演JOY♪ヴォイス&アクターズ道場 佐藤祐一のブログ
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気持ちのせいではないですよ。

その日の演技が上手くいかなかったのを「気持ち」のせいにしない方が良いです。

 

真面目な人ほどその傾向が強いし、私が嫌だなと思うのは、演技講師その人が

「気持ちが足りないから演技がダメなんだ。気持ちをもっと出しなさい。気持ちがないから演技が上手くいかないんだ。」

結局、気持ち気持ち気持ちとはっきり見て聞いて確認出来ないことしか繰り返し云わない演技レッスンが多いことです。

 

急いで書きますが、演技に気持ちが必要ないなんて言いません。勿論必要、絶対必要です。

でも演技講師が演技レッスンで、気持ちが足りないからだよと気持ちのことしか云わないのはおかしいと思います。

演技における気持ちの遣い方とは違うかもしれませんが、どんな仕事でも良い仕事をしたければ

気持ちは当然必要で大事なものです。

でも気持ちがどんなにあってもそれを頼りにしていては仕事の出来にどうしてもムラが出てしまう。

それを避ける為に必要なものを教えていくのがレッスンだと思います

(気持ちは『あるのが当然』が前提の話しです)。

 

料理人でいえば、美味しい料理を作って人を喜ばせたい気持ちがあるから料理をやりたい。

でも気持ちとは別に、体調が良くない時、鼻や舌の感覚が良くない時でも

やっぱりプロと思われるレベルの料理は作れる。そのために技術があります。

最悪味見はしなくても、あるレベル以上の料理は作れる。そのためにレシピは存在するし、

プロの仕事として考えた時、それはそのまま演技にも当てはまります。

 

やる気がどんなにあってもどうにも集中力が低い時や、気が乗らない時というのは誰にでもあります。

それでも何が出来るか、気持ちに頼らず、投げ出さず、気持ちが入らない分技術でカバーして

あるレベル以下の表現には決してしない。そのスキルを演技講師は教えるべきで、

その具体的スキルを伝えないで、演技が上手くいかなかったことを

気持ちが足りないからだ気持ちのせいだ気持ちがもっとあれば自然と演技は良くなるはずだと

気持ち気持ち気持ち攻撃するのは講師として卑怯です。

受講生が反論出来ない、人間が自分でも把握しきれない得体の知れないことを俎上に載せるべきではありません。

 

過去のレッスンで講師から具体的スキルを教わらず、気持ちが足りないからダメなんだと云われ続けて

根拠のない証明も出来ない自信喪失の蟻地獄に嵌っている人は沢山います。

具体性を求めなければ人は自分を成長させることは出来ません。

そういう刷り込みに意味なく傷つけられている人と話す度、胸が痛みます。

出演料と出演作のはなし

ヴォイス&アクターズ道場はキャスティング提携先を複数と結んでいて、

毎週複数の芸能出演案件を道場の通常レッスンを受けているメンバー向けに発信、

出演希望者はオーディションに出していき、(もちろん選考を通ればですが)

映像、声、舞台の仕事に出演してもらっています。

 

コロナ禍で、特に昨年の最初の緊急事態宣言時はどうなるか私自身不安でしたが、

今月2021年3月は今日25日現在、道場のレッスン・メンバー宛てに来た

プロの芸能出演案件は13件。

まだ確認中の案件もあり、どの月も毎週3件は新人出演者を求める芸能出演案件のオファーが来ている現状です。

声の仕事より顔出しの映像案件の仕事の方が多く、

私としては声の出演案件の方をもっと強化したい気持ちがあります。

 

プロの現場に出演に至るためにはどのみちオーディション(選考)を勝ち抜く必要があるのですから

選考の場に、やる気ある方はドンドン出していきたい。それが基本的な考え方です。

 

