今日は20人程のソロのストリングスのスタジオリハでした。

リハにはヴァイオリニストであろう指導者が付いていたのですが、このお方がとっても繊細というか、まぁいわゆる沸点のお低い方。


終始ピリピリしているので、演者の音は硬く、アドバイスが入れば入るほどぎこちなくなっていきます。ここは東欧と仕組みが違って「伴奏者」には発言権がないので、とりあえず黙ってやるしか。各レッスン後に一度きり意見を求められますが、あまりにも高圧的な態度が怖くて本音を言える状態にありません。

厳しくやるのはいいけど、こうもネガティブオーラ満載だとプレイヤーの士気が下がる一方。「それがバネになって頑張れる」なんていうことはないのです。物事はヒステリックになればなるほど、成功とは逆に走って行くものなのでは?と思ってしまいました。