演JOY♪ヴォイス&アクターズ道場 佐藤祐一のブログ
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2018-04-25 20:47:26

雪だるまの作り方

テーマ:ブログ
道場のレッスンは見学歓迎です。しっかり見て判断してほしいです。
全くの演技未経験からレッスンを始めた方の2ヶ月目、4ヶ月目といった状態も
特に良く見せようと盛ることはせず、そのままをお見せします。
「この台本がこの方が生まれて初めて台詞というものを覚えたホンです。」、
「この方はアフレコ実習、これが5回目です。」等そのご当人を前に
本当を説明しても、それだけしか経験の無い人には見えないと
信じてもらえないことも多く、その驚きの表情に出会うのが
見学者をお招きする喜びの一つでもあります。
 
感情表現、熱の篭もった演技・・・そんなこと
自分には出来るわけない絶対無理と見学の方から繰り返し、云われることも多いです。
 
どうやって感情的な台詞の応酬が出来るようになっていくのか。
 
蚊に刺されてイラッとしたことある人なら狂気の殺人鬼役は演じられる。
昔云われたことがあります。
不意に湧き起こった感情の道筋をゆっくりと思い出し、
その取っ掛かりのきっかけのキーワードが今の自分にも作用するように
小さな心のつぶやきを少しずつ大きくしていく作業。
大きくすること自体が目的になってしまって実感が飛んでしまったら
持ち重りのする小ささに戻して、もう一回少しずつ大きくしていく・・・
雪だるまを作る作業に似ています。
雪のようにそこにあるのに実態は掴みにくいものを相手に
まずはそっと掬い上げて手に収まる固まりを形作る。
それを段々と大きくしていくのと同じです。
 
特に新しいアイディアや発明ではありません。
実際にプロとして活動している方々が頻繁に活用している手順です。
ただ、台本の要求に応えられて、かつ自分で自分の心にチョンッ♪と刺激を与えて
感情の吐露に繋げられるその道すがらは各自微妙に違ったり、傾向が大きく異なったりします。
そこはマニュアル通りに進行の大味なレッスンでは対応しきれない・・・
私が少人数レッスンにこだわる最大の理由です。
そして何テイクも繰り返せて何度もアイディアを試して沢山失敗出来る。
それが長時間レッスンしたい最大の理由です。
 
自分で自分にスイッチを入れる方法を持つ。
それは簡単なテクニックではありませんが、
丁寧に段階を踏んでいけば必ずモノに出来ます。
一回の見学でその蓄積全てを見せることは物理的に不可能ですが、
未経験だったメンバーがまだ何回目のレッスンで今こういう状態なのかを
正確に盛らずに見せることでそれを感じてもらえたらと思っています。
 
誰でもはじめは初心者です。
人前で演技するなんて恥ずかしくて当然だし、怖くて当たり前です。

 

 

 

2018-04-18 13:51:03

だから離れられないんだ

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大滝秀治さんが1997年1月の六本木俳優座劇場での公演時書かれた文章に
再び触れる機会がありました。
私はその時の公演を観ていて、その後の再演も観劇しています。
熱演は今も目に焼きついていますが、約二十年が経って、
自分自身の環境も変わり、特に俳優・声優を目指す方の悩みと毎週向き合っている現在、
特に響くものがあります。なぜ自分は演技表現の世界に居続けたいのか。
 
踏み出せない方、放り出された方、充分なチャンスが与えられなかった方、
きっかけがあってもいざとなるともう一人の自分が「駄目だ駄目だ。」と引き戻してしまう方・・・
この春もいろいろな悩みを抱えた方と話す機会があり、
あの日の自分、あの時の私自身の悩みそのものだと感じ入る時間が多かったです。
 
二十年前の私には今ほど響かなかったように、今はピンと来てもらえなくても、
私自身が今改めてこの文章を読んで、膝を打って強く共感しているように、
いつか肝に沁みて励まされる時があったら嬉しいです。
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
大滝秀治
 
役者に向かない声だ、河馬が喋ったらこんな声だ、等と云われても
別に居直りもせず、落ち込みもせず役者をやっていたのは
無神経なわけではなく、役者が好きだったからでしょう。
役者の魅力とは何だろうと別に考えてもなかったのに
木下順二「巨匠」でその台詞に出会いました。
この台詞を熱弁してマクベスの一節を朗誦し、ゲシュタポに銃殺されるのです。
舞台が終わると楽屋でコップ酒を呑み、命は今日でもういいやと満足しながら家に帰りました。
 
