九州縦断釣行記⑬~リアルタイム版~ | 吝嗇TOPPER、怪魚を求ム。

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自転車と釣り竿をひっさげて、極力安く旅に出て、なるべくトップウォータールアーを使って、いろんな魚に会いに行って、生きて帰ってくるまでが僕の旅。ここはその備忘録。ホームは都会のオアシス多摩川。

9/8.9

まとめて書いちゃいます。
何故なら竿をほとんど出していないから。
もう最後の二日は釣りを忘れ、ただただ旅を楽しみました。
タイトルに「釣行記」とは入れてますが、釣行記ではないので、釣りが気になる方はすみません。

この二日で何をしたか。端的に言うといろんな人に出会っていました。その出会いを楽しんでました。

まず話は7日の晩に始まります。オオウナギを釣った晩です。
なんとなく民宿でノンビリしたかったので、近くの民宿の戸をたたきます。なんと
一泊1500!!!
安さの理由はゲストハウス形式だから。
いろんな人が同じ部屋で寝泊まりします。

そこで出会ったのが4人の旅人達。
24歳が2人。27歳が1人。39(?)歳が1人。 みんな1人旅で、みんな関東から来ていて、みんな古風な名前。
と言う謎の共通点だけで仲良くなり、飯を食いに行き、スナックに飲みに行きました。
話していると、1人の子はなんと僕が前通っていた大学の一個下!!!
つまり僕が前の大学にいるとき、同じキャンパス内を歩いていたと言うことが判明!!!
すっげー偶然に感動。
その他皆さん色々な旅をしている人ばかりで、その逸話がみんな面白い。
話は尽きず、再開を約束し、連絡先も交換しました。


そして、次の日。つまり9/8はまず泰さんにカケロマ島まで渡してもらい、少し釣りをする、、、つもりが、、、
いざ島に着いてタックルをセットしようとすると、、、
んん!?
ロッドが無い!!!
なんと本島の民宿に忘れて来ていました。
なんてドジっこなんでしょう。
大急ぎで取りに帰りましたが、もう船が出る予定が無かったため、結局カケロマ島には渡らず、近場の堤防でボーッとしつつ、釣りの真似事をする。
まぁ何も釣れないです。


その後、泰さんに「磯に行く用事が出来たからおいで!」と呼んでもらい有名な磯に。





こ、こわい!!!
でもこんな景色を独り占め出来る上に、ここはすげー釣れるポイントらしい!
ここで釣れる魚の釣り方を教えてくれた上に、それに必要なルアーを貸してくれました!

しかし腕の問題か知らんが何も起きない。
景色だけ楽しんで、また本島に帰り、同じ民宿で休みました。
この日はこれまた泰さんに教わったお店「酒楽」さんで晩飯を食べました。
美味しいです。皆さんも瀬戸内町に行ったときは是非どうぞ。



9/9
そして次の日の出来事。
この日はカケロマ島にテントを張ろうと決めていたので、まず朝一でカケロマ島に渡してもらいます。その時、例の民宿で知り合っていた1人の仲間もカケロマ島に渡ると言うので、急遽一緒に行動することに。笑
島に着くと、なんとなんと、またやってくれました。泰さん。
僕らのために軽トラを用意してくれている!!!笑
カケロマの知り合いに話を通してくれていたらしい。
おかげでそこら辺をウロチョロするだけの予定が急遽変更。
いろーーーーんな所を軽トラでブンブン回ります。





久々のマニュアル車にテンションが上がります。
かなり運転しづらい、、、笑
けどたのしー!!!

大きなガジュマル


カケロマ名物。マモル君

峠から見える景色。
ここには心許なさすぎて怖いブランコがあります。
この意味は行った人なら分かるはず。


トカゲ捕獲。








有名な滝


島の端っこにある村。


前から気になっていた例の民宿と同じ感じの宿「カムディ」さんも訪ねる。

本当にいい雰囲気で木の温もりに満ちています。一泊2000円ナリ。

こんな感じであちこち回りましたが、これは今晩泊まる場所を探すドライブでもありました。
色んな村で、その村の長の方(島の人々には「区長さん」と呼ばれていました)を訪ね、今晩泊まる可能性があることを伝える。「今晩この村でテントを張って良いですか?」と聞くと大抵「おー!いいよいいよ!あそこが良いよ!」と快諾の上、親切に教えて下さる。
本当に温かい人々です。
KAMUDYさんにも今晩泊まる可能性を伝えました。オーナーの方は関東から移住してゲストハウスを始めた方で、すげー爽やかでカッコいい人。めちゃくちゃ親切だし、是非訪ねて見て欲しい。
ま、こんな事で午前中は時間をつぶしていたわけ。
昼は瀬相港というカケロマ島の港で泰さんに軽トラを返し、民宿で知り合った旅の仲間と別れ、僕は飯を食いながら宿泊地を決めることに。

結局その中の一つの村に泊まることになったのだが、その理由を語るに話を1時間ほど前に戻さなくてはならない。

~とある村の浜でのこと~
区長さんを訪ねるため、浜で遊んでいた方に区長さんの場所を訪ねる。
するとその方が親切にも案内してくれた。
そして親切にも晩御飯に呼んでくれた。
そしてその村に移動することになったわけ。

その村に着いてからも親切なことにその方の旦那様が釣り場まで送ってくれた。
さらに親切にも、この日会う約束をしていたカヤックガイドlittle lifeさんの所にも送ってくれた。
追い討ちをかけるように、親切にも風呂に入らせてくれ、部屋まで貸して下さり、さらにさらに親切な事に個人的に作ったTシャツを下さり、さらにさらにさらに親切な事に最終日には空港まで車で送ってくれた。

、、、ってオイッ!!!
親切すぎだろ!!!嘘だろ!!!

って思いますよね?僕も思います。
ホントなんです。冗談みたいに親切な人でした。トントントーンっとこの日の午後の予定が決まった。
もう訳わかんない。なんでここまでしてくれるの?訳が分からなすぎて直接聞いた。
答えは
「私達も若い頃こうして助けてもらったから恩返しをしているんだ。」
とのこと。ちなみに僕の他にお客さんが5人いらっしゃいました笑
飯は超豪華。してくれることも普通なら凄いお金かかること。
けどこのご夫婦は一円も求めない。払おうとしても受け取ってくれない。
この方々の親切に対し、お金の事に言及するのはもはやナンセンス。だからもう完璧に甘え倒した。
僕も将来、他の旅人にああいうことをしてこの恩は返す予定です。

そんな事で午後はほとんどこの方々の善意に浸かっており、この日はお終い。

そして9/10
つまり今日。先ほど途中で奄美パーク(だったと思う)という名前の施設に寄ってくれながら、その仏様の様な方に約束通り空港まで送っていただき、今は飛行機待ち。

これにて僕の今回の旅の記録はお終い。
総括版の記事を一つ、後日書きます。

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