2017-10-06 15:07:24

自己紹介の作戦 4

テーマ:ブログ

オーディションが終わると選考が始まります。

審査員それぞれがエントリー者全員のプロフィールをアルバムのように持っていたり、
大きなテーブル上にプロフィールを並べてテーブルを審査員がぐるりと囲み、
この役にはこの人が・・・だったらその妹役にはこの人がよいのでは・・・と
シミュレーションしながらキャスティングを固めていきます。
それは立体パズルのようで、家族役なら見た目がそれらしく見える等
本人の努力とは違うところで優位や不利に働くこともありますが、
妹役としておかしくなく見える人が複数いる場合、
間違いなく演技が魅力的であることが有力条件になります。
だからこそのオーディション。
 
前回、自分で自分のキャッチフレーズを考える大切さを書きましたが、
その最大の理由は「覚えていてもらうため」です。
選考の場では、「エントリー番号62番の佐藤祐一はこの役にどうだろう。」
などという言い方で会話は進行しません。
番号?名前?何十人、多ければ百人以上参加したオーディションで、
審査員は(悪いけど)一人ひとりの名前を覚えてはいられません。
番号や名前を言われてもその方の顔を思い出せないことがほとんどです。
じゃあ何を目印に選考を進めるのか。
キャッチフレーズが登場することが多いです。
 
別にダジャレや奇をてらった言葉などではなく、
その方が自己紹介の中で話した内容の中から、印象に残った言葉を拾って、
それが選考会議でのその方の仮の名前になります。
 
「私は子供の頃からアニメが好きで声優に憧れてました。
学生時代はスポーツが好きで、そのおかげで以前より健康になりました。
音楽も好きです。将来は人を感動させることの出来るような演技力のある声優になりたいです。」
私が実際に聞いたことのある自己紹介ですが、
この方の場合の選考会議での仮名、貴方なら何と付けますか。
「スポーツと音楽が好きな子」・・・?
 
責めてるわけじゃないんです。ただ、これだと自分が損なんです。
この方も決して間違った事をしているわけではありません。むしろ正しい。
真面目に、自分のことを分かってほしくて、本当のことを話していたのだと思います。
ただ、残念ながら印象に残らない。
一生懸命話しても、話題が漠然としてしまい、聞く側がキーワードを拾えない。
拾えても抽象的な言葉になってしまうと他の候補者とイメージが被りやすくて損をします。
 
実際、沢山の方の自己紹介を聞いていると、ほとんどの方が「スポーツと音楽」が好きです。
事実だったら言えばいいのですが、「スポーツと音楽」だとザックリ過ぎて、
聞かされた方もそこから話題を広げにくく、また、すぐ次にやっぱり「スポーツと音楽」が好きな方の
スピーチが何人か続くと、悪いけど印象が薄らいでしまいます。
・具体性を持つこと
・固有名詞や数字を入れられるなら入れる
ことをお勧めしています。
スポーツと大きく括るよりも競技名を。
音楽なら好きなアーティストや曲名を挙げた方が「音楽が好きです。」よりも余程良いです。
 
部活動での背番号やポジション、失敗談から人間関係のエピソードを出し、なぜ演技したいのかの話しを繋げることも可能ですし、
好きな歌の話題に絡めて子供の頃どんな番組で声優に憧れたか遡って話題に出来ます。
何も間違ったことはやってないけれど面白みがなく、印象に残る言葉を残せない自己紹介よりも
具体例を挙げた方が人は聞き耳を立ててくれるものです。
 
そして、失敗談。
 
これは私の実感ですが、人は人の自慢話よりも失敗談、恥ずかしい話を面白がって聞くと思います(つづきます)。
 

 

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