「どういう状況の中でも常に生き続けて滅びることのない演劇の魔力。
雑草の中から不意に見事な花を咲かせてくれるあの魔力。
今は報われないどんな俳優でも、その力を一度は身に沁みて感じた瞬間があるから
俳優であり続けるんだ。
そしてその瞬間が自分の生涯に再び訪れることを期待しているんだ。
いや、信じているんだ。だから芝居から離れられないんだ。」
木下順二・作「巨匠」より
1997年1月六本木俳優座劇場

2018-03-20 12:06:18

俳優・声優養成所の春

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俳優・声優養成所の多くは卒業のシーズンです。
大人数の流れ作業的レッスンや具体的な指導が薄く、
講師が感想を述べるだけ、講師によっては演技について質問してきた受講者に
「演技なんて自分で何とかするもんだよ。」と平然と言い放ったようなエピソードも
相変わらず多く聞きます。
 
「演技レッスンってこれっぽっちしか演技させてもらえないんだ。」
「具体的な技術は教えてもらえないんだ。」
「何か違うよ、しか云われないけどどうしたらいいの?」
そんな感想しか持てないレッスンしか受けてこなければ、はっきり言って上手くならなくても当然です。
料理の作り方を具体的に教えない料理教室なんて有り得ません。
きちんと教わる機会のないまま、一つの養成所の一部の人間の評価・裁定だけで
自分は向いてなんだ、俳優・声優にはなれないんだと洗脳のように刷り込まれてあきらめてしまう・・・
それは本当に残念なことだと思います。
 
私自身で言えば、俳優・声優養成所卒業時、所属には残れませんでした。
どうしてもプロになりたくて、一生演技の世界でやっていきたくて
打ち込んだ養成所生活でしたから目の前が真っ暗になりました。
その後針の穴に糸を通すようなチャンスに食らい付いて、所属ではない立場で
探して探してたまに巡ってくるチャンスを数回に一度なんとか取って、
一回一回で少しずつ信用されるようになり、その間何度も自分の演技の下手さに自己嫌悪に陥りながら
とにかく練習して少しずつ改善していき、所属になりました。
 
「シンデレラは君だ!」〇〇オーディションというような
華々しいデビューの仕方ではありません。
寧ろとっても地味。でも実際、長い期間プロとして芸能活動している方のほとんどが
派手なエピソードに包まれたシンデレラ・ストーリーではなく、
こうした地道な精進と活動が実を結んで、「演技職人」として信用を得ていって
仕事を任されて現在に至っています。
 
地味というと夢がないと誤解されそうですが、私は逆だと思います。
一発チャンスのオーディション、それもきちんと訓練を受けないまま臨まされた
養成所ビジネスの枠組みの中の産業としてのオーディションよりも
余程現実的で、やり直しが利く分幅も広がり実質的な業界への入っていき方です。
少なくとも私にはこちらの方が向いていたと、その時々はただ夢中でしたが今ははっきりそう感じます。
 
一つの養成所で残れなかったとしてもそれは一つの養成所の、それも一部の人間の判断に過ぎません。
それも実力だけでの判断ではない場合が多く、そもそも可能性が見える見えないほどの訓練を受けていないケースも多いです。
一握りの人間の心無い言葉や裁定で傷つき投げ遣りになり、
自分の夢を見失ってしまうのは勿体無い。
大手俳優・声優養成所を唯一の業界への道と考えるのであれば(実際はそんなことないのですが)
私は敗者復活戦チャレンジ組です。
私の知る演技職人たちのほとんどがそうです。
敗者復活戦は何度でも挑戦出来ます。
 

 

2018-02-16 11:04:35

本番に送り出して

テーマ:ブログ
今日は道場メンバーの二人が撮影の本番に行っています。
 
一人は消防士役を演じている真っ最中です。
彼が無料体験レッスンに初めて稽古場を訪れた時、
なかなか演技を始めるきっかけを掴めず、いつの間にか時間が経ってしまい、
時間が経つと余計にきっかけが掴めなくなって・・・と話していたことを思い出します。
 
