世の中にはフラッタータンギングっていうがあるらしいのですが。
管楽器の方はわかるのかな?
巻き舌の親戚のようなもので、
トゥルルルル、とかルルルルって巻き舌を繰り返していくことなのですが、


ソレがまったく出来なかった私が、出来るようにるまでのプロセスを書きます。



元々、クラリネット奏者の方とのレッスンで、
フラッタータンギングが出てきて、
そのレッスン時、私はまったく出来なかったので、ちょっと研究してみたの。


研究1週間。
実践2週間くらいで、
なんと!
できるようになりました!!!


コレは我ながらビックリ。


そのプロセスを解説します。

ここまで書いて、ワタシ以前同じトピック書いたような?
今調べたけど、見当たらないから、書きますけど、もしかしてすでに書いてたらゴメンナサイ。

私は、わりと口元系は苦手なのですよ。
吃音ちゃんだったし。
舌とか唇とかのコントロール下手くそだと思う。

舌をクルッと丸めるの、あるでしょ?
あれずーーっと出来なかったもんね自慢

だから巻き舌系も基本苦手意識ありました。


そんな自分が、巻き舌できるようになったのは
この三つの要素を使ったからなのです。

①まず、出来てる自分になる。
②その部位のコントロールを良くする
③シンプルなプランを、クールに淡々と繰り返す。


時系列にそって説明します。

よっしゃ、巻き舌やるぞー!
と決めた私は、すぐにアレクサンダー師匠とのレッスンで、それをやってみました。

そのレッスンには、
私と師匠、もうひとり同僚のアレクサンダー教師Aさんがいました。

ちなみにアレクサンダーとは巻き舌専用のメソッドではありませんですよ。

そのレッスンでは

巻き舌をするためには、
何をする必要があるのか?
を見つけることが、とりあえずのゴールでした。


簡単に言えば、そのレッスンで
最初の一音トゥルッてやつの出し方と、
とにかく空気をたくさん動かすこと!
これが実際の動作で大事なことだ、ということを見つけました。


それと同時に、もっとメタな部分でのヒラメキがあったのです。


一緒にレッスンしていたAさんは巻き舌できるよ!って人でした。

Aさんは巻き舌できる。
師匠はちょっとできる。
ワタシは全然できない、というメンバーだったので、私たちはAさんがどんなふうにして巻き舌をやっているのか、を研究したのです。

そのとき。。

Aさんは巻き舌できる!の人でしたが
毎回必ずできるわけではなかったの!!

時々不発もあったの!
トゥルルルルってならずにスカッ。。。ってなっちゃうってことね。


でね。


見ていた私には明白だったのですが

巻き舌が出来てるときも
不発のときも、
彼女の「私は巻き舌できる」という在り方に変化はなかったのです!!

不発だったときは、
たまたま不発だっただけ、であって
巻き舌できる自分、という評価は揺らいでない。

これはあくまで私からそう見えた、てことだけど。
つまり見ている私もそう見ていた。
彼女が一回や二回、不発であってもAさんは巻き舌できるのよね、という評価に変わりはなかった。

なんか
文章にすると、ヘェ〜そうなんだね、くらいな感じしちゃうけど、その時の私は、
暗い部屋のカーテンをさーっと開けて光が入ってきました、くらいのインパクトありました。

コレがわかったの、
でかかった。


あ、じゃあ
私が今、巻き舌できないのも
本当はできるんだけど
今はたまたま調子悪いから、たまたま出来てないだけね、って
ことにしちゃえばどうかな??

って閃いたよ。



さて
レッスンの後から
夜寝る前に巻き舌練習をいたしました。


やることはコレ。


①出来る自分、ってことにする。
②シンプルなプランを繰り返す。


①は、今まで書いたこと。

本当はできるんだけど
今はたまたま調子悪いから、たまたま出来てないだけね、ってことに、
まず、する。

そのときに参考にしたのが
自分の経験。

できなかったけど、できるようになった経験。

経験というか、心持ち。


たとえば自転車。
自転車乗れなかったとき、
こんな感じだったなー。
で、
乗れるようになったら、
それまで乗れなかったことなんて
すっかり忘れちゃったよねー。

イメージのなかで
自転車乗れなかった自分と
乗れる自分を並べてみて、

それを参考にして
巻き舌できない自分
できるようになった自分を想像して、
出来る自分、にイメージのなかで
すでになってしまう。

それから
練習スタート!です。



また長いので続きます!