クリスマスイブの夜。

暖冬とはいえ、かなり暖かい夜。

美しい月も出ている。

まあ、ホワイトクリスマスはロマンチックだけど、

こんな、暖かいクリスマスも、いいかも。

小さい頃、クリスマスツリーを父が買ってきて

妹とキラキラ光る飾りをつけた楽しい思い出。

一番てっぺんに飾る星を、つけると出来上がり。

サンタさんは、何時に来ると思う?

エントツないからどこから来るのかなぁ?

サンタさんは、外人だから日本語で書いたお手紙読めるかなぁ?

妹と私は、布団に入っても、ペチャクチャ話していた。

父と母は、私達の部屋を覗いて言う。

『早く寝ないと、サンタさんは来てくれないよ』

今から思えば、本当にいい時代だった。

父は、クリスチャンでもなかったが、庭にクリスマスツリーの

木を植えた。毎年大きくなって、当然てっぺんに星の飾りを

飾る事は難しくなる。

父が、言う。

てっぺんの星は『ベツレヘムの星』だよ。

父も、詳しい事は知らないみたいで、誰かに聞いたのだろう。

私は、たまたま、キリスト教の幼稚園に通っていたので

幼い頃から賛美歌を唄う事が多かった。

何だか分からないが、お祈りもよくした。

幼稚園の担任の先生も、エルマナアンナと言う

白人の先生だった。

最近、クリスマスツリーのてっぺんの星が気になって

調べてみた。

キリストが生まれた直後、木星と金星の異常接近の年で

二つの星が重なりあって輝き、誰も見た事のない星が出たと

新約聖書に書いてあるらしい。

その星をベツレヘムの星と呼ぶらしい。

世の中を救う人が生まれる時は、そういうものなのかなぁ。

大人になって、クリスマスツリーのてっぺんの星が

何だったか分かって、何だかありがたい気がした。

そして、庭にクリスマスツリーを植えてくれた

父に、ありがとうと言いたい。

天国まで、届くかなぁ。。。。

パパ、ありがとう。