おしんスッチー 国際電話の掛け方
先日、久しぶりにアメリカの友人に電話を掛けた。
本当に久しぶりのことで・・・
えっと・・・まず頭にNTTとかKDDIとかの番号をつけるだよね・・・
ビクビクしている自分がいた。そうしたら・・・思い出したの、この話。
うちの夫は、英語が大の苦手だ!
彼にとっては、英語は恐怖らしい。
そんな夫と海外旅行に行くとするでしょ?
強気! かなり強気な日本男児!
私は心の中で思う。「そんな強気も後少しだわね・・・」と。
日本のエアラインだとすると、機内まで余裕の強気。
ところが、これが外資系エアラインに乗った場合だと、
機内からすでに弱気。
余りの英語恐怖症ゆえ、外国人が話し始めると、
夫の脳は、耳から入ってくる音すべてが雑音と認識するらしい・・・。
そして、搭乗機が現地に着いた途端、
夫はとっても弱気な人間に変身する。
あの成田で強気だった夫はどこ?
適度な距離を保って・・・。
この適度な距離というのが重要で、
10歩くらい開けて歩いてしまうと・・・
こんなハプニングも起こり得ることも経験上知っているので、
本当に計算された微妙な距離を保って・・・私の後を歩いてくる。
そんな英語が恐怖の夫である。
話は変わって・・・まだ結婚する前の客室乗務員時代の話。
ある日、いつものように、ステイ先のホテル、
同期のYちゃんの部屋に集まって、おしゃべりしていたときのことだ。
Yちゃんが電話に出る。
彼氏からだ。すごく楽しそうに電話で話をした後、Yちゃんは言った。
謝るYちゃんを見て私は思った。
いいな・・・彼氏から国際電話。
こうして皆と部屋で話している時に彼から電話がくる・・・憧れるわ~
もし彼から電話があったら私・・・
皆に羨ましがられるように大きな声でこう話すのに・・・。
でも、彼(現・夫)は今まで国際電話なんか掛けてくれたことなんてなかった。理由は1つ、英語が恐怖だから・・・。
私は考えた。絶対、私もこれがしたい!
女の子として生まれてきたからには、私だって言ってみたわ!
「淋しんぼさ~ん!」って!
同期が私の部屋でおしゃべりしている時に、彼から電話を掛けてもらおう!私は入念に計画をたてた。
実行する日は決まったわ! 私は彼に言ったの!
すると、彼は・・・
早くも怖気ついている様子。
すると、どう? 急に仕事が忙しいふり?
言い訳ばかり・・・。本当は英語が怖いくせに!
私は強気でこう言った。
実行日当日。
私は計画通り、同期を自分の部屋に呼んで・・・
さぁ、さぁ楽しいおしゃべり始めましょう!
ふふふ・・・もうすぐ電話が鳴るわ。
そしたら・・・ふふふ・・・
「淋しんぼさ~ん!」ね! ふふふ・・・。
焦らしているつもり?
もーイライラするわ! 早く掛けてよ!
あら? もうこんな時間じゃない!
結局、電話は鳴らないまま・・・皆は自分の部屋に帰って行った。
私の努力って一体?
日本に帰った翌日、私は彼に泣きながら訴えたわ!
どうして・・・どうして・・・どうしてよ! 待ってたのに!
すると、彼は言った。
そして、話始めた昨晩あった一部始終を・・・。
昨日の夜、俺・・・すごい勇気を振り絞って
カータンに教えてもらった電話番号見ながら電話したんだ。
ガチャ・・・電話が繋がった!!
もー、ドキドキしたけど、ほら、相手がペラペラ喋り出すと余計恐怖じゃない? だから、相手に話す隙を与えはいけないと思って、俺必死に言ったよ!
「・・・・?」
相手はチンプンカンプンみたいで・・・だから、また言ったよ!
「・・・・?」
え? ちゃんと○○ホテルに繋がっているんだろうな?
心配なってきて・・・ホテルの名前連呼したんだ!
そしたらさ・・・受話器から、
「あんた・・・
どこさ電話しとるべ?」
受話器から日本語が聞こえてきたかと思ったら・・・
相手は言ったんだ・・・。
「うちは普通の民家だべ!!」
その後、彼が掛けた番号を聞いて驚いた!!
そう・・・彼は国際電話なのにいきなり市外局番から
押していたのだ。
それじゃ
海は越えられないわな!!
追記:ある外国の都市の市外局番から掛けると、日本の某都市の
民家に繋がるようです。この話は私の同期の間で愚かな男
伝説としていまだ語り継がれている・・・?
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節分の記事にもたくさんのコメントをどうもありがとうございました。豆まきをした後に、豆を食べるんですね~。知らなかった! 豆が綺麗なうちに自分の歳の数だけ先に食べてしまうのかとずっと思っていましたよ。それから、私・・・パーマは掛けていないのです。気合入れるときだけ、髪を巻きます! 節分は私にとって気合入れデーなのです。ちなみに今日も巻いてます。今日、巻いているそのワケは・・・?それは明日のブログで。
では、今日も最後までお付き合いくださり、ありがとう!