ウチの茶色の犬、茶々が歯を折ったとき、
何とか歯を再建することが出来ました。
抜歯しないで治療してくれたのは、
犬の歯科も専門に勉強した院長先生(獣医)でした。
https://ameblo.jp/yuikokuro/entry-12630071792.html
その院長先生が教えてくれたのは、
犬の歯は、すぐ折れる
テキトーにおもちゃを与えてはダメ
でした。
犬の歯は案外もろい
人間は、物をかみ砕くようにして咀嚼します。
これに対して犬は、
肉を切り裂くようにして、
歯をすり合わせるようにして食べます。
だから、硬いものをかみ砕くと、
案外簡単に歯が折れてしまうんだそうです。
硬いおもちゃや、牛皮スティックを与えると、
両手で支えて奥歯でかみ切ろうとするのですが、
これが実は一番危ない。
こういうのですね↓
ウチの犬たちは3匹ともこのおもちゃが大好きで、
取り合いになるほどだったのです。
残念ですが、仕方ありません。
でも補足すると、
特に大型犬など歯が大きくしっかりした犬なら、
このおもちゃも悪くないそうですよ。
そして折れやすいのは、
奥歯の前後の臼歯だそうです。
赤丸と青丸の部分ですね↓
そしてウチの犬、茶々が折ったのも、
まさにこの歯でした
(左上顎第4前臼歯:図の赤丸部分)。
犬のおもちゃを選ぶポイント
歯磨き効果を謳ったおもちゃも要注意
牛皮や豚皮、鹿の角、硬いプラスチック製の骨型のおもちゃなど、
歯垢除去や歯磨き効果を謳った製品をよく見かけます。
これも注意が必要なんだとか。
同じ歯で噛むので、
全体の歯磨き効果は見込めません。
それに、使い続ける歯を痛めやすい。
特に犬に与えっぱなしで好きにさせるのは、
お勧めできないそうです。
ウチで使っているおもちゃは
歯を折った茶々の場合は、
修復した歯はどうしてももろくなりますので、
硬い素材のおもちゃは、
もう与えないつもりです。
となると、茶々だけ禁止も不憫ですから、
他の2匹、クロやぼたんにも渡せません。
クロ・ぼたんの歯も折れたら、
飼い主の私の心も折れそうですし。
というわけで、
最近はこんなおもちゃを使っています。
いずれも、国産です。
特に「カムカムデンタルコーン」は、
犬たちが目の色を変えて、
3匹で奪い合うほどに大人気です。
が、バラバラになるのも早いです。
なので、普段はこっちのロープシリーズ。
引っ張りあって遊ぶのにも、
イイみたいです。
丈夫な素材なので、
唾液でベタベタになったら、
回収して丸洗いしています。
あとは、
お手軽に、
古い靴下を丸めたボール!
これも、なかなかの人気です。
もう、歯が折れることは経験したくないので、
飼い主も必死、というわけでした。