養成所によっては年齢制限を設けているところもあり、
私自身レッスンを受けたくても年齢を理由に断られたこともあります。
・・・・・そんなのナンセンスだと思います。自分を変えたい気持ちに年齢制限設定は不要です。
マニュアル通りの進行だったり、短時間で大人数を流れ作業的に見るレッスンだと
効率を良くする為そうするしかないのかなとも感じますが。
一人ひとりに時間をかけて粘るレッスンをすることで生まれるものは必ずあると感じています。
 
どんな年齢でも、どんなキャラクターでも必ず適役があるのが俳優・声優の強みです。
もちろん実際に出演するには「ある程度演技が上手いこと。」が必須条件にはなります。
どこでスタッフと話しをしても必ずその話しになります。
 
現在、ヴォイス&アクターズ道場では高校生から62歳の方までが毎週演技をたっぷり楽しんでいますが、
特にシニア・クラスとかジュニア・コースなど分けてはいません。
年齢の違う方が台本という「約束事」を頼りに、勢い良く台詞の応酬を繰り返す。
その中から生まれる素敵な瞬間が沢山あるし、それを体感してほしいからです。
化学反応が生まれます。
 
人間、同性の同年代の人の感情表現の嘘には敏感です。
若い女の子は若い女の子の嘘泣きや作り笑いには厳しいです。
それは動物的本能の一つで、生きていく為に無意識に選択していることです。
演技レッスンで言えば、同年代どうしの演技合戦は何が起きているか比較的理解しやすい。
違う環境の方と組むことで演技の多様性、感情表現の段階の違いなどに目が行きやすくなります。
 
現役でプロとして活躍している表現者と全くの初心者も同じレッスンに参加しています。
それが初心者にとってプラスになることは勿論ですが、当初懸念していた
「それだとプロの俳優・声優の方がレッスン時間を持て余すのでは?遣り甲斐を感じないのでは?」は杞憂でした。
プロ同士の組合わせで練った演技場面に初心者が入るとどうして演技印象が変わるのか。
その中で台本上何が起こっているかを提示するにはどう対処したら良いのか。
生まれた効果を、相手役を経験者に戻しても活用出来るか。それが段取り臭くならないか等々・・・
化学変化を楽しむ実験のようなレッスン展開は、4時間半集中して演じてもらってもいつも時間切れになる感覚で、
汲んでも汲んでも尽きない泉を覗き込んでいるようです。
 
年齢や経験不足(誰でも最初は初心者なのに!)の刷り込みをいつの間にかマイ・ルールにしてしまって、
自分が芸能案件の本番に出演することなど、他の惑星に飛んで行くかのような「途方もないこと」だと思っていた道場メンバーが
今日も実際に撮影現場で演技のオーダーに応えている。
嬉しいです。
私自身、今日は15:30入りでロケです。
今日の現場で感じ吸収したことを、明日からのレッスンやワークショップに反映させていきたいです。
 
 
ヴォイス&アクターズ道場「無料体験レッスンについて」

 

 
 

 

2018-02-14 19:53:16

3×5無限大

テーマ:演技レッスン
演技レッスンで起こることは全てのケースがレアケース。
同じ台詞で同じように噛んだとしても理由や気を付け方はそれぞれ違います。
それをいつも忘れないよう肝に銘じています。
 
「滑舌悪いよ。」しか言わないレッスンなんて感想を言うだけのレッスン費泥棒。
じゃあそれを改善する為に何をどうしたら良いのか、
代替案としての具体案を「言葉のお土産」として持ち帰ってもらう時間を毎回心がけています。
 
それぞれにとっての課題と対策は違っても、毎週のレッスンで伝えていることの根っこはシンプルです。
演技表現は何で出来ているのか。
何を目安にウチで自主練すれば良いのか。
 
ヴォイス&アクターズ道場の場合、週30時間のレッスンを自由選択で選び放題ですが、
それだって、日常生活の1週間の中では稽古場にいない時間の方が長いです。
その間をどうやって過ごすか。私自身が移動の電車内などちょっとした時間でやっている方法も沢山伝えています。
間違って自主練してしまうと、ドンドンそっちのクセが強くなってしまう。
セルフ・チェックの仕方を知っていれば、それを避けやすくなります。
 
