変身スタジオ
姉が添乗員で働いていた頃。
「ハワイのツアーに行くとね
お客さんのおばちゃんたちって
こぞって変身スタジオに行くんだよ~
でね、帰りの飛行機の中でその写真を
見せ合って喜んでいるんだけど、
それがすごくキレイで、
えっ?
これがあなた?
とマジに聞きたくなるくらいの変貌振り。
でね、おばちゃん別料金でマグカップとかキーフォルダーとか
オリジナルグッズまで作っちゃって・・・
ねぇ今度もし同じ時期にハワイ行くことがあったら
一緒に変身スタジオ行ってみない?」
「行く!行く!」
そう姉と約束していた。
そして、ついのその日が来た!
姉のハワイ滞在スケジュールと私のハワイフライトが
ピタリと重なり・・・
ついに念願かなって私たち姉妹は仲良く手をつなぎ、
おばちゃん観光客のメッカ・変身スタジオへGO~!
まずは受付で自分がどんな感じに変身したいか
記入します
散々考えた結果
ワイルドで
セクシーで
ゴージャスで
行こうと!
鏡の前に座ると、まずは髪の毛にこれでもか!の
ホットカーラーを巻かれます
程なくしてメークさん登場。
メークさん、やはりハワイでもそうでした
「あら、こんにちは~
YOUたち~そっか~
ワイルドで、セクシーで、ゴージャス希望なのね~ん!
わかったわ!私に任せて~思いっきり変身させて
あ・げ・る」
親の仇打つかのように、お粉を叩かれ
出来上がった顔はこんな・・・・
あの・・・・
ワイハのIKKOさん、
こ、これが・・・
あなたが言うところの
ワイルドで
セクシーで
ゴージャスですか?
確かに今にもターザンのように木から木へと奇声上げながら
飛び移れそうなワイルドさではありますが・・・
いよいよ写真を撮るため、スタジオへ。
テーブルが1台あるだけ・・・。
カメラマンのチャイニーズおぼしきお兄さんが
「そこで、ポーズ取るアル、いいアルか?」
えーーーーでも、恥ずかしい~
そんな~ここで~ポーズなんて~
とモジモジしてたら
ついに切れた!
「わたしの時給どのくらいだと思うアルか?
とっとと撮って、帰りたいアルよ!」
(と言っているような態度)
わかりました。恥ずかしがらずにポーズ取ります。
こ、こんな感じ?
こう?
これでいい?
懸命にポーズを取っていると・・・
お兄さん!
さすがはプロ?のカメラマン、誉め上手!
「いいアルね~キレイアルよ~」
「セクシーアルよ~
そそられるアルよ~」
↑さすがこれは言ってない
私はすっかりモデル気分~
自分でも驚くくらいにいろんなポーズが出来ちゃった~
「はい、次その肩紐取るアルよ!」
なんて言われたら、肩紐どころか
スッポンポンになっちゃうくらいテンションノリノリ~
姉もそうだったよーで、撮影後化粧を落としながら
「ねぇマグカップ注文する」
「キーフォルダーもいいよね」
「そうだ、キーフォルダーは
ダーリン用とで2個注文しようっと」
↑迷惑だよ!
そして、
待ってました!
ついに名前が呼ばれました!
姉と私、それこそスキップするかのように
受付に行きました。
ところが、そこに並べられていた写真を見て
ヒーーーーーー!
あの・・・頭の中でのイメージと
こ、この写真・・・
あまりにも違うんですが・・・・
受付のお姉ちゃんは
「YOUたち、ワイルドでセクシーでゴージャスに
撮れてるじゃない?
このキーフォルダーが15ドルで・・・・マグカップが25ドル」
懸命にセールスしていたけど・・・・
私たちはうなだれるように基本料金内の写真数枚もらって
肩を落としながら帰ったとさ・・・。
どんな写真ができたかって?
見たい?
あっ見たくない?
だったら、見たいという勇気のある人はここ を。
作ればよかった?
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昨日の記事にもたくさんのコメントをありがとうございました。
皆さん、セールスマン対応には同じ手法を使っているんですね(爆)
今日、上の子が38℃の発熱。アメリカンスクールのサマーディキャンプも
お休み・・・。病院に連れて行ったら、今流行っていて5日間くらいは
熱が続きますよ~と、さらり。
勘弁してくれーーー!
あんなに楽しみにしていたサマーディキャンプ(特に母が)!
もう治る頃には終わっちまうじゃないかーーーー!
我が家にとっては大金と母の時間を返せーーー!