ヴォイス&アクターズ道場は初心者の方だけでなく、既にプロダクション所属で活躍中の

声優・俳優の方々も演技のメンテナンスのため通っていますので、

そのご自分所属のプロダクションを芸能案件出演で通したい場合、

そちらのマネージャーに丸投げする形で案件そのものを差し上げています。

所属事務所有る無しに関わらず、道場では芸能出演案件紹介は全て無料、

出演した場合もマネージメント料的なものは一切取りません。

 

キャスティング提携先のマネージャーには出演になった場合のみ

所定のマネージメント料はギャランティの中から納めます(それは当然のことです)。

プラス道場でもマネージメント料を取ってしまうと二重取りになり

出演する道場メンバーの手取り額が少なくなります。

ましてやその方の所属事務所をプラスして通したら三重取り手取り額は更に減ります。

 

それを避けるため、道場ではマネージメント料は取っていません。

全てレッスン費のみでまかなっています(少人数制長時間レッスンなので大変なのですが・苦笑)。

 

声の案件で、メンバー納得の上、ジュニア・ランク(15,000円)で出演してもらった場合でも

プラス消費税を制作会社が付けてくれた場合、出演者本人手取り額12,000円、

消費税がなかった場合でも手取り11,500円を渡せているのは上記の理由からです。

 

やる気と責任感ある方には早い段階からドンドン現場に出演していってほしい。

そう思って毎週活動していますが、SNSなどでは書けないことの方が圧倒的に多く

なかなかアピール出来ない歯痒さがあります(まぁ僕がネットでのアピールが苦手で奥手なのが一番の理由なのですが・汗)。

 

道場メンバーが出演したTV番組、今回はSNS等で書いてOKな案件ということでご紹介します。

こちらのオーディションは書類選考のみで決まりました。

道場メンバー全体に告知した別の出演案件での演技が好評で

スタッフから「ご指名」で声がかかりました。

こういう風になってほしくて手数料的なものは取らずに

レッスンを始めた方は初心者でもやる気と責任感さえ確認出来れば

ドンドン現場に出しているので、私自身にとっても毎回こうした展開は嬉しいです。

このショート・ストーリーの中で彼は主人公を演じています。

 

https://www.youtube.com/watch?v=z6iqTUuNN2c

 

映像演技と舞台演技の具体的違いの例とか言語化とか

3月13日(土)11:00~のレッスンは

・舞台戯曲シーンスタディ小返し仕上げ(次回から通しと振り返り)

・外画アフレコ実習リハーサルと収録

・アニメ アフレコ実習リハーサルと収録で4時間半

カリキュラム展開としては1週押しになります。

 

土曜のこの時間は全員出席しても7名なのですが、

先週6日はその中の4名が2つの芸能案件の現場収録にそれぞれ出演。

今年1月からレッスンを開始した方のみ参加の回になりました。

そこでカリキュラムを変更、先週は

・初見対策、舞台戯曲の場面立ち上げから半立ち

・演技、芸能に関する自由な質問応対とそれに関連したレクチャー、エクササイズの紹介

・外画アフレコ実習リハーサル小返し小返し

を行いました。

 

全てこの日ならではのカリキュラムにすることも考えましたが、

参加メンバーの希望もあり、未経験の方がまだ慣れていない

外画アフレコのリハーサルも

約15分のパートをシングルキャストで80分以上細かく繰り返し練習することで

1月から演技レッスンを始めたばかりの方から

未経験者だけでいつもよりみっちりリハーサル出来て嬉しかった感想をもらえました。

 

映像演技と舞台演技は具体的に何がどう違うのか等、演技についての質問にも

同じ作品が舞台で上演された時と映像化された時の演技が実際どう違っていたのか

いくつかの例を挙げ、演技の違いを実際に演じて見せてその違いの言語化をリクエスト、

考えて言葉にすることで他のケースでも思い描けるレッスンを目指しました。

 

