☆永遠の０☆

永遠の0を観ました。

もう最後のシーンでは私は涙・涙・涙の嵐な私でした。

岡田くんがとにかくカッコイイ！今まで特に、ファンではなかったのですが今回、岡田くんの魅力を

改めて気付かされました。

さて、内容は、残してきた妻と幼い娘のために「自分の命を惜しんでいた」宮部少尉が、最後には自らが

特高に赴き、自分の後輩に自分の妻と子を見守ることを託すというストーリーなのですが、結末に向けて、驚くべき事実が隠されているんですね～

小説を読んだ方から驚くべき展開と聞いていたのですが、なるほどね！というかんじでした。

宮部少尉が国に命を捧げるのが当たり前という思想の当時、「家族のために命を惜しんでいた」という生き方を貫き、どんな思いで、最後に自分の命をささげたかという気持ちを想うと、涙せずにはいられません。

私は1番印象深かったシーンは特攻に行く前日の軍人が「明日特攻に行くことになり、水の冷たさや河のせせらぎの音がどんなに心地よいかを今初めて知った」と言うシーン…

そう、きっと平和に生きている私たちにはこの普通すぎる身の回りの日常がどんなにどんなに価値があるものかもわからないんですよね。

命の尊さだってわからないし、健康であることの尊さすら自覚ができなかったりします…

永遠の０…

戦争を経験していない私たちも涙してしまう、そして、そういった光景が今後も大事な気がします。

だってあと１０年後には戦争時代に生きてきた方も亡くなってしまう時代だそうです。

誰が後世に戦争の無残さを伝えるのだろう…

こういった映画を見ることで、私たち１人１人が決して２度と、戦争という無意味な戦いのために

尊い命を犠牲にしてはならないことを心に刻み込まないといけない気がします。

２０１４年最初に見た映画でしたが、レミゼラブルと並ぶ大傑作でした！！