あけましておめでとうございます。



2015年。



年々1年過ぎるのが早いです。





唯花が習っている習字の先生に墨絵を教えていただき、今年の年賀状は唯花は墨絵を描きました



なかなか味があって気に入ってます



今年は唯花にとっても大きな変化のある年。



慣れ親しんだ小学校を卒業し、中学校へ行きます。

行き先も色々悩みましたが、このまま地域の中学校に進むことに決定。



ありがたい事に、中学校のバリアフリーなど、きちんと対応してくださっています



私も卒業した地元の中学校。。

かなり古いのですが、昇降機を付けてくださったり、多目的トイレを付けてくださったり、早くから私たちの要望も聞いてれ、取り掛かってくれたのでほんとうに安心して行くことができると思います。



ただ、心配なのは、中学校の先生や新しく入ってくる他の小学校の子供たち。

唯花と仲良くしていってくれるかな、というところ。



こればかりは、どうすることもできないのですが、やっぱり唯花のことを、知ってもらう、ってことが1番大切なステップかな、と思いました。



なので、先日、同じ中学校へ行く他の小学校の子全員が集まる交流会があったのですが、唯花が普段どういう生活をしているか…移動している様子、勉強している様子、お友達とおしゃべりしている様子、そして吸引している様子を簡単に撮影したDVDを事前に各小学校に配って見ていただきました。



このことに、関しては、唯花の小学校側も、あまり乗り気ではない、というか、最初は器械を付けているお友達がいる、ということを各小学校の先生に事前に説明してもらうだけで十分じゃないか、少しずつ知ってもらったら…という、感じでした。



でも、唯花に会ったこともない先生が、唯花のことを、子供達に口頭で伝えるって、難しすぎると思ったし、余計に子供たちは「?」と思うだろうと感じました。



そして、小学校低学年なら、それでも子供達が自然に寄ってきてくれて、不思議に思う事は遠慮なく聞いてくれて、そこを超えたら、そうなんだー、と、認めて受け入れてくれることは分かっているのだけれど、高学年になるとそういう訳にはいかない、と思っています。



高学年になると、聞いちゃいけないかな、というようなためらい、何かわからないから近寄らない、気になるけど関わらない、何なのあの子?と、ヒソヒソ、となりがち。



悪気があるわけじゃなく、直接には聞きにくい→どう接していいか分からないから近寄らない、と、なってしまうことが多いと感じています。



仲良くなれるかどうかは別問題として、唯花はどうしてこういう状態なのか、どうやってコミュニケーションをとるのか、普段どうやって周りと関わっているのか、ということを知っといてもらう事はとても大切で大きな事だと思っています。



何も唯花に関する情報がなければ、「器械を付けた小さい赤ちゃんみたいな子」というのが第一印象でしょうから。

お喋りするとは思わないだろうし、ましてや同じ勉強をしている、とはイメージしにくい事でしょう。

大人だって最初はどう接していいか分からないと思います。



しかも、それを小学校6年生の子に口頭で伝えるのは限度がある、と思ったのでDVDで、と考えました。



結果的には唯花の小学校も、多分、私の気持ちを理解してくださって、DVDをつくって配ってくださいました。



そして、他校に行かせているお母さんから、「今日唯ちゃんのDVD見たらしいよー、オレの友達っ!って皆に言ったらしいよー」なんて、話を聞いたり、中学校で、家に英語習いに来てくれてる子も、「唯ちゃんのDVD見たよ、皆ちゃんと、見てくれてたよ」と話してくれたり…



そして、交流会の時も唯花のことを見てビックリしている、なんて場面もなかったし、女の子たちがお喋りしに寄ってきてくれたり、と、唯花の小学校にはワガママを言ってしまいお手間をかけてしまったけど、DVD作ってもらって本当に良かったなー、と思いました

ありがとうございました



もちろん、それで皆といい関係が作っていけるかどうか、というのは別問題だけど、少なくとも「何なのか良く分からない小さい子」として3年間過ごしていく事はないと思うので安心しています。



冬休みには、セーラー服の採寸に。



めっちゃちっちゃいセーラー服が出来上がる予定です(o´艸`)



お楽しみにー