見学にいらした方にも惜しみなくドンドン伝えています。
方法論そのものは至ってシンプルだけど、それを自分の習慣にし引き出しにするには
一定期間の練習は当然必要になるからです。
バレエの体験レッスンで「足1番」しかやらせない教室などないでしょう。
1番から5番まで、初心者の体験でも教えるはずです。
そして足1番から足5番までは、何十年バレエを踊り続けている方でも毎回必ずやるのを習慣にしているはずです。
 
意識の3つの変化と声の5つの変化の要素。
これらの組み合わせで感情表現は出来ていて、演技者だけでなく、
コミュニケーション能力をアップさせたい方はこれの練習をするとプラスになる、
それが私の考え方です。
練習してみると実感しますが、実は普段無意識で誰もがやっていることです。
それでいいんです。
演技って
「普段無意識でやっていることを意図的に台本の指定に沿って自然に提示すること。」
なのですから。
 
3×5の組み合わせで私たちの「思わず」や「分かってほしい」は出来ていて、
組み合わせから出て来るものは深く、無限大です。
3と5を意識することから、「こんな自分を人前で出せるようになりたい」が実現していきます。
 
 
ヴォイス&アクターズ道場「無料体験レッスンについて」
2018-01-29 23:40:22

プロのなり方

テーマ:ブログ
昨日のレッスン時、昨年からプロダクション所属で活動を始めた道場メンバーから
撮影した番組のオンエア情報を聞き、改めて嬉しかったです。
 
ヴォイス&アクターズ道場からはプロダクション所属のプロとして活動していく道がいくつかあり、
その主なやり方として、レッスンを受けている道場メンバーが
キャスティング提携しているプロダクションからほぼ毎週提示される芸能案件、
撮影や舞台の仕事に実際に出演。
その演技ぶりをプロダクション側に見てもらい、
また道場メンバー側にもそのプロダクションの雰囲気や内情を知ってもらい、
何件か仕事をしてもらった上で、改めて道場メンバーとプロダクション側が面談。
道場メンバーの希望と合致すれば所属となり活動していっています。
 
じっくり時間をかけた「お見合い」と言うと実情が伝わりやすいと思います。
「新人タレント〇〇オーディション」とか「〇〇シンデレラ・デビュー」などの
派手なイベントやお祭り企画に比べると、見た目大変地味だし、
各個人の希望やペースに合わせて進行していくのでパッと出ではなく時間もかかるけれど、
逆に言えば一発勝負ではなくジワジワ作戦。
現場で失敗したとしても必ず次のチャンスを用意出来るし、
オーディションや本番どうしたら良いか分からない人には
納得いくまで補講レッスン等でサポート出来るこのシステム、
私は気に入っています。
 
一見派手に見える芸能の世界は、実は地道に腕を磨く職人たちが働く技術職の世界で、
派手な企画オーディションで優勝、華々しくタレント活動をスタートさせる人は実は極々々々一部。
実際には上記のように「お試し」の中から徐々に演技を仕事とする手応えを掴み、
知られ、認められてプロとして認知されていくケースが一番多いです。
 
でもオーディション会場、ましてや本番の現場に入って、
その時点での実力を存分に発揮出来る人はまれでしょう。
チャンスだけ与えて、後は勝手に這い上がれる者だけを淘汰していく大手事務所もありますが、
チャンス対応策として希望者には好きなだけ通常レッスンだけでなく補講レッスンでもサポート出来たら・・・。
少人数制で専用稽古場と専用音声ブースがあればこそ出来ることを
地道に、熱くしっかりやっていきたいです。
 
 
ヴォイス&アクターズ道場
2017-12-08 11:10:41

あらすじの思い出

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水曜は千葉・東金でロケ(紅葉が綺麗でした)、
昨日木曜は池袋の稽古場で20時まで演技レッスン。
ほぼ一日おきに、自分自身が演技する本番と演技レッスン・演技コーチするのが
互い違いに続いていて、いつの間にもう12月かという気持ちもあって、
ふとした瞬間にしみじみしたりしています。
 
行き当たりばったりで、とにかく演技しているのが嬉しくて楽しくて
目の前に来た演技の仕事の機会に飛びついては一生懸命やるだけ。
先の計画を具体的に立てるどころか目標を掲げることもなく今まで来ちゃいました。
だから、社会的立場が若い頃と何か変わったわけでもなく、
ただただ「演技が好きで、一生演技に関わっていたい。」
自分の中で一度もブレなかったのはこの一点のみで、他は成り行き。
今まで来てしまいました。
 
