こんにちは。
和歌山のクラリネット・ピアノ・リトミック教室
浅井由貴です。
最近集中してクラリネットを練習していると口の中が乾燥して
軽く脱水症状をおこしかけ、その手前で気づき急いでお茶を飲みます(笑)
レッスン中レクチャーしながら自分も吹いてってなると口の中の乾燥がさらにまし、
レッスン中でも普通にお茶を飲みます!
『皆も飲みたかったら好きに飲んでよ~!』
といいますが、私が一番飲んでる気がします
ごめんね、これは我慢ができません
さてさて。
最近とても感動したことがレッスン校でおきました!!
ある中学の2年の生徒さんのひょんな質問からおきたことなのですが、
ある曲に出てくる指使いで、次の音とのつながりがうまくいかず、音と音の間にいらない音が入るとのこと。
『この指使いって他に変え指ありますか?スムーズにうまくいく方法はありますか?』との質問。
クラリネットには1つの音に対して、2つも3つも変え指があります。(全部の音ではありませんが限られた音です)
楽器をされてないとピンとこないかもしれませんがクラリネットは押さえるKeyがいっぱい(^^;
音域(音の幅)が広い分指のポジションもたくさん覚えなきゃいけません。
大体演奏していると、2パターンぐらいは変え指を知っていると思うのですが、
生徒さんが聞いてくれた音は3つ、ピッチを考えると4つほど変え指があります。
しかし、中、高ではその3つ目の指を知っている学校は意外と少ないんです。
和歌山市や市外で9年指導をしておりますが、初めて行った学校はほとんどが知らない変え指でした。
しかし、それは運指表をみたら実は載っているのです。
(指が覚えたら見ませんがね
)
※第三の変え指とここで呼ぶことにします(笑)
その第三の指を3年の生徒たちは曲を吹いたときに最初から使えていたんです。
最初は知らない指だった所から、レッスンで長年にかけてこの指も使おうねという形で基礎のレッスンの時やアルペジオの練習のときなどにも
応用させて使ってもらっています。
その応用を3年の子が曲の中で使ってきたのです!
『いや、指知ってたら当たり前やん』って思えるかもしれませんが、
中学生で、
前後の音の動きをみて、ここでこの指を使ったらいいんだ
と、考えれるノウハウがすごい!
ととっても私は感動でした

中高、もしくは大学や社会人でも知らない人は知らない。
知っててもそれをいかして変え指として使ってる人は少ないし、
教えて下さる先生にもよると聞いたことがあります。
その指は私は音色も好きでこだわりを持って選んで使っています。
その学校には指導を9年もいってる学校なので、継続して行くと、正しい吹き方や奏法がきちんと身に付き、
それが下級生にも伝わりいい傾向にどんどん働き、
クラリネットパートは上手いねなんて嬉しいことを他のパートさんからもいって貰ってるみたいで
わぁ~私も上達を間近で感じれてとっても嬉しいよ~
といつもなります。
きっと私の中学時代よりも上手いんやろな~と感じつつ、
この学校の今後の成長がかなり楽しみです
今年は大変ありがたいことにレッスン校が3校も増え、
暑い夏を送りそうです
やはり伝えたいことが、生徒に伝わり演奏してくれると
伝える仕事って本当に楽しいな!って感じます。
私も色んなことを発信出来るよう精進していかなければ…!
