こんにちは。
犬って、けっこう頭イイんだな。
そう思うときがあります。
うちの茶々の話です。
ドッグスペースの中にケージとトイレトレーを置いています。
で、所定の位置で排泄したら、
その都度おやつをあげる。
こんなルールで、トイレトレーニングをしました。
おやつは、試供品ドッグフードの一粒やボーロ。
小さい粒のものをストックしています。
こういうセットで、ときどき調達しているのです。
それで三匹とも、基本的にはできるようになりました。
ここまで、長かったですけど。
話は、茶々が2歳くらいの頃のことです。
当時は引っ越す前で、
おんぼろ貸家に住んでいました。
で、茶々です。
タッタッタとトイレに走って行ってしゃがむのですが、
おしっこをしません。
ケージの中をぐるっと歩き、
私の顔をじっと見つめ、
おしっこの姿勢を取るのですが、
液体が出る様子がないのです。
何か、異常なのか。
膀胱炎?
おなかを触ってみるけど、
ぺったんこで尿がたまっている印象はありません。
そもそもさっきしたばかりなのです。
息遣いも穏やかで、
本人は「何か?」と言いたげな表情です。
陰部も見てみましたが、
特に異常はなさそうです。
まさか、と思ったのですが、
やはりこれは、
おやつを手に入れようとして
「おしっこのふり」をしているんでしょうね。
頭いいなあと思いました。
しばらくの間は、これは茶々の専売特許でした。
そういえばトイレのあと、
ご褒美をもらえなかったとき、
催促するのも茶々だけでした。
私が気が付いていないとき、
わんわんと吠えて知らせてくれるのです。
同じように接しているのですが、
どこで知恵をつけたのでしょうね?
もうひとつ謎なのは、
今の新居に引っ越ししたあと、
茶々だけでなく、クロもぼたんも、
おしっこしたふりをマスターしたことです。
犬たちも、日々、いろいろと学んでいるのでしょう。
ちなみに茶々は、
おしっこしたふりだけでなく、
他の二匹がトイレに行ったあと、
自分もおやつをもらうための列に並ぶ
このワザを編み出しています。
私も、ずっとトイレを見張っているわけでなく、
たまに、騙されてしまうのですから、
茶々の思うつぼというわけです。
犬同士で、人間にはわからないやりとりがあって、
お得情報を引き継ぎあっているのかな、と思います。
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