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そして、
今日のお話☆
今日僕は、
毎月恒例の新宿駅のゴミ拾いに行き、
そのためそこでの出来事を書きたかったのだが、
家に帰ってテレビを見ていると、
スサノオさんが、
今日はどうしてもこちらを伝えてほしいということで、
この話題を再びお伝え致します。
凄惨な事件が起きてしまった舞台、
『富岡八幡宮』のこと…。
事件のその後が報道されており、
やはり想像した通り、
富岡八幡宮の参拝客が目に見えて減っている現状と、
周辺店舗もそのあおりを受けて、
閑古鳥が鳴いているという、
辛い現実。
そしてさらに、
『ここに神の力はない』、
『怨霊がいる場所には行けない』、
といったことを始めとする、言葉の数々…。
やっぱり心が痛むな…」
あ「まぁ…そうですよね…。
確かに心情としては分からなくもないですが…。
こんな風に言ってしまっていたぐらいですから…」
こういう時にこそ、
富岡八幡宮に行ってあげてほしいねんけどな…。
なぁ、道真?」
…。
……。
………。
…………。
相変わらず元気だね(笑)
でも、実際にそうなんですか?
その…、こんな状況だからこそ、
富岡八幡宮に行ってあげてほしいというのは…」
道「そうですね。
まず絶対的に分かっておかなければならないこととして、
今回の事件と神社、神は、
どこまで行っても別であるということです」
あ「…それは、そうですよね…」
道「はい。
そもそもいつもスサノオさんが言っているように、
『神』というものは無限のエネルギー体を、
それぞれのロウソクに移していくイメージの、
『分け御霊』という形で、
全国の神社に移していくことで広がっております。
そのロウソクの火の管理は、
人間の手によって行われるのです。
今回の場合、
その管理をすべき人間の間で起きた争い事であり、
神が手を下したことでは一切ありません」
あ「…言いにくいのですが、
神さまなら、こんな悲惨な事態になる前に、
なぜ事前に止めなかったのか、
という声もあるみたいなのですが…」
ス「お前、それは間違ってるぞ。
いつも言ってるけど、
この世界は人間の行動が主(しゅ)であり、
神はどこまで行っても、
その人間の行動をサポートすることしか出来ない。
決して神がその人間の行動や心自体を、
根本的に変えるということはやってはいけない。
それが神の間でのルールや」
道「もちろんここまで悲惨な事態に陥る前に、
富岡八幡宮の神々も、
メッセージや小さなトラブルを発生させて、
様々な形で何度も警告をしてきたはずです。
しかしそれに気付いて改められるか、
気付かずに最悪の事態を引き起こしてしまうかは、
その当事者自身の心と行動に掛かっているのです」
あ「そうでした…よね…。
すみません…。
後はその…『怨霊がいるから行きにくい』ということについては、
どうでしょうか…?」
道「そこは安心してください!!
さぁそれでは始めましょう!!
元怨霊ミッチ―による、『怨霊講座』~!!」
道「ほれ!!『イエイエ、ドンドン、パフパフ』は!?
ボーっとしてんと、そこのおもしろ龍神もラッパ吹いて!!」
道「え~それでは始めましょう!
元怨霊ミッチ―による、『怨霊講座』。
まず怨霊についての前提条件として、
分かっておかなければいけないことは、
『怨霊』というものは、
死んでも尚許すことのできないほどの、
恨みを持った魂であるということですね」
あ「は、はぁ…」
道「まぁ私の場合で言えば、
平安時代の政治の中枢にいながらにして、
藤原時平の陰謀によって失脚&太宰府に左遷させられ、
妻 宣来子や家族とも引き離され、
無念の死を遂げた。
何よりそのきっかけを作った、
時平が許せなかった。
その思いが私の魂を雷神に変えて、
京の都に最大級の祟りを引き起こしたのです」
あ「何かこうして聞くと、
少しミッチ―が恐ろしくすら見えてきますわ」
道「まぁまぁ、そんなことを言いたいわけではなくて、
要は怨霊となる場合は、
乱に敗れて曝し首とされた平将門然り、
『無念の死』を遂げた場合がほとんどなのですね。
そう考えると、
今回の場合はどうでしょう?」
あ「?」
道「ある意味自らが企てたことで、
その結果として自ら死を選んでいる。
何を以て『無念の死』と言うか、
という所でございます」
あ「そっか、なるほど。
じゃあ自分でいくら、
『怨霊となって』と言った所で…」
道「自らの目的を達成して、
自らが望んだ死である以上、
怨霊にはなり得ません。
まぁ彷徨う魂として、
そこら辺をうろつくことはあるかもしれませんが、
それは低級霊と同じ類の者で、
気にする程度のこともありません。
それに今現在こんな状況の中でも、
後を継いだ富岡八幡宮の神職の方々が行って下さっている、
毎日の神事によって祓われるのが関の山でしょう」
あ「そっか…、何だか安心しました。
確かに富岡八幡宮の神職の方も、
こう仰っているみたいですしね」
死後の『魂の強さ』というものは、
生前のその人の魂の強さに比例致します。
要は自分勝手な理由で、
神にも人にも、その土地にも、
迷惑を掛けて死ぬことを選ぶような魂では、
残念ながら『魂の強さ』という尺度で見ると、
すこぶる弱いものと言うしかないでしょう。
今をしっかりと生きている人間に、
危害なんて加えることは出来ません。
…それもこれも含めて結局、
僕が言いたいこととしては…」
あ&ス「?」
あ&ス「(さすが、日本三大怨霊のうちの一柱…笑)」
ス「まぁ道真もこうして色々話してくれたけど、
何よりも一番悲しんでいるのは、
あの地にいる神々やから。
富岡八幡宮の祭神は確か、
応神天皇、神功皇后、仁徳天皇、天照皇大神、
常盤社神、武内宿禰、日本武尊、竈大神、アメノコヤネたち…か。
神々が悲しんでいる『今』だからこそ、
『神にしてもらうことばかりではなく、
自分が神にしてあげられること』を、
考えてみてほしい」
あ「ただそれが、
参拝に行くということだけでも…?」
ス「もちろん大喜びや」
あ「分かりました。
僕も必ず…、
今年中に富岡八幡宮に行きます…」
…。
……。
………。
…………。
…こうして僕らが話していることは、
あくまで一つの、
『説』でしかないのかもしれない。
しかし、
その一つひとつの説をもとに、
それぞれが『自分軸』で、
物事を判断していく。
僕は僕の心で。
あなたはあなたの心で。
何が正しいかを、
それぞれの目で、
耳で、足で、心で確かめながら、
『自分の軸』を持って、
生きていく。
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