遺言書って本当に必要なの? | 相続・遺言の基礎知識(横浜市都筑区の相続専門行政書士)

相続・遺言の基礎知識(横浜市都筑区の相続専門行政書士)

横浜市都筑区の相続専門の行政書士、安藤優介が遺言や相続について分かりやすく解説

遺言書というと


「ウチはたいして財産もないから・・・」


「子供たちは、兄弟仲がいいのでモメるなんて考えられない・・・」


とおっしゃる方がいらっしゃいます。


でも現実は違うことも多いのです。



遺言書って本当に必要なの?



人は、実際に「自分のものになるかもしれない財産」を目の前にすれば気持ちは変わりますし、子供が結婚していればその配偶者の意見にも影響されます。


遺言書とは、その人の思いを相続人に伝えるものです。


モメてほしくないからこそ遺言書を残すべきです。


遺言書を通して相続人への思いが伝われば、相続人間の無用なトラブルを避ける事ができます。


また、遺言書でできることは、「誰にどの財産を相続させる」ということだけではありません。


遺言書の中に盛り込むことで、次のようなことも可能になります。


●財産をあげる見返りにお願い事をする(負担付遺贈)


財産をあげる見返りに


「年老いた妻の面倒をみてもらう」


「障害を抱えた子供の面倒をみてもらう」


「愛犬の面倒をみてもらう」


などの一定の義務を負担してもらう遺言をすることができます。


●遺言執行者を指定する


遺言執行者とは、遺言書の内容を具体的に実行する人をいいます。被相続人の代理人として相続財産を管理し、各種の手続を行います。

遺言書の中で遺言執行者を指定しておくことで、その後の相続手続きがスムーズに進みます。


●家族への想いを伝える
遺言書は、財産に関することを指定するだけのものではありません。

大切な家族への想い・メッセージを伝えることもできます。

なぜその人に財産を譲りたいのか、その想いを伝えることが、円満な相続につながります。


●自分の葬儀やお墓の希望を伝える
遺言書で自分の葬儀やお墓の希望を指定しておくこともできます。

財産に関することなどとは違い、法的な効力は生じませんが、生前にその意思を説明し、家族に理解して貰うようにすれば、本人の意思を尊重してくれるでしょう。


もし、「遺言書なんて必要ない」とお考えでも、ぜひ検討されることをおすすめします。


もし相続や遺言について分らないことがあれば、
ご相談は無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせくださいませ。



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