今は自分自身が演じるだけでなく、演技コーチ・講師としても活動していますが、
それだって元は友人や先輩のヘルプで声がかかった「僕でいいんですか?」状態でした。
 
学生時代、演技が飛び抜けて下手なことが辛くて(自分でもはっきり分かるくらい・汗)
少しでも自分自身が演技が上手くなりたい一心で勉強してきたスキルや知識を
欲しがる方が他にもいるのを知った時ビックリしました。
自分自身の為だけにしてきた勉強や経験を今知りたい方に伝える場があること、
大変嬉しく遣り甲斐ありますが
全ては行き当たりバッタリだったこと、
毎週の無我夢中の結果として今があるのだけど、自分の無計画さ
ただ演技だけをひたすらやってきただけの選択肢の無さに、今更ながら自分ながら驚きます
(驚くのが遅い、もっと早く気付けよって云われそうですが)。
 
あっちの壁こっちの壁ぶつかりまくってデコボコに何とか歩いてきたはずなのに、
振り返ったら当時感じたほどにはデコボコ、ジグザグな道には感じないのは自分が年取ったからなのかな?と
自分の感覚にも未だ自信が持てません。これからも迷いながら、でも
「演技が好きで、一生演技に関わっていたい。」一点だけを頼りに生きていくんだろうなと感じます。
 
プロになりたい、でもコネもツテもなくてどうしたらいいのかまるで分からないところから始めた私は
作品の「あらすじ」に登場する役が出来たらなぁと憧れていた期間が長かったです。
エキストラで自分にしか分からない小さな後姿を完成画面に発見して感激した日、
初めて一言台詞をもらってそのありとあらゆる言い方を練習して本番に臨み編集でシーン丸ごとカットされてた日、
どんな日にもその憧れを頼りに翌朝を迎えたことが何度もありました。
 
12月10日(日)午前10時からのドラマ
日曜ワイド「内閣情報調査室 特命調査官・ハト」
 
のあらすじに載ってたよと友人から連絡をもらい、いろいろ思い出しました。
初めてあらすじに名前が載った日感じた嬉しさを今でも忘れないし、忘れたくないです。
昔、私の名前が役名と共に初めてクレジットされた画面を見て電話をくれた恩人がいました。
喜んでくれた声がありありと甦って聞こえる気がしました。
その方は亡くなってしまったけれど、今でも声をはっきり思い出せることが嬉しいです
(年取って辛いのは自分自身の老い以上に、自分を気にかけてくれた方々と会えなくなることなんですね)。
 
慣れることなく、ましてや舐めることなく
これからも演技に纏わるあらゆることに一喜一憂していきたいです。
演技レッスンをしていると、こちらのレッスンへのエネルギーが空回りしてる?と
肩透かしに感じることもあるのですが、私自身、若い頃の自分は今振り返ると「どうしてもっと努力しなかったんだろう?」ばかりなので人のことは言えない。
全てがレアケースの各人の悩みに新鮮に向き合うことで、私自身まだ変わりたい。自分の伸びしろを感じたいです。
自分のスキルと知識を欲しがってくれる人がいることを嬉しく思います。


2017-12-05 15:20:08

がっつりと夢を試す

テーマ:ブログ
練習をしていないことは人前で上手く出来ないのが当然。
習い事をすることで自分を成長、前進させたい方なら
一度は身を持って感じたことのある感覚だと思います。
 
実際、やる気ある方はやるほどに向上していきます。
人には伸び時というものがあって、習い事で言えばスタートダッシュで一番それを感じられます。
それに比べれば、ある程度出来てきたり分かってきた頃、自分では停滞期というか
進歩のスピードが弱まっているのでは・・と不安になる時期は必ずあるものです。
今まで知らなかったことを知り、出来なかったことが出来てきたからこそ、
自分へ抱く不安が鮮明になっていく過程です。
 
でも、演技レッスンに関しては、今までいろいろレッスンを受けたけれど、
自分に不満を抱けるところまで、レッスンで演技をさせてもらっていない、
そもそも、練習と呼べるほど回数をやらせてもらっていない、
1回のレッスンで5~10分しか演技してきていないという方が非常に多いです。
 
