美容院でのシャンプーが苦手です
【2008年のブログ記事です】
美容院でシャンプーしてくれる男の子って
イケメンで若い子が多い。
イケメン好き、若い子大好きな私、
喜んでいると思うでしょ?
とんでもない! これ、非常に困るのよ!
だって・・・
「本日シャンプーを担当させて頂きます松本です」
もー!なんてイケメン!!
顔ではオバ心を悟られないように平静を
装いながら、心臓はバフンバフン・・・。
こんな私でも、緊張してしまいます。
「それでは倒しますね~」
と言われると、
頭に思いっきり力が入ります。
彼の腕に負担をたけたくないから。
いいえ、正直に言うわ。
『なんて頭の大きなおばちゃんだよ!』と
思われたくないから・・・。
でもね、あまりにも頭の重さを軽くすると
『あっ、この人踏ん張っているな』
と悟られるのもいやなので、
この微妙な力加減・・・これが結構大変だ。
シャンプーをしてもらいながら、
いろいろ考えてしまいます。
「あぁこの人の彼女いいな~」
顔隠しの布の下では妄想列車が暴走してます。
「今日も、俺がおまえの髪を洗ってやるよ~
おまえの髪がキレイなのが、俺の喜びだからさ」
こんなこと言われながら、
毎晩シャンプーしてもらえたら・・・ククク。
せっかくのリラックスタイムなのに、
頭の中、妄想だらけで休まることがありません。
正直、すっごく疲れます。
だったら、考えるなよって?
ダメよ、若いイケメンが目の前にいたら、
いろんなことを考えずにはいられないの!(自業自得?)
そしてお決まり。
「痒いところはありませんか?」
もちろん痒いことろがあっても
言えないわ・・・
この季節、全身乾燥状態の私、
「そこと、あっ、右側のそこも・・・」
なんて思ってても、絶対に口には出せません。
だって、恥ずかしいもん・・・←完全な乙女。
で、お決まりのこの台詞。
私、いつも思うんだけどさ!
そう言いたくなる気持ちをぐぐっと堪える・・・
だって、嫌われたくないんだもん!←気分は80年代アイドル。
そして、シャンプーが終わると、
タオルで耳を拭かれるでしょ?
最後は耳の穴にタオル突っ込まれない?
優しくだけど・・・。
あれが・・・嫌で、嫌でたまらないわ!
だって思ってしまうんだもん・・・
耳キレイだった?あたし・・・って。
もし私の耳にINした部分が
うっすら黄色く汚れてたらどうしよう・・・?
そんなこと想像して、怯えちゃうの。
すべて終わったわ・・・。
あなたとのシンデレラタイムもそろそろお終い。
この
「お体起こしましょうね~」
が実は一番苦痛!
そう顔では平静装いながら・・・
思い切り腹筋使ってしまう私なの・・・。
美容院に来て、なして腹筋運動?
そう思いながら、重かったらどうしようって。そして、極めつけは・・・。
あのイスよ!
高さ調節するあのイスを
イケメン君が足を使って高くするとき・・・
少しでも辛そうな顔を見ると・・・
「生まれてすいません・・・」的気分になっちゃうの。
まだカラ―もカットもしないうちから、
ぐったり疲れてしまうのよ・・・。
もうヤングなイケメンは、
シャンプー担当からおろしてよ!
そうじゃないと、リラックスできないでしょ!
あっ、でもやっぱり、おろさないで~!!
こんなドキドキも、たまにはいいかも?
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この頃はね、シャンプー男子が、息子くらいになっちゃって、ドキドキもなくなったわ。その代わりに、他のこと考えて頭の中は大忙し。シャンプー男子って、ガリガリな男の子が多くない? あなた、私より体重が少ないんじゃ?(たぶん、実際少ないと思う)という彼ら見てると、『仕事忙しくて食事取る時間がないんじゃないかしら?』とか、『ちゃんと寝てる? 夜遅くまでカットの練習しているんじゃない?』とか・・・すっかり母親気分で、あれこれ心配してリラックスもできやしない。