春風を感じられない我が家の事情
昨日、2月22日はネコの日でしたね。
私がネコと一緒に暮らし始めて早24年・・・。
人生で初めて一緒に暮らしたネコ・みんみんは
顔がとっても大きなネコだった。
顔、頭の大きさと脳みその量は比例するのか・・・?
みんみんはとても頭の良いネコだった。
春・・・網戸をしていると花の香りと共に
春の暖かい風が室内に入ってくる・・・それはとても心地よいものだ。
しかし、網戸をしっぱなしにいておくと、みんみんがやってきて・・・
網戸を開け、すんなり脱走!
みんみん脱走を恐れ、せっかくの春の風も我が家ではお預け。
それから、みんみんは、家族が帰ってくると、
必ず玄関の前で待っていて、
「おかえり」と(たぶん)言ってくれる賢いネコだった。
そんなみんみんが亡くなって・・・
我が家にやってきたネコ・あかるは
同じ黒猫ではあったけど、顔がとても小さいネコだ。
我が家に遊びに来た人があかるを初めて見ると
2通りの感想を述べる。
「うゎ~顔が小さいね」と「うゎ~体が大きいね」。
実際のところ、顔が小さいから体が大きく見えるのか、
体が大きいから顔が小さく見えるかは定かではない。
しかし、皆さんが口を揃えておっしゃること、
「顔と体の大きさがアンバランスなネコだよね~ハハハ(苦笑」。
そうなのだ。私は今まで顔の大きなネコと顔の小さなネコと
一緒に暮らした経験から言うと・・・、
どーも、ネコの顔、頭の大きさと脳みその大きさは
比例するのではないか? と思えてくるのだ。
そう、頭が小さいあかるが玄関で私たち家族を
出迎えてくれたことなんて今まで一度だってありゃしない・・・。
いつも部屋で寝転んでいて、
私が帰ってきても「おかえり」でもなく、少し目を開けて
という感じである・・・。
家族を玄関でお迎えするなんて頭はあかるにはない。
でも、そんなあかるにだっていいところはあるのだ。
そうだ、あかるには網戸を開けようなんて考えはない。
網戸の先に広がる外の世界は、あかるにとっても、
そりゃ魅力的なものであるだろう。
しかし、網戸を開ける術を彼女は知らない。
私は部屋に入ってくる春の風を思いっきり堪能しながら、
ちょっとおバカなあかるに感謝していた。
ところがである。数年前のある初夏の日のこと。
私は気がついた。そーいえば、あかるがさっきから
見当たらないことを・・・。
狭い部屋を探し回ったけど、あかるはどこにもいない。
網戸を見た。
網戸はきちんと閉まっていた。
そうよ! そうだ。
ところがである・・・。
あかるの姿は依然見つからないものの・・・
私は見つけてしまった!
部屋の中を優雅に飛ぶ1匹の蚊を!
何で蚊がいるよ? だって、ほら網戸は閉まっているじゃ・・・・
と、もう一度網戸を見て
あ、網戸が!!
あかるよ!
確かにあなたは網戸を開ける術を持ち合わせてはいなかった・・・。
でも・・・あなたにもやっぱり、網戸の外に広がる世界は
とても魅力的なものだったんだね・・・。
出たい! 出たい! というその思いが膨らんだ時・・・
あなたは頭じゃない・・・その体を使い・・・
網戸に突進したんだね・・・。
きっと、その時、あなたの目には網戸が
赤い布に見えたに違いない。
そうだ、あかるは体を使って網戸を突き破って脱走していた。
それ以来、2度もあかるに網戸を破られた我が家・・・。
もうすぐ春の風が心地よい季節を迎える。
でも、我が家は今年もその風を感じることはできそうにない。
いつ闘牛と化したあかるに突進されるかもしれないので・・・。
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前回の記事にもたくさんのコメントをどうもありがとうございまいした。人を誉める衝動はおばちゃん化ではなく、欧米化ということだと知りました。これからは恥ずかしがらずに、どんどん感情のままに、誉めて行こうと思いました。恥ずかしい時はちょっと外国人ぶって、「モッタイナイ!」みたいに「アナタスバラシイデス!」と言ってみる?
では、今日の記事にも最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。