存分に演技に挑戦した上で、もっとやりたいという自分の内面の声を聞いたり、
そもそも自分に適正があるかどうか手応えの有る無しを感じるほど
演技経験を持つ機会がないまま時間だけ過ぎていってしまう方の多さを勿体無く思います。
 
声優アフレコ演技ワークショップ、ご参加の方からいただいたご感想を紹介します。
 
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先週は本当にお世話になりました。時間外までお世話になって大変嬉しかったです。
現状自分にはマイク前での芝居の表現技術が足りていないと思っていた自分にとって細かく見ていただき、他の方と並べて聞くことで今の自分に何が足りないのかを再確認することができた1日でした。
もっと時間をかけてマイク前の表現術を習得し、100パーセントの感情をマイクに乗せることができるようになりたいです。
現在自分は他の団体に身を置いているので、こうしたワークショップ形式でしか参加できないので、頻繁にあれば参加出来る機会が増えて個人的に嬉しいです。
 
個人ではやはり限界があると思うので、また開催する機会を見かけたら是非参加させていただきたいです。
本当にありがとうございました。
(Aさん・男性)
 
 
先日はお世話になりました。
 
1日がとても濃い1日となり、今後の糧となりました。
なかなかマイク前の練習ができる環境がないので、本当に勉強になりました。
長い時間ご指導いただきありがとうございました。
またありましたら是非参加させていただきたく思います。
 
宜しくお願い致します。
(Nさん・女性)
 
 
 
お疲れ様です。
先日外画、アニメ両方受講させていただきましたHです!

学びに満ちた時間と熱心なご指導本当にありがとうございました。
そもそもマイク前演技の経験が少なすぎるのがコンプレックスなので、がっつり演じさせていただけて、本当にありがたかったです。
今まで無頓着だった部分にも意識を張り巡らしながら芝居できるようになりたいと思えるものすごく有意義な時間でした。

本当にありがとうございました!
またお世話になりたいです。
よろしくお願い致します!!

(Hさん・男性)
 
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「こんなに何回も大きな役を演じたことはないです。」、
「もう3時間経っているとは思いませんでした。」
専用音声ブースからこんな声が聞こえてくると心底嬉しいです。
経験しなきゃ分からないことは世の中に沢山ありますが、演技本番の緊張感と楽しさも確実にそうだと思います。
 
気軽に安心して。そして真剣に。
やる気ある方にたっぷり自分を試してもらいたいです。
 
 
12月の声優アフレコ演技ワークショップ
 
12月
10日(日)
15:30~19:00 外画の部
 
13日(水)
13:30~17:00 アニメの部
18:30~22:00 外画の部
 
17日(日)
15:30~19:00 アニメの部
 
19日(火)
13:30~17:00 外画の部
18:30~22:00 アニメの部
 
24日(日)
15:00~18:30 外画の部
 
 
ヴォイス&アクターズ道場
 
 

 

2017-11-22 11:32:20

12月の声優アフレコ演技ワークショップ日程追加します

テーマ:ブログ
自分自身が一度もブースでの実体験が無い状態で、
声の初仕事を迎えてしまい暗中模索。
プレッシャーで押しつぶされそうになる経験をしました。
今思い出しても冷や汗が出ます。
 
本当のTV局等にある何億もする音声ブースではありませんが、
現場と全く同じ手順で台本初見からリハーサル立ち上げ、
演技の練りこみ、仮収録から本収録を繰り返し、
疑似体験として本番同様の流れを経験出来ます。
 
ただ経験するのではなく、
その都度、
初見読みのコツ、
滑舌向上のポイント、
セルフチェックのやり方等技術的なことを伝えながら、
感情開放について考察。
論理よりも実演重視で、沢山の台詞を繰り返し演じる中で
演技の変化を体感していきます。
 
年齢や経験の有無を気にせず、気軽に参加出来る。
でも内容濃くガッツリと演技が出来る。
はっきりと「これを教わった」と言える具体的なお土産のある演技レッスン。
どんな少人数、例え相手がお一人でも、豊かなレッスンが出来る自信が付いてきました。
「あの頃、自分がこんなレッスン受けられたら良かったのに。」が基準です。
 