芸能活動についての質問も、ぶっちゃけオフレコの話題も具体的な数字を出しながら解説。

同じ作品に同様のポジションで出演しても活動環境によって何がどう違ってくるかを説明しました。

半分以上欠席の回で、シングルキャストで演技してレクチャーまた演技して の繰り返しでしたが、

結局予定時間を10分以上オーバーして265分のレッスンとなりました。

講師である私としてはどんな質問にも即答、リクエストに具体的な代替案を示せたことが嬉しかったです。

自分自身の勉強になりました。

 

当日プロの現場で出演したメンバーからも嬉しい報告が聞けたし、

遅れがちな初心者のアフレコ演技の対策も立てられたり、明日13日のレッスンが楽しみです。

もしアクシデントがあっても質が下がらないよう対応していきます。

 

短かったと云われたくて

1レッスン4時間30分で毎週行っているレッスン

他所の演技レッスンの2、3回分のボリュームが1レッスンであることを心掛けています。

だったら最初から時間を割って2、3コマに分けてもよいのかもしれませんが

あえて4時間30分1コマとしているのは、進行具合や受講メンバーの希望に合わせて

カリキュラムの組み合わせや時間配分を毎週工夫出来るためです。

 

水曜9:30~14:00のクラスは明日3月10日は

・発声とウォーミングアップ 30分

・アニメ アフレコ実習4回目 リハーサル、収録と振り返り 75分

・外画 アフレコ実習2回目 リハーサルと初収録 70分

・TVドラマ台本のシーンスタディ9回目 これまで小返しで稽古した作品の通しと振り返り 45分

・舞台戯曲のシーンスタディ2回目 新課題の初立ち 50分 

をやっていきます。

 

どのカリキュラムもダブルまたはシングル・キャストで展開。

声優演技実習と顔出し演技実習の2つにあらかじめ仕切らないのは

当日の遅刻や欠席があった時

カリキュラムの順番を入れ替えたり自在に対応して

出席者の「待ち時間」を皆無にするためです。

 

明日はシーンスタディが今までの課題の仕上げと新しい課題の立ち上げがダブる時期なので

上記タイムテーブルになりますが、今までの課題を打ち上げた後は

その分の時間をアフレコ実習に振り当てたり

メンバーの希望に沿って、ナレーション実習など別カリキュラムを入れていきます。

 

メンバーに作品の出演が決まったり、オーディション対策が必要な場合や

ボイスサンプル作成にも専用音声ブースを中心に対応していますが、

それは通常レッスンの時間外の補講レッスンとして申し込み制で曜日、時間応相談で対応しています。

定額月謝制なので補講レッスンなどにも追加料金は派生しません。

月謝のみで通常レッスンも補講レッスンも受け放題です。

 

毎週各通常レッスンそれぞれ違う展開で、希望や状況に合わせて

カリキュラムを組み合わせていくのは慣れるまで本当に骨の折れる作業でしたが、

現在はカリキュラム作成自体が毎週楽しみで、臨機応変に対応しつつも

毎回を遣り甲斐あるレッスンにすることが私自身の喜びになっていて、

おかげで演技講師として自分が成長出来ているのを感じます。

専用稽古場、専用音声ブースがあるから出来る対応で、

惰性を避ける、4時間30分が短かったと云われるレッスン展開をこれからも心掛けていきたいです。

 

ババンバPCR

再発の緊急事態宣言下での活動が続いています。

稽古場のある池袋でも、全面休業中の店舗だけでなく、

これを機に完全閉店を決めた店舗を多く見かけ、

文字通り街の景色が変わってしまった印象です。

 

そんな中で、どの業界でもそうでしょうが、

芸能の世界、俳優・声優の世界でも

感染拡大防止に最善を尽くしながら、案件は廻っています。

 

道場でも毎週複数の芸能案件のオファーがあり、

今月も、約一週間(正確には8日間)で5つの芸能案件の現場で

のべ13名の道場メンバーが演技をしてきました。

選考は書類だけ、リモート、直接のオーディションと様々でしたが

事前にセッティングされたPCR検査を受けてからの出演が

もうルーティング・ワークのようにセットになっています。

 

