こんにちは、妹尾ユウカです。
去年の夏にデキ婚発表をして以来、ありがたい事に妊娠・出産に関する相談をして頂くことが多くなってきました。
その中でも「産むか・産まないか」で悩んでいるという内容の相談はとても多く、そういった方に何が一番ネックになっているのかを尋ねると、「お金」だと返ってくることが多いです。
たくさん必要なんだろうけど、"たくさん"って、精確にいくらなんだろう？
私も妊娠が分かった時、妊娠～出産までにどのくらいのお金が必要なのかとても気になりました。
妊娠をすると、色んな心配事があるかと思いますが、大きな心配要素の一つである「お金」について、今回はお話したいと思います。
まずは、妊婦健診でかかった費用について。
これは健診の際に貰った、領収書の一部。
健診にかかる費用は、時期によってバラバラです。
初めての健診では、自己負担3割で8560円かかりました。初診料は病院によってまちまちらしいのですが、平均5000円～10000円程度だそうです。
健診で胎児の心拍が確認されると、「母子手帳を貰ってきてね！」と言われます。母子手帳は市区町村によってもらえる場所が異なるそうですが、私は保健センターで貰いました。
(胎児の心拍が確認できるのは妊娠6週～10週頃)
その時に、妊婦健診の費用を補助してくれる紙が貰えます。簡単に言うと、割引券です。各市区町村によって割引の金額は違うようですが、14回分配布されます。
これは2回目の妊婦健診の領収書。
妊婦健診料の5150円に加えて、この時は血液検査をしたので10500円がかかりましたが、先ほどの割引券により、実質、私が支払った額は5650円でした。
血液検査や子宮頚がんの検査など、通常の健診料にプラスしてお金がかかる時は、特に有り難いです。
この割引券により、検査のない場合の健診料は1150円でした。臨月近くになって、お腹の張りや心拍数を調べるためのNST(ノンストレステスト)という検査も追加で受けるようになってからは、1000円アップの2150円がかかりました。私の場合、妊婦健診に加えて、こういった検査を受けることが6回ありましたが、1番高い支払いで6760円でした。
私は5月16日～11月26日までの間、15回妊婦健診に通ったのですが、その間にかかった費用は、合計37830円でした。
(貧血持ちのため、鉄分の薬を処方して頂いていたので、それがない方はもっと安く済むと思います。)
しかし、これに加えて、分娩予約をする際に分娩予約金10万円がかかり、このお金の支払い期限は妊娠20週まででした。なので、出産までに、この10万円に先程の37830円を加えた137830円がかかりました。
ちなみに、分娩予約金は平均5万円～20万円だそうです。
次に、入院費について。
人生で入院経験のない私は、漠然と「入院費ってめっちゃ高そう...」「たくさん貯金が無いと...」と思っていたのですが、『直接支払い制度』というものがあることを知りました。
この制度を使うと、加入している医療保険の会社が自分の代わりに、病院に42万円を支払ってくれます。入院から退院までの間に42万円以上のお金がかかる場合は、退院時に不足額を支払う必要がありますが、逆に42万円未満で収まった場合は、退院時に差額を受け取ることができます。
私は11月26日の15時頃から入院して、27日の夜中3時に出産しました。
なので、深夜料金が15000円多くかかり、入院費は508780円でした。しかし、ここから、分娩預かり金の10万円と先程の42万円が引かれて、差額分の11220円が返ってきました。
つまり、通院、出産、入院、退院。
全てひっくるめて、126610円 のみ支払ったことになります。
私は、出産にはもっとお金が必要で、前もって沢山のお金がないといけないと思っていたので、想像よりも少ない額で驚きました。
直接支払い制度と健診補助があることなんて知らなかったし...
子供を産み、育てていくことに、沢山のお金が必要なことには違いありませんが、誰かの「まず出産までにいくらかかるんだろう...」という、お金に関する漠然とした不安が少しでも取り除けたらいいな。生まれてこれる命が１つでも増えてくれたらいいな。そんな思いでこのブログを書きました。
「今は妊娠とか他人事だな～」という人も、いつかこの不安に直面した時に参考になることを願っています。
【妊娠に関するブログ🤰】
・愛すべき不自由のはなし
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