畑と家族とお天道様と要相談。~北海道十勝清水で農業を営む3代目農家のブログ~

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農業ネタを中心に、日々感じたことを綴ったブログです。


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秋が終わり、気が付けば冬到来。

 

振り替えれば、今年は何だか目を回していました。

多分、仕事が後手に回っていたのだろうなぁ。

 

冬は冬で、出歩く用事に忙しいけど、ようやく落ち着きを取り戻し始めました(^^;

 

 

はてさて、最近流行りのスマート農業。

主に、自動操舵、ロボットトラクター、AI、ドローンなどが要素技術として取り上げられている。

 

畑作の場合、どう現場に落とし込むことができるだろうか、

ちょっと頭を捻っている今日この頃。

 

作業体系に技術を組み込むこと自体は簡単なのだけど、

で、その先にどんな光景を描いているの?というところが極めて重要じゃないかと。

 

畑作農業をやっていて、最近、強く意識していることは、

ムリ、ムラ、ムダの排除。

 

無理のある作業をしない、

ムラのある作業をしない。

無駄な作業をしない。

 

これはこれで、よくよく考えると、仕事の精度の問題。

ドローン農薬散布や、リモセン、可変施肥の類の技術は、この辺の課題へのアプローチ。

 

 

もっと根本的な、経営上の大きな課題があるとしたら、60haの壁か。

 

以前、どこかで

実は40~50haで畑作4品をバランスよくつくるのが利益率が高くて、
60~70ha前後で作業効率を高めるための機械投資が必要になり、利益率が下がる。
そして、80haを超えてくると機械投資と利益のバランスが取れてくる、
らしい資料を見かけたことがある。
 

確かに、高齢化や大規模化が進むにつれて、

小麦、大豆の割合が高い経営はちょいちょい見かける。

 

60haあったら小麦40ha、大豆20haの小麦→小麦→大豆の3年輪作で回すのが、

一番楽で機械の稼働効率も良いのは確かなんだよな~。

けど、10年20年経つと、畑に無理がかかって、抵抗性品種しか作れなくなるから、
自分は、そうしたいとは思わないけど。
 
 

いかんせん、全体的には規模拡大を進めることで、

作付面積に占めるビートや馬鈴薯の割合が減る傾向にあるのは確か。

 

規模拡大を図りつつも、イモ、ビートの作付割合を維持していくためには、どうするか?

 

 

私自身、これから規模拡大を図っていく上で、そこが大きな課題。

 

一つの解決の方向性、目標としては、

60haの壁を破り、40~50haの時とほぼ同じ作業機械、人員、作業時間で、
70haを無理なく回せる作業体系にする。
 
ブラック企業化して時間でカバーするのも手だけど、それは人間に無理がかかるので、
あくまでも同じ作業時間で、70haをやれるようになるのが、ポイント。
 

しかも、畑作4品、4年輪作ないし、小麦を連作する5年輪作を綺麗に回しながら。

 

それができたら、70haまで拡大しないにしても、時間、人員に大幅な余力が生まれるので、

新規作物や、6次化などを手掛ける余裕も出てくるだろう。

農繁期であるはずの時期に旅行に出かけられるようにだってなるかもしれない。

 

そこに踏み込めたら、かなり面白い。それこそ、「スマート」な農業だろう。

 

さ、もうひと捻り、頭を捻ってみよう。

 

 

 

おわり

 

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