私自身も今月はレッスン活動を進行させながら

毎週二つずつ(ある週は三つ)現場で演技していて、

やはりPCR検査結果が出演二日前に確定して

(もちろんその後も極力外出は避けてから)

現場で本番を迎えるという毎週です。

 

本番現場に行くのにも公共交通機関には極力乗らず(自転車命ッ♪)

3、4日に一度、24時間営業のスーパーに深夜を選んで買い物に行く以外、

レッスン日、自転車で8分の稽古場に行く他はほとんどずっとウチにいても

PCR検査は毎週受ける度に、結果待ちのあの時間は手持無沙汰感というか

自分ではどうしようもない感じがイヤァなものです。

毎回、陰性の文字にホッとしています。

 

そんな何かと凹みがちな毎週ですが、

道場メンバーの初TV-CMオンエアが目に飛び込んできて

思いがけず癒されて、逆に「あぁ自分、凹んでたんだなぁ。」と気付かされたり。

明日のレッスンも感性拡大防止対策に最善を尽くしながら

時間外の無料補講にも全部全力で向き合っていきたいです。

CMの演技も本番前に稽古場での補講レッスンで撮影対策したのが

ついこの間のことなのに遠くに感じて懐かしいです。

デビューCMで画面独り占めなんて凄いことなんだぞっ♪

まだしばらくはこんな毎日が続くでしょうが、

乗り越えられない壁ではない。凹みながら

でも決して慣れないように、そう確信し続けています。

バス停の灯

ヴォイス&アクターズ道場には10月は全部で15件の

芸能案件の出演案内があり、選考を通ったのべ13名が

現場で演技をしてきました。

 

再撮案件も含めてどの現場も スタッフの方々は万全に最善を尽くして

打ち合わせ、対策、準備、連絡、現場対応、アフター・フォローを

してくださいました。繰り返し深い感謝の気持ちがこみ上げてきます。

私の実感として、どの現場でもキャストが大変な時、いつだって

スタッフはその何十倍も大変で、それはこの仕事を始めた36年前、

いくつかの現場で仕事させてもらいすぐに感じ、その後もいつも

感じ続けてきたことですが、コロナ禍で改めて痛感しています。

 

愚痴を言わず黙々とやるべきことをし続けている人は美しい。

東日本大震災の夜、横須賀の現場から共演者の知り合いの知り合いの

横浜の制作会社を頼ってなんとか夜中にそこまで移動、

避難した時に見た、真夜中の横浜駅。早々に駅はシャッターを閉ざして

冷たい風が吹く中、いつ来るか分からないバスを待って、

どのバス停も疲れ切った人たちが、それでも見事に規則正しい

整列を乱さず直立不動で黙って立ち続けている光景を見た時、

私は感動しました。

「大丈夫だよ。」と云われた気がしました。

生きていれば必ずやり直せると云われた気がしました。

 

亡くなってしまった方々は無残極まりなく、被災地に行く度に

問題の山積みを目の当たりにしますが、それでもあの夜感じた

美しいものを見た感動は強烈で、繰り返し励ましてもらってきました。

一つ一つの演技の現場を無事実現させるためのスタッフの気遣いと苦労に

同じようにチカラをもらっている自分がいます。

「イシノマキにいた時間」

「こたえてちょーだい!」2007年3月まで放送していた番組の

再現ドラマにほぼ毎週出演されていた福島カツシゲさん。

 

東日本大震災のボランティア活動を石巻で続けられた体験から

舞台「イシノマキにいた時間」を創作し、2011年からずっとブラッシュアップしながら

上演を続けています。

 

その間もずっと被災地支援を続けていて、

演技者としてはもちろん、作家・演出家・プロデュース業と多才に活動している中、

被災した各地に行き、支援活動されている姿には本当に頭が下がります。

2011年は丁度、それ以前に書いた脚本が賞を取り、福島さんにとって

脚本家としても大きなチャンスの時期。当時、

「賞金で金は出来たからボランティア活動に専念しちゃお。」と

サラッと書かれた言葉の軽さの後ろにある気概と意志の強さに打たれました。

 

