今日は真面目に、母の日に泣く・・・ | あたし・主婦の頭の中

今日は真面目に、母の日に泣く・・・

先週のこと。長女(小3)に聞いた。


「別に期待しているわけではないけど、母の日、何か考えてるの?ニヤリ」

(期待してるじゃないか!)


「別に・・・ぐっすり 私、お金ないし・・・」


「ちょっとお金がないからって関係ないでしょ!

母の日は母に感謝をする日なんだから、

手紙でも肩たたき券(随分古風?)でもいいんだからさ!」


「でも、ティン(10ヶ月になった次女)もママに何もしないでしょ?

私だけするなんてずるいじゃん!ぐっすり


注:このずるいは、自分だけして申し訳ないという意味のずるいではなく、

娘の口調からすると明らかに、何もしない妹はずるい、だから私もしないという意味。



ムッカーーー。



大人気なく私、切れました!


「あぁわかったよ!わかったよ!」


娘怯え


「ごめんなさい!ママ。

お花かケーキ買ってくる、それでいいの?叫び


それでいいの?だと!私が切れたから急いでやり過ごすという

その根性が気に入らねぇ!あとその言い方も!


あたしゃ世界一不幸な母親だよ!

 もーいい!」


そして、昨夜友人2人と2時半までおしゃべりしてて、今朝9時過ぎまで寝て起きたら、玄関に娘の姿。


「なに?どこ行くの?」


「ちょっとね。パパに話したから」


と出て行った。


30分後。玄関が開く音がして、娘が帰ってきた。


手には花束を2つ持って・・・。



「ママ、いつもありがとう」



やるじゃん!娘!

ヒデキ感激~、母感激~


でも、なぜ花束が2つ?


娘からのプレゼント

それも1つは小さく、娘のお金で買えたくらいの花束なんだけど、もう1つはかなり立派な。2、3000円はするだろう花束。そんな大金どうしたの?


「ねぇこれ2つあるのはどうしたの?」


すると、娘が話し始めた。


妹からの花束も妹に代わって買ってあげようと思ったこと。


1軒目の花屋さんに行って、妹から用に、沢山の花束が売られている中、

一番安い1050円と書かれたその花束を1つ買った。


そして、自分からの花束を買いにもう1軒の花屋さんに行った。

その時、手元には800円しか残っていなかったそうだ。


ところが、作られて売られている花束は、一番安くて1050円で、

手持ちのお金で買える花束はなく・・・。


店員のお姉さんに


「800円しかないんですが、これで買える花束はありますか?

貧乏臭い花束でもいいんですが・・・って聞いてみたの」


するとお姉さんが、


「あるよ!今から作ってあげるね」


そう言って、店の奥に入って行った。

そして、数分後、大きな花束を持って、

それを娘に差し出した。


娘はその花束を見てびっくりして


「あの・・・私800円しか持ってないって・・・」


「800円だよ。

あなた、かわいいから特別に800円でいいんだよ」


そう言ってお姉さんは娘の800円でその大きな花束を渡してくれたそうだ。



朝から泣かされました!泣


娘の優しさと、


そして、そのお姉さんの思いやりとに・・・。


あたしゃ世界一不幸な母親だなんて・・・


わたし今日は世界一幸せな母親でした。