12月の声優アフレコ演技ワークショップ
師走の忙しさで誰も申し込みがないかもしれませんが(笑)、
日程を増やしました。少人数で何テイクも演技していきたいです。
 
 
12月
3日(日)15:30~19:00 アニメの部
 
10日(日)15:30~19:00 外画の部
 
13日(水)13:30~17:00 アニメの部
13日(水)18:30~22:00 外画の部
 
17日(日)15:30~19:00 アニメの部
 
19日(火)13:30~17:00 外画の部
19日(火)18:30~22:00 アニメの部
 
24日(日)15:30~19:00 外画の部
 
参加費
各回 4,000円
 
場所
池袋駅徒歩4分の専用稽古場の音声ブース
 
お問い合わせはお気軽にどうぞ
090-9105-8530
03-3984-3563
 
ヴォイス&アクターズ道場
 
 
親切にしてくださった先輩方、
厳しく仕込んでくださったスタッフの方々のこと忘れません。
初めてギャラ(出演料)をもらってから三十一年。
いつの間にそんなに経ったのだろうと思います。
未だに感謝の気持ちでいっぱいです。
2017-11-10 14:32:28

その日から出来ることたちを

テーマ:ブログ
毎週継続するレッスンでやっているように、
毎回具体的な技術を伝えて、それを試しては練り試しては練りすることは出来ませんが、
単発ワークショップでもその日からすぐに試せる演技改善法を提示していきます。
 
滑舌を矯正するポイント、
自分でも分かりやすいチェック法、
自主練で陥りやすい落とし穴とそれを避けやすい練習の仕方、
稽古場にいられない時間、一日の中の限られる時間をどう使うか、
毎朝の簡単なルーティンが私自身に与えた影響について話しつつ、
こんなやり方もこんなアプローチもあるよと伝えていく・・・
ワークショップ前後の質問タイムは今の自分を形成している要素を
私自身確認出来る時間でもあります。
 
ワークショップでいただいたご感想、原文のままご紹介します。
気を遣って良く書いてくださったのかなと少し不安にもなりますが、
ご感想いただいて嬉しかったです。
 
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金曜日は、密度の濃いワークショップでした。
若い方が上手い方が何人かいて、とても刺激になり、
また外画のアフレコってこんな感じなのかなと思いました。

私がわりといつも劇団のレッスンで言われていること、
声が弱いこと、出だしの音の高さなど、所が変わってもやはり同じで、
自己の改善すべきこととわかります。

専用のブースでのアフレコは参考になります。
台本に秒を取るのは保険とおっしゃるのもなるほどと思いました。

近年よく言われる「解放」についても教えていただきたかったです。
感情表現がちょっと苦手なので、感情解放、感情表現など知りたいです。
自分ではまだ棒読みな気がしますが、感情表現が苦手なせいかなと。

経験者、初心者ともにできることもワークショップの良さかなと思いました。
まだ力が足りないため、上手い人の演技が、プレッシャーになりますが参考にもなります。

参加した人たちが、受け身でなく、何か考えなり思いなりを少し言えるとよいかなとも考えました。
ただそうすると時間が足りなくなりますかね。もっとも私も意見を言うのは、それほど得意ではないですが。
いろいろ面白かったワークショップでした。よろしくお願いいたします。(Wさん・女性)
 
 
 
 
演技経験が部活なども含め完全に皆無だったので不安も大きかったのですが
佐藤さんの大丈夫ですと言う言葉と実際にやりたい事の世界にいる方に
詳しくお話を聞きたいという思いからの参加でした。
 
実際に参加してみては芸能界の裏話やどういった形で
仕事をしていく事になるのかを体験し、とても貴重な経験をさせて頂きました。
質問コーナーではインターネットの情報との差異や
知らなかった新たな情報についても得ることができ、
芸能界がどういった所か知りたい方やこれからこの世界へ入ろうとしている方など
私と同じような初心者の方でも是非参加するべきだと思います。
迷っているという方も無理に勧誘されることも無いので
無理だと諦めてしまう前に気軽に参加することができると思います。
演技の楽しさ奥深さを垣間見ることの出来る素晴らしいワークショップだと感じました。
 
拙い文章力で申し訳ありません。道場HPに使える箇所がありましたらお使いください。
改めてワークショップではお世話になりました!(Oさん・男性)
 
 
 
 
先日はお世話になりました。
1日がとても濃い1日となり、今後の糧となりました。
なかなかマイク前の練習ができる環境がないので、本当に勉強になりました。
長い時間ご指導いただきありがとうございました。
またありましたら是非参加させていただきたく思います。(Nさん・女性)

 

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