その後も創作活動、芸能活動を精力的に続けながら、ずっと被災地支援を続けています。

 

2011年に下北沢で初演し、その後ずっと上演が続いている「イシノマキにいた時間」。

今回、浅草九劇で無観客での上演をライブ配信、アーカイブも24時間観られる形での公演、

2,000円のチケット代のうち1,500円が災害支援活動費になる上演です。

8月

4日(火)19時

5日(水)14時

5日(水)19時

 

固いお勉強会のような舞台ではなく、笑えて面白くて、スッといつの間にか大事なものを

手渡してもらっている、そんな舞台です。拡散希望します。

 

公演詳細ページ

https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01629q113kve4.html?fbclid=IwAR2aPz9R1zvLzbJMTeCOzr4hFIM1IcCRT7bHZVx-znOkbkVxbivK1dEQSL0

 

福島カツシゲさんのブログ

http://leader2940.blog59.fc2.com/

 

この一週間

4月5日(日)14時過ぎにレッスンを終えて稽古場を閉鎖。

いつも通り徹底的に換気衛生除菌をして緊急事態宣言に備えました。

火曜夜の緊急事態宣言よりも少しでも前にレッスン・メンバーに心の準備をしてほしくて告知発表。

俳優・声優養成所 ヴォイス&アクターズ道場は4月6日(月)から1ヶ月間のレッスン休講に入りました。

 

道場は専用稽古場で、今年稽古場に入場した方全員を把握。全て連絡が取れる状態ですが、

今のところ道場に立ち入った後新型コロナウィルス感染は出ていません。

今後も情報収集に努め、どのような内容でも得た情報は率直に正直に公表していきます。

 

既に徴収していた4月分月謝はそのまま5月分にスライド。

休講期間中も道場メンバーに密に呼びかけて、

Zoomを使ったWebレッスン等の補講対応、TeamViewer等を使っての100種以上の

レッスン・カリキュラムの共有、相談、意見・希望を聞いていきます。

 

経済的負担は大変ですが、誰かが負担しなければならないのでしたら

道場メンバーに負担させるべきでは断じてないと感じました。

こんなことで演技の夢を断たれてしまう人が出ることがあってほしくありません。

今はそのことにのみフォーカスして出来ることをやっていきたいです。

助成金や補償がどうなるか待ったり、もっと上手く立ち回る方法を模索する時間を求めて

先延ばしにするべきではなく、またその余裕もありませんでした。

 

通常レッスンだけでなく単発の声優アフレコ演技ワークショップにもご予約をいただいていましたが、

事情を説明。5月5日までの全日程を開催中止とし、ワークショップ参加費は全額返金しました。

 

自分がこの一週間でやったこと、今後やっていくことを書き出してみました。

正しいことをしていきたい、後から振り返り後悔の無いことをしていきたい

と思いますが自信がありません。

ご意見には真摯に耳を傾け検討をしていこうと思います。

芸能プロダクションのチェック・ポイント 1

俳優・声優を目指す人にとって、どんなプロダクションの所属するかは

大いに迷い悩む選択です。

「所属タレント募集オーディション」と銘打って、本来無料であるはずのオーディションに

参加費を徴収して審査基準が曖昧不透明な企画に志望者が殺到したり、

応募者を全員不合格にして「今回は不合格でしたが、一年分のレッスン費〇〇万円払えば

一年後は所属のチャンスがあるかも!」などという話しは昔からありました。

 

かくいう私自身も、日中合作映画新人出演者募集オーディションで

後から後から審査を受けるのにお金を要求されて払ってしまった過去とか、

もっとひどい過去の思い出も数々。

あれから28年経つけどあの映画、結局製作されなかったなぁ・・・(遠い目)

 

