唯花が呼吸器をつけ出した2歳、それから1年入院をして在宅になった3歳。
その頃は呼吸器をつけた子供が母親と分離して預かってくれる所はありませんでした。
どこへ行くのも、病院へ入院するのでも母親と必ずセット。
24時間ずっと一緒に居ることを求められたし、それが当たり前でした。
あー、仕方ないんだな。
ずーっと私が影武者になるんだな。
と半ば諦めモードでした。
でも、あれから10数年。
唯花の学校に夢中になっている間に時代は変わって、呼吸器あっても母親なしで利用できるデイサービス施設ができていました
ありがたいー
でも、もちろん、いきなり「はい、お願いします」、は無理なので、私付き添いで利用の練習を始めました。
そして、普段は学校に行っているのでこの夏休みから「放課後児童デイサービス」という枠での利用です。
卒業後は「日中生活介護」になるのかな?
卒業後に母親なしで利用できるようになるのが目標です。
ありがたいのは、指定の場所まで連れて行けば、看護師さん付きで送迎してくれる所
まだ、私も同乗して乗って行きますが、将来的にはこの時点で送り出すことになる予定です。
そして、この前その利用の初日でした
綿菓子を作らせてもらってご満悦でした
母は久しぶりのフル付き添いに疲れはしたんですが、付き添いする事の良いところは、その場所の雰囲気、スタッフさんの雰囲気がよーく分かることです。
他の利用者さんにどんな風に接しているのか、同じ場所にいて感じる事が出来ます。
今回利用させてもらった所はとーっても良かったです
皆さん熱意があるし、利用者さんの笑顔が出た瞬間を喜んでいる姿とかみると私も嬉しくなりました
看護師さん達も、呼吸器だから、って怖がる事なく、「やります!」と積極的にしてくれるので、ありがたいです。
卒業後の進路の1つとして、こういう場所があるのがとても嬉しいです
人と関わるのが大好きな唯花。
ずっと家にママと2人でいるよりも、色んな人と接して、色んな価値観に触れ、どんどん新しい自分の考え方や価値観を作っていって欲しいな、と思います。
どうしても、私とニコイチみたいに育ってきた唯花。
私の価値観や考えを良し、としないといけないような感じを持ってしまっている部分があると思うんですよね。
そんな母と離れて、新しい人間関係を築いて大きくなっていってほしいなー