そして、カップの味噌汁に湯を注ぎながら

（そこまでして味噌汁にこだわるのか？）

と呟きながら・・・

夫の口からこぼれた歌

♪でも～

さだまさしを真似たらしいソフトで哀愁を帯びた歌声に

ガルル・・・
おとうさんは、いや、

私は久々にブチ切れのだった！！

補足：

さだまさしのこのＣＭを知らない方はこちら へ

で、思ったんですけどね、

皆さんの家は毎日味噌汁って作っているのかと・・・。

たまに、よそのお宅にお邪魔していて、

夕食をご馳走になるなんてこともあるんだけど、

おかずとご飯は必ずあっても、

味噌汁がいつも登場するってわけではない。

でも、そこで私が「味噌汁って毎日は作らない？」と聞くと、

何だか味噌汁を催促しているみたいにとられてもイヤだし・・・。

そこで皆さんに聞いていいですか？

皆さんのお宅は、毎日味噌汁作ってますか？

これは、「なるべく作るようにしています」とかの理想論ではなくて、

実際に作っているか作ってないか教えてください。

私なんかは

♪味噌汁つかない～♪で、いい日もあるんだけど・・・。

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前回の記事にもたくさんのコメントをどうもありがとうございました。昔のカラオケを知ってる皆さん、懐かしいコメントをどうもありがとう！　「ＭＹ　ＷＡＹ」熱唱おじさんいた！　いた！　そして、尾崎紀世彦の「また逢う日まで」喉自慢おじさんもいたよね～！　そして、そう、ヒットソングとかは、皆がこぞってリクエスト入れるから、歌い手だけ変わって、バトンタッチのように同じ歌でローテーションなんてこともあったわ。いかにウケを狙って聴かせるかが勝負だったら、店におじさまが多い日なんかは、テレサ・テンとか、あえておじさまウケする歌をリクエストして、沢山の拍手もらって、いい気になっていたっけ・・・。でも・・・何人かの人が書いてくださっていたチークタイムなんて知らなかった！　なんだか昭和っぽくていいわ！　って昭和だよ！

でゃ、今日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。