これだけネットで情報収集が出来る世の中になっても、

聞いてた話しと違った、詐欺にあったことに後々になって気付いた話しは後を絶ちません。

 

劇団の場合、どこを目指すかはその劇団の舞台を観てピン!と来るかどうかなので

比較的分かりやすいと思います。

例えば、ミュージカルをやりたくない人が今の劇団四季を目指すと言ったら

「本当に調べてから言ってるの?」と本人の為に助言もしやすいと思います。

比べて、芸能プロダクションというのは本人に合う合わないがパッと見分かりづらい。

 

自分と似ているキャラの声優が活躍しているから、あそこに行きたいと思っても

事務所側は同じ事務所に同じキャラ二人三人を求めていることはまずないし、

事務所の大きさ小ささと、その事務所に入ったら売れる売れないかは全くの別モノ。

作家作品に惚れ込む劇団選びよりも芸能プロダクション選びはずっと難しいです。

 

プロダクション側との面接でも何を訊いたら良いかそもそも分からないという方も多いです。

そんな方に私がお薦めしている確認事項をご紹介します(続きます)。

 

慣れてなんぼ

声優案件でも顔出し案件でも、出演するには必ず選考を通る必要があります。
「〇〇オーディション!」と大々的に宣伝されて行われ、実技審査を何度もやる選考もあれば
書類選考のみ、それも気心の知れたスタッフ間での信用に基づいたやり取りだけで決まる場合もあります。
一度出演したスタッフの仕事で、次は指名でぜひとご連絡いただいた場合でも、
そのディレクターやプロデューサーが推薦してくれても、他のスタッフやクライアントに面通しするために
やはり選考に呼ばれることもしょっちゅうです。
 
誰かと比較されることは俳優・声優に関わらず、我々の仕事には常につきまとう条件です。
受かれば天国、悲しい思いもいっぱいするけれど、それ自体私たちの仕事の一部なのです。
新人でもベテランでも同じ。
慣れてない分新人の方が傷つきやすいのもよく理解出来ます。
 
人前で演技するということは、どんなに傷ついていても(少なくても表面上は)平気な顔して堂々と、
それでいて本番では自分の感性の柔らかいところを思い切ってさらけ出すことです。
言葉にすると何だか矛盾していますが、本当にそうだと思います。
ベテランだって傷つくことに(少しずつ)慣れているだけで、
新人が選考や本番の場で最初ドギマギするのは当たり前、
それが自然です。
 
選考にも現場にも、やる気ある人にはドンドン慣れていってほしい。
ヴォイス&アクターズ道場では、やる気と責任感ある方にはすぐに収録の現場に挑戦してもらいたい、
選考に出していくのをポリシーとしています。
 
先週の一週間では
1月31日(金)
6:45入り1名
 
31日(金)
9:30入り1名
 
2月2日(日)
8:15入り2名
 
2日(日)
16:30入り2名
 
2月3日(月)
12:00入り1名
 
2月4日(火)
8:00入り4名
 
でそれぞれ別の案件、現場入りで収録本番に行ってもらいました。
併行して別の芸能案件選考も進行中。
新人ナレーターを起用したい声優案件が最終選考に進展中です。
 
上記案件の中には1月後半に入所、レッスン開始した方も含まれています。
もちろんやる気と責任感は確認、演技も事前に見させてもらいました。
出演決定後も補講レッスンでアドバイス。
現場に送り出すこちらも責任重大で怖いんです。
 
結果、担当スタッフから出てもらって良かったとご連絡いただいてホッと安心しました。
やる気ある方にはドンドン現場を踏んでいってほしい。
人前で自分の感性を勇気出してさらけ出すことに慣れていってほしい。
先週今週で進行中の芸能案件は現在5件。
出演したい人だけ挙手制で選考に参加中です。
無料で安心してエントリー参加、ガラス張りのクリアなマネージメントで安心して演技してほしいです。
慣れてなんぼ。
ここからもまた現場に出演